幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
クラウトやドイツチームの圧倒的な実力により、試合はドイツチームが大差で勝利した。あまりの強さに動揺する優達だが、メイヤの鼓舞により、なんとか立ち直る様子を見せたのだった………


第574話 怖気付いたのか

その後、スペインvsブラジルの試合が執り行われたが、試合はカノン、グリィ、ソンブラの3人がブラジルチームの選手を圧倒し、112vs64と余裕を保って勝利した………

 

 

 

続くアメリカvsポーランドの試合についても、メイヤ、フリエ、シュガーの3人が圧倒的な実力を見せつけ、ワンサイドゲームを展開。結果として試合は122vs42で圧勝して勝利。これにより、準決勝のもう一方の対戦カードは、スペインvsアメリカという、どちらも全ニホンをライバル視するチームが戦う事となったのだった………

 

 

 

試合が終わった後、優と春香は廊下を歩いており、戦記達と合流しようとしていた。

 

春香「今日はどのチームもレベルが高かったですね………」

 

春香は今回目にした3つの試合のいずれも、レベルが高かった事を語る。優もそれは理解しており、しばらくは携帯をいじりながら沈黙を貫いていたが………

 

優「………だとしても優勝する為には、あの中の2チームに勝たないといけない訳だしな………やるしかない」

 

優は携帯をポケットの中へしまうと、強敵と理解した上で戦う覚悟を決める様子を見せていた。

 

春香「………そうですね。明日の試合に勝つ為にも、今日は残った時間を全て練習に回すしかないですね………!」

 

春香は自らを鼓舞するように、残る時間を練習に回す事を提案する。優は春香の言葉に同調するように頷く様子を見せていると、優達の視界に他の全ニホンチームの選手がやってきた。

 

優「………あっ、皆! お待たせ………えっ?」

 

優はチームメイトと合流した為、彼等に声をかけるが、直後に固まる様子を見せる。何故なら、全ニホンチーム選手の大半がテンションを低くしており、怖気付く様子を見せていた。

 

戦記「………優、お前達は落ち込んでいないようだな」

 

戦記は呆れた様子を見せつつも、優達は動揺せずにいた事を内心安堵するようにそう呟いた。

 

春香「あ、あの………これは………?」

 

春香は無意識に状況を察していたが、恐る恐る戦記へ状況を問いかける。

 

戦記「………チームメンバーの約半分が動揺のあまりこうなった」

 

戦記は呆れの混じった様子でそう呟いた。

 

優「つまり怖気付いたのか………準決勝を前にこれは最悪の事態だなぁ………」

 

優はチームメンバーの半分程が怖気付いた事に呆れる様子を見せていたのだった………

 

 

 

準決勝に登ってきたチーム達の圧倒的な力に動揺する者が続出する全ニホンチーム。果たして、この状況で準決勝のドイツチームを相手に勝利を掴む事は出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
怖気付いたチームメンバーは練習には参加せず、結果として残ったメンバーは半分にも満たない事態となってしまった。しかし、優は残っているメンバーに対して期待を向け………?
次回「残ってくれるだけで嬉しいよ」
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