幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
メイヤは{短き100%領域(ショートハンドレッドリジョン)}に突入し、反撃打を叩き込む。しかし、これがきっかけでカノンは{100%領域(ハンドレッドリジョン)}のトリガーを引いてしまうのだった………


第608話 ずっと見ていたから

試合はスペインボールで再開。そしてカノンにボールが回ると………

 

カノン「………行くよ。皆、上がって!!」

 

カノンはグリィ達に対して前線へ上がるように指示を飛ばす。

 

グリィ達「おう!」

 

グリィ達はカノンの指示を受け、前線へと走り出した。

 

春香「スペインチームはラインを上げてきましたね………しかし、{100%領域}のカノンちゃんにパスは出来ないはず………?」

 

カノンの戦術に首を傾げる春香。メイヤ達も同じ疑問を感じていたが………?

 

メイヤ「(まあいい、手が抜けない状況に陥った以上、他4人はそこまで注意する必要は無い………!)」

 

メイヤはカノンに注目するなり再び赤い目を輝かせて{100%領域}へと突入。カノンの前に立ちはだかった。

 

カノン「(メイヤさんが攻めてきた………!)」

 

カノンは、メイヤが目の前に立っている事を認識すると、メイヤを突破出来ないか軽く動いてみるが、メイヤは素早い動きでコースを防いでくるばかりで動けなかった。

 

カノン「(………うーん、突破するのは難しいかな………?)」

 

カノンは突破が困難である事を察知した。だがその直後、近くにグリィが立っているのを目にしたカノンは………

 

カノン「(………そうだ、前にユウさんがやっていたアレを試してみようかな………? ずっと見ていたから出来るはず………!)」

 

カノンは何かを思いついた様子を見せると、持っていたボールを近くの地面に向けて投げつけた。

 

メイヤ「なっ!?」

 

メイヤは目の前の光景に驚きを隠せなかった。だが、投げたボールは突如軌道を変えると、グリィの手に渡った。

 

優「あれは………{超回転のパス(スーパーローテーションパス)}!?」

 

優はそれを見て、カノンの狙いが{100%領域}状態でのパスを可能にする{超回転のパス}であった事に大きく驚いていた。

 

戦記「(奴等、キャプテンのスキルを自分のものにしている………やはり世界トップクラスの選手は恐ろしいものだな………)」

 

戦記は、メイヤとカノンが優の技を物にする光景に驚いていた。その後、グリィがダンクを決めた事で結局スコアは同点に戻った。だが、会場はグリィが点を取った事よりも、両チームのキャプテンのとてつもない激闘に釘付けだった。

 

優「(………2人ともとんでもねぇ………)」

 

優は2人のレベルの高い勝負を見て、驚きを隠せない様子だった………

 

 

 

カノンは{100%領域}ながらパスをする{超回転のパス}を見せ付け、点差を同点に詰め寄った。これにより、試合は互角状態がまた継続する事となったのだった………

To Be Continued………




次回予告
{100%領域}同士の対決となり、お互いに高度な対決を見せ続け、その結果、第2Qもろくに試合が動かない事態となってしまうのだった。しかし、アメリカ側に助っ人が駆け付ける。だがその助っ人は会場の誰もを驚かせたのだった………
次回「何故彼女がここに」
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