幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
クラウトが1人圧倒する展開は、ドイツチームのワンサイドゲームを展開していた。しかし、メイヤは優ならクラウトと真正面から考えられる事を語るのだった………


第573話 心が折れたんだ

その後、試合は第2Q終了後にまで時間は経つが、試合はあまりにも一方的だった。スコアは77vs0であり、{100%領域(ハンドレッドリジョン)}状態のクラウト1人が圧倒する展開となった。オーストラリアチームの選手達が重い空気を見せながらベンチに戻る様子を見た優は………

 

優「ダメだこりゃ………オーストラリアチームは戦意を喪失している………心が折れたんだ」

 

オーストラリアチームの選手達が戦意喪失し、心を折られてしまった事を悟る様子を見せていた。

 

春香「それに、ドイツ側はチームプレイ戦術もあると考えると………このままだと恐ろしいチームと対面する事になりますね………」

 

春香は、ドイツがまだ他の戦術を見せていない事を挙げ、それに困惑するようにそう呟いた。

 

優「………それでもやらないと決勝には行けないし………だけど、僕の体力じゃ{100%領域}はずっと出せないから………体力勝負なんて戦い方は無理だ………弱ったな………」

 

優はドイツの圧倒的な実力を前に、彼らしからぬ弱さを見せていた。

 

メイヤ「諦めるなんて優らしくないわね。貴方は私達との試合でも勝てないと分かっていながら戦ったじゃない………!」

 

しかし、メイヤは弱気になる優を諭す様子を見せた。

 

優「………まあ、気持ちで落ち込むのはダメだよな。気持ちで負けたら本来の実力も発揮出来なくなるし………」

 

メイヤから諭された優はそう言って、気持ちまで負けてはいけない事を口にする様子を見せる。それを聞いた春香は………

 

春香「そうですね、私達が格上と戦う事になった事なんて過去に幾度となくありましたもの………今更心が折れるなんて、私達らしくないです………!」

 

過去に何度も格上と戦う事となる困難にぶつかってきた事を思い出し、心が折れるなんてらしくない事を語るのだった。

 

優「………だな」

 

優はそう言って自らを鼓舞するように、右拳て自身の胸を小さく叩くのだった………

 

 

 

結局、試合は121vs18の100点以上の差で決着した。クラウトは第3Qに入ると同時に交代でベンチへと下がり、ドイツチームは残りのメンバーで戦う事となったが、そもそもの実力差が大きく、試合はドイツが制し、全ニホンチームと対峙する事が決まったのだった。

 

優「結局試合はドイツが大量得点で勝ったか………これを見たチームの皆がどう思うかはまだ分からないけど、流石、世界トップクラスの強さを見せつけられた気分だよ………」

 

これに対して優は、世界トップクラスの実力を見せつけられたと呟き、これが全ニホンチームのメンバーに影響しないか心配する様子を見せていたのだった………

 

 

 

全ニホンチームの準決勝の相手はドイツチームに決定するが、優はドイツチームの圧倒的な実力を前にし、不安な様子を見せていた。果たして、全ニホンチームに勝つ術はあるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
その後、メイヤ達アメリカチーム、カノン達スペインチームは順調に勝ち上がっていき、準決勝の対戦カードが確定する。しかし、全ニホンチームはドイツチームの圧倒的実力を目の当たりにし、怖気付く者が現れ始めたのだった………
次回「怖気付いたのか」
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