幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
カノンは、優が過去に編み出した{超回転のパス(スーパーローテーションパス)}を使って試合を同点に戻す。会場を引きつけるメイヤとカノンに対し、優は驚きを隠せずにいたのだった………


第609話 何故彼女がここに

それから第2Q終了まで時間が経ったが、スコアは35vs35とまるで動いていなかった。

 

戦記「完全な硬直状態だ………世界大会でここまでの試合も珍しいな………」

 

これ程までの膠着状態には、戦記程の人物でも驚かされていた。そして、それはベンチで休んでいたメイヤ達も強く感じていた事だった………

 

メイヤ「………あのチーム、私達アメリカと互角に渡り合えるなんて相当やるわね………ここまで苦戦させられたのは久しぶりね………」

 

メイヤ達はこの苦戦状況にかなり驚いていた。

 

フリエ「………このままいけばメイヤが力尽きた瞬間に負けます」

 

フリエは、この我慢比べの状況でメイヤの体力が尽きればアメリカは負ける事を語った。

 

シュガー「それは参ったね………」

 

メイヤ達がこの危機的状況に焦りが見え始めていると………?

 

????「………苦戦しているみたいだな、メイヤ」

 

突如としてメイヤに向けて声をかける者がいた。

 

メイヤ「この声は………!」

 

声はコートの入口から聞こえており、メイヤが入口の方に目を向ける。そして、優も声を聞いていた為、声の方に視線を向ける。するとメイヤや優は、声の主に驚きを隠せない様子を見せた。

 

優「め、メタリア………!? 何故彼女がここに!? それに母さんも………!?」

 

声が聞こえた方にはメタリア=ビッカーが、8番のユニフォームを着て立っていたのだ。そしてその近くには優の母であり、アメリカチームの監督であるミークが立っていた。

 

メイヤ「メタリア!? 監督………! ………やっと来たのね!」

 

メイヤは2人の登場に喜ぶ様子を見せた。会場は突如として現れたメタリア達に困惑と驚きの声を上げ………?

 

観客「お、おい! アメリカにあんな選手いたか? というか、参加出来るのか………!?」

 

メタリアについて観客達は首を傾げるばかりだった。そして全ニホンチーム内でもメタリアの登場や、彼女が試合に出れるかで疑問が浮かんだが………

 

戦記「………ルール上は最初から登録されていたのなら問題は無い………やはりか。インターネット内のサイトにメタリアの名があった。奴も試合に出れるという訳か………」

 

メタリアの選手登録は最初の時点で行われており、彼女はルール上出場が可能な選手だった。優はメタリアの出場に驚きを隠せず、一方でカノンは………

 

カノン「………あの人、誰だろう?」

 

メタリアの事を知らない為に首を傾げていたのだった………

 

 

 

全く互角な展開を作り続けるアメリカvsスペインの試合において、アメリカ側に思わぬ助っ人が現れ、その人物はこれまで散々試合に出ていたメタリアだった事が発覚した。果たして、メタリアの実力はどのようなものだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
コートに入ったメタリアは、Cとしてコートに立った。そしてその実力は、スペイン屈指のPFであるグリィを圧倒する程の実力を持っていた………
次回「世界最強のCよ」
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