アメリカvsスペインの試合がいよいよ開幕。ジャンプボールはアメリカ側が取ったものの、カノン達はそれを見越した反撃で、アメリカから先制点を奪って見せたのだった………
フリエ「こんなあっさり先制点を奪ってくるとは………やはり、今大会トップクラスに強いチームであると実感させられますね………」
フリエはスペインの強さを改めて感じさせられていた。だがそんな中、メイヤは突然笑い出した。
フリエ「………メイヤ?」
これにはフリエも首を傾げていたが………
メイヤ「面白いじゃない。だったら次の攻撃で点を奪ってやろうじゃないの」
メイヤは先制点を取られた事で逆に対抗心を燃やしていた。それを見たフリエは………
フリエ「………全く、ブレない人ですね」
フリエは呆れた表情を見せながらも、彼女らしいと納得するようにそう呟くのだった………
そして試合はアメリカボールで再開。ボールはメイヤに回ると………
メイヤ「………今度は私達の番! やり返せ!!」
メイヤは反撃を狙う宣言をし、ボールをフリエに投げ渡す。フリエはボールを受け取ると、そのままドリブルで前身。そこにソンブラが走ってきており………
ソンブラ「(止めてやる………!!)」
ソンブラがボールを奪おうとするが、フリエはソンブラの気配を捉えており………
フリエ「………メイヤ!」
フリエはボールをメイヤに投げ返した。
ソンブラ「何っ!?」
この判断の速さにはソンブラも驚いていた。そしてメイヤはドリブルで前線へ上がっていき、スリーポイントライン近くにまで上がった。
フリエ「メイヤ!」
そんな中フリエがパスをするよう要求する。
グリィ「(スリーポイントシューターへのパスか………!?)」
グリィが慌ててフリエへのパスを防ごうと、フリエに向かって走り出す。
メイヤ「(ここまで上手く引っかかってくれるとはね………!!)………シュガー!!」
だが、メイヤはそれを読んでおり、パスこそ行ったものの、その方角はスペイン側のマークが甘かったシュガーだった。
カノン「なっ………!?」
これにはスペインチームの誰もが意表を突かれた。そして、ほぼフリーのシュガーがそのままシュート。シュガーが放ったシュートは変な軌道を描きつつも、ゴールへと沈んでいった。
修也「アメリカがやり返した………!!」
これには試合を見ていた修也も思わず声を上げた。そして、無言で試合を見ていた優は………
優「(………流石メイヤ。フリエに敢えて注意を引き付けさせた状況で、マークが甘くなっていたシュガーへ冷静にパスを飛ばした………この試合、結果は中々読めそうにないかな………?)」
メイヤの立ち回りを褒めると共に、この試合の結果は中々読めない事を察知するのだった………
メイヤの反撃で試合を振り出しに戻すアメリカチーム。お互いに一歩も引かない試合、果たして先に流れを掴むのはどちらになるのか………!?
To Be Continued………
次回予告
互いに一進一退の攻防を繰り広げる形で、中々流れが傾かない試合。その結果、全く互角のまま第1Qが終わってしまうのだった………
次回「全くの互角だ」