幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

582 / 650
前回までのあらすじ
5点差に詰め寄る全ニホンチームだが、優をライバルと認めたクラウトが本気を出し、優を圧倒する力を見せる。しかし、優はクラウト攻略に熱を入れる様子を見せたのだった………


第582話 本気の反撃だ

全ニホン側の攻撃。戦記がボールを受けるが、戦記は優にボールを回した。

 

優「りょ、良太さん!?」

 

優は戦記がボールを回してきた事に驚く様子を見せる。

 

戦記「今回の攻撃、お前の好きなようにやれ。俺がフォローに回る」

 

戦記はこの場面を優の自由にさせる事を語る。それを聞いた優は驚いていたが、ボールを地面にバウンドさせ、ドリブルで前線へと走り出した。

 

クラウト「俺が相手だ………!!」

 

クラウトはすぐに優の前へと立ちはだかる。優はボールを強くバウンドさせ、天高く打ち上げる。

 

琴乃「(今度は{ハイバウンドリブル}………!)」

 

琴乃は優が必殺のドリブルを発動したのを目にする。しかし、クラウトはその場で跳躍すると、高く打ち上がっていたボールをキャッチしてしまった。

 

理子「そんな………!? (キャプテンのドリブル技を持ってしてもダメなの………!?)」

 

優の必殺ドリブルすら防がれ、動揺を隠せない理子。

 

優「………そう来ると思っていた」

 

しかし、優はそれを読んでいた。すると優の青い目が突如として輝き出し、ボールを取って落下していたクラウトから目にも止まらぬ速さでスティールした。

 

クラウト「………! (それは………!)」

 

クラウトは優の目を見ると、驚く様子を見せていた。そんなクラウトを置いてけぼりにする程の圧倒的なスピードを見せ付けた後、優の目の光は元に戻り………

 

優「良太さん!」

 

優は戦記にボールを戻した。

 

クラウト「(奴の目の色が元に戻った………まさか一瞬だけ{100%領域(ハンドレッドリジョン)}を発動させたのか………!?)」

 

クラウトは目の前の光景に驚いていた。

 

戦記「よし、決めるぞ!」

 

戦記はそう言うと、シュート体勢に入る。

 

ダッシェ「打たせるか!!」

 

戦記のシュートを止めようとする為にダッシェが立ちはだかるが、戦記はシュート体勢こそ作っていたが、シュートを打つ気はなく、ボールをゴールの上に向けて打ち上げるだけだった。

 

優「はああっ!!」

 

そこに優が走り込んでおり、空中でボールを受け取った。

 

理子「アリウープ………!!」

 

優の狙いは言うまでもなくアリウープだった。しかし………

 

クラウト「甘いわ!!」

 

優の後ろにはクラウトがおり、右手を伸ばす事で優のシュートを止めようとしていた。

 

優「負けて………たまるかああ!!」

 

だが、優は再び青い目を発光させる。これにより、空中でクラウトのブロックをかわした上に、そのままダンクを決めた。

 

戦記「(優が離れ業を見せてドイツの4番をかわした。ドイツチームの連中………特に4番、あれが奴の本気の反撃だ………!)」

 

戦記は、これが優の本気の反撃である事を察知し、ドイツチームに向けて心の中で言い放つのだった………

 

 

 

クラウトを相手に闘志を燃やす優は{短き100%領域}を解禁し、クラウトを再び出し抜くプレイを見せる。それは、戦記をして本気の反撃と言わせしめるものであった。果たして、これがドイツチーム攻略に対する糸口となりうるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
優の{短き100%領域}に驚くクラウト。しかし、クラウトは敢えて優に{短き100%領域}を発動させる事を考えていたのだった………
次回「奴の消耗を待つ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。