爆速のPG、速野の復活で再び流れを掴もうとする爆速。巫魔は6点を追う苦しい展開となり………!?
湯津「また爆速が盛り返し始めた………目まぐるしい試合展開だな………」
湯津は数分感覚で変わる試合にハラハラさせられていた。
戦記「それは速野が調子を取り戻した事が大きいな。調子のある奴は、かなり脅威だ。それに、巫魔の限界が近い………」
戦記は速野の絶好調と、巫魔の限界が間近に迫っている事を指摘する。戦記の指摘は最もで………
春香「はあっ、はあっ………」
美矢「はあっ………くそっ………!」
主に春香と美矢の2人に、スタミナの限界が近づいていた。
優「2人とも、大丈夫かい?」
優は肩で息をしながら2人にそう問いかける。
美矢「………そういうキャプテンはどうなんだ?」
美矢は優が残しているスタミナを問いかける。
優「うーん、試合が終わるまでは持つかな………ってとこかな………」
どうやら優は試合が終わるまでは持つらしい。
美矢「私は結構やべぇ………と言いたいが、最後まで戦うつもりだ………今、私がバスケ出来るのは………キャプテンや優真、そして、ここにいない明日香のお陰なんだ………倒れらんねえよ………!!」
美矢は苦しそうだったが、今自分がバスケを出来る理由から、自分が倒れる事を許せなかった。
優「………体調を崩す程に無理はするなよ」
優は美矢の背中を軽く叩く。すると、美矢はふらつく様子を見せた。
優「大丈夫か、美矢………?」
優は心配を隠せなかった。春香はろくに会話も出来ないほど疲れていたが………
優「………頑張ったら、後で何でもご褒美あげるよ」
優は春香を励ます言葉をかける。すると、春香は息をあげながらも、優の耳元に近づき………
春香「その約束、忘れないでくださいね………!」
春香は半ば誘惑するように、優へ言葉を返すと、ゴールの後に地面に転がっていたボールの方へ走り出す。
優「春香も大丈夫かな………まあ、いいか。とにかく、6点差を崩さないと………!」
優は春香と美矢のおかしい様子に首を傾げるが、今は6点差を崩す事に尽力する事を決意する。そして、ベンチで優達の様子を見ていた積牙は………
積牙「キャプテンは………勝つ事を諦めていない………」
優がまだ諦めていない事を悟った。
積牙「俺もキャプテンの助けになりたい………こんな所で見てるだけなんて………そんなの嫌だ………!」
それを見た積牙もまた、優に触発される様子を見せたのだった………
巫魔が追い詰められる中、ゆうはチームを励ましながら繋ぎ止めていく。この光景を見た積牙は、そんな彼に大きく触発されるのだった………
To Be Continued………
次回予告
積牙は4ファールという状況にも関わらず、試合に出る事を訴える。監督、ゆうかが下す決断は………?
次回「思いっきりやりなさい」