幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
52vs42の10点差に迫られたタイミングにて、全ニホン側は優と戦記を投入。優の{短き100%領域(ショートハンドレッドリジョン)}と{槍の投擲(スピアースローイング)}の合わせ技によって、イタリアチームの戦術を攻略。メイヤは試合の流れがどちらにあるのかが決まったと言わんばかりの様子を見せたのだった………


第566話 勝てる訳が無い

続くイタリアチームの反撃。ポスティーノがドリブルで上がるが、そこに戦記が立ちはだかると………

 

戦記「貴様の動きは既に見切った」

 

そう言って無駄の無い動きでポスティーノの持つボールに向けて手を伸ばして弾いた。

 

ポスティーノ「(な、何っ!?)」

 

ポスティーノは何が起きたのか分からない様子を見せていた。そして、零れ球は優が拾う中、彼の前にパトロンが立ちはだかる。

 

パトロン「止めてやる! お前だけは絶対に………!!」

 

パトロンは優に対して異常な執着心を燃やしていた。

 

優「………やってみろよ。今のアンタに止められるならな」

 

優はそう言うと目の輝きを再び強め、そのままツーハンドダンクへと向かう。

 

パトロン「(ファールしてでも止めてやる!!)」

 

パトロンはファールも込で止める事を考えていた。そして跳躍の際に優にぶつかるが、優にはビクともせず、逆に吹き飛ばされた。そして審判の笛がなる中で優はそのままツーハンドダンクを沈めると共に、ゴールリングを破壊した。

 

審判「プッシング、白4番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

審判のコールはパトロンのファールを宣告するものであり、優はフリースロー込みの3点プレイを完成させた。

 

光一「来たああ!! 優の必殺ダンク、{究極のダンク(アルティメットダンク)}炸裂だあぁぁ!!」

 

全ニホンチームは優がゴールを決めた事に喜ぶ様子を見せる。その直後に審判が笛を鳴らす事で試合が一時中断。デビルカップのスタッフ達がコートに現れ、ゴールの交換作業を始めた。そして、試合を見ていたスペインチームの選手達は………

 

ソンブラ「ゴールを破壊するダンクとは………なんという破壊力を持っているんだ、あの4番は………!」

 

ゴールを破壊した優の強さに圧倒されていた。

 

カノン「それに、ユウさんがまた{短き100%領域}を見せたのはイタリアチームにとって困る事態になったね。こうなればイタリアチームはユウさんに向けた{短き100%領域}への疑念が再来する………今のイタリアチームには勝てる訳が無い………」

 

カノンは優が再び{短き100%領域}を発生させた事でイタリアチームを困らせる事に成功した事を呟く。実際、パトロン達はまたしても{短き100%領域}への警戒心から動揺する様子を見せていた。そして、それはアメリカチームのメイヤ達の目から見ても明らかであり………

 

メイヤ「………この試合、決まったも同然ね」

 

試合の流れは決定的になった事を告げるのだった………

 

 

 

優が再び{短き100%領域}を見せた事で再び優位に立つ全ニホンチーム。果たして、このまま勝利まで逃げられるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
優の存在はイタリアチームを再び苦しめる事になり、試合時間残り1分を切った段階にて、試合は完全に決する様子を見せる。パトロンは最後のあがきを見せるが、優に通用する事は無かったのだった………
次回「届かないよ」
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