幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優は{短い100%領域(ショートハンドレッドリジョン)}を扱う事でクラウトすらも圧倒する実力を見せつける。しかし、クラウトは寧ろ優の消耗を待つ事を考えていたのだった………


第584話 いつもより疲れる

その後、第1Qを18vs14の4点リードで乗り切る事に成功したのだった………

 

 

 

4点差で乗り切る事に成功した全ニホンチームは、有利で終えた事に大きく驚いていた。一方、優は3分しか試合に出てないにも関わらず、疲れを見せていた。

 

優「………ふうっ、椿ちゃん、スポーツドリンクもっとくれ、はあっ、はあっ………」

 

優はいつもより息をあげており、疲れを隠せていなかった。

 

春香「優さん、大丈夫ですか………?」

 

春香は心配な様子で優に声をかける。

 

優「大丈夫………と強がりたいが、なんか今日は不思議といつもより疲れる………」

 

優もこの時ばかりは強気になれなかった。その様子を見ていた戦記は………

 

戦記「(………キャプテンの消耗がいつもより激しい………スタミナに問題があるのは元より存在するものであったが、ここまで疲労が激しいのはこっちとしては問題だ………)」

 

戦記は優の様子に危機を感じていた。そして、監督の三浦に近付くと………

 

戦記「監督、キャプテンの消耗がと思ったよりも速すぎます。マズいと思ったら下げるべきです」

 

優の危機を伝え、進言する様子を見せる。

 

三浦「分かっている。優が倒れて困るのは私も理解している」

 

三浦もそれは理解しているようだった。しかし、三浦本人もこの状況は好ましく思っておらず………

 

三浦「(困るが………優のスタミナの低さはどうにもならない………強豪のドイツ相手に苦しめられるなんてな………)」

 

三浦も内心は焦りを感じていた。優のスタミナ問題は元より理解していたが、ここでそれが浮き彫りになった事は三浦からしても問題だった。一方、そんなニホンチームを見ていたドイツチームのクラウトは………

 

クラウト「(………奴の消耗は目に見えている。恐らくもう少しで奴は力尽きるだろう………そうでなくとも、ベンチに下がればこちらとしては嬉しいものだ)」

 

優の消耗が目に見えており、最悪ベンチに下がれば良いと考えており、この状況を快く思っていた。

 

ソーセ「しかし、奴等流石にイタリアやフランスを倒してきただけの事はあるな。俺達がここまで手を焼くのも中々ないせ?」

 

一方のソーセは、ドイツチームが手を焼いている事を愚痴るようにそう呟いた。

 

クラウト「まあ腐るな。今俺達がやるのは、落ち着きを持つ事だ」

 

しかし、クラウトはそう言って落ち着きが必要である事を語るのだった………

 

 

 

全ニホンチーム優位にも関わらず、優がスタミナに危機を感じるという恐ろしい状況に陥っていた。果たして、この不安状況で第2Qをどのように乗り切るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
第2Qが開始する中、優は再びクラウトとの直接対決に動いていた。しかし、クラウトとの再対決は優のスタミナを更に削っていくのだった………
次回「戦う程に」
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