戦記は強気なオフェンスを見せる。クラウトは連続でシュートを止めに来る強さを見せつけるが、そこに対してチームプレイで全ニホンチームが得点を挙げたのだった………
クラウトが点を決められた事に驚き、首を傾げるドイツチームの選手達。
タッシェ「………珍しいな。お前が{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入ってない選手相手に遅れを取るなんて」
タッシェはクラウトに対し、驚いた様子を見せる。
クラウト「………ふっ、ニホン………面白い相手だ」
その一方でクラウトは笑いをこぼした。これにはその場にいた誰もが驚いていた。
ソーセ「面白いって………お前、今日おかしくないか………?」
ソーセはクラウトの様子がおかしいことを指摘する。
クラウト「………かもな。俺の様子はおかしいかもしれない………しかし、これならやりがいがある………!」
それはクラウトも分かっていた。分かっていながら笑っていたのだ。
クラウト「ならば俺も調子を上げていくだけだ。行くぞ」
クラウトはそう言って、点を取られた事については開き直る様子を見せるのだった………
試合はドイツボールで再開。ソーセがボールを受け、ドリブルで上がっていく。
戦記「(反撃か………!)」
戦記はドイツチームの反撃を目にすると、ソーセの前に立ちはだかる。
ソーセ「クラウト!」
ソーセはクラウトにボールを回す。
琴乃「止める!」
琴乃はクラウトに向かって走る。しかし………
クラウト「………遅い!」
クラウトは走り出そうとする瞬間に灰色の目が光り輝くと共に、琴乃の目では捉えられないスピードを見せた。
琴乃「なっ!? このスピード………人の動きじゃない………!!」
琴乃は動揺を隠せない様子だった。そしてクラウトは、理子、十原を抜き去り、そのままレイアップを狙う。
湯津「止めてやらああ!!」
そこへ、湯津が声を張り上げながらブロックに来た。
クラウト「………その程度か」
しかし、クラウトはボソッとそう呟くと、空中にも関わらず湯津をかわし、ボールを放り投げる形でゴールを決めてしまった。
湯津「ば、馬鹿な………!?」
これには湯津も動揺を隠しきれなかった。
戦記「(速い………それに奴の様子は人の動きを超越していた………もしやあの男、{100%領域})に入ったのか………?」
戦記もこれには驚かされていたと共に、クラウトが{100%領域}に入った事を予測する様子を見せていた。
戦記「………お前達、これからドイツの4番が攻撃した際………今から俺の言うように動いてもらうぞ」
それを察知した戦記は、すぐに策を頭の中に浮かべると共に、理子達に共有するのだった………
全ニホンチームのチームプレイによって、闘志に火をつけるクラウトは{100%領域}に突入。全体的に全ニホンチームが危機的状況な中で、全ニホンチームはどう対抗するのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
戦記は、大牧の100%時の経験を活かし、クラウトを重点的に狙う。クラウトは、戦記の対応力に驚かされる様子を見せていたのだった………
次回「慣れている奴だ」