幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
アメリカvsスペインの試合がいよいよ開幕。ジャンプボールはアメリカ側が取ったものの、カノン達はそれを見越した反撃で、アメリカから先制点を奪って見せたのだった………


第605話 やり返せ

フリエ「こんなあっさり先制点を奪ってくるとは………やはり、今大会トップクラスに強いチームであると実感させられますね………」

 

フリエはスペインの強さを改めて感じさせられていた。だがそんな中、メイヤは突然笑い出した。

 

フリエ「………メイヤ?」

 

これにはフリエも首を傾げていたが………

 

メイヤ「面白いじゃない。だったら次の攻撃で点を奪ってやろうじゃないの」

 

メイヤは先制点を取られた事で逆に対抗心を燃やしていた。それを見たフリエは………

 

フリエ「………全く、ブレない人ですね」

 

フリエは呆れた表情を見せながらも、彼女らしいと納得するようにそう呟くのだった………

 

 

 

そして試合はアメリカボールで再開。ボールはメイヤに回ると………

 

メイヤ「………今度は私達の番! やり返せ!!」

 

メイヤは反撃を狙う宣言をし、ボールをフリエに投げ渡す。フリエはボールを受け取ると、そのままドリブルで前身。そこにソンブラが走ってきており………

 

ソンブラ「(止めてやる………!!)」

 

ソンブラがボールを奪おうとするが、フリエはソンブラの気配を捉えており………

 

フリエ「………メイヤ!」

 

フリエはボールをメイヤに投げ返した。

 

ソンブラ「何っ!?」

 

この判断の速さにはソンブラも驚いていた。そしてメイヤはドリブルで前線へ上がっていき、スリーポイントライン近くにまで上がった。

 

フリエ「メイヤ!」

 

そんな中フリエがパスをするよう要求する。

 

グリィ「(スリーポイントシューターへのパスか………!?)」

 

グリィが慌ててフリエへのパスを防ごうと、フリエに向かって走り出す。

 

メイヤ「(ここまで上手く引っかかってくれるとはね………!!)………シュガー!!」

 

だが、メイヤはそれを読んでおり、パスこそ行ったものの、その方角はスペイン側のマークが甘かったシュガーだった。

 

カノン「なっ………!?」

 

これにはスペインチームの誰もが意表を突かれた。そして、ほぼフリーのシュガーがそのままシュート。シュガーが放ったシュートは変な軌道を描きつつも、ゴールへと沈んでいった。

 

修也「アメリカがやり返した………!!」

 

これには試合を見ていた修也も思わず声を上げた。そして、無言で試合を見ていた優は………

 

優「(………流石メイヤ。フリエに敢えて注意を引き付けさせた状況で、マークが甘くなっていたシュガーへ冷静にパスを飛ばした………この試合、結果は中々読めそうにないかな………?)」

 

メイヤの立ち回りを褒めると共に、この試合の結果は中々読めない事を察知するのだった………

 

 

 

メイヤの反撃で試合を振り出しに戻すアメリカチーム。お互いに一歩も引かない試合、果たして先に流れを掴むのはどちらになるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
互いに一進一退の攻防を繰り広げる形で、中々流れが傾かない試合。その結果、全く互角のまま第1Qが終わってしまうのだった………
次回「全くの互角だ」
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