幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
第2Qが終わっても膠着状態が続くアメリカvsスペインの試合。だが、そんな状況下の中で突如として現れたメタリア。なんと彼女はアメリカ代表の選手であった事がここで判明したのだった………


第610話 世界最強のCよ

審判「第3Q始めます!」

 

審判が第3Qの開始を宣言した事で、後半戦が始まる事となった。アメリカ側は10番のヴィア・マッシグに変わって、8番のメタリアがCとしてコートに入った。だが、会場はメタリアについてまだ困惑を隠せない様子だった。全ニホンチーム内でもその話題が持ち切りであり………

 

結衣「メタリア・ビッカー………公式大会に出場した記録は全然見つかりませんが………あっ! あの人、スターデビルの正Cです………!!」

 

マネージャーの結衣がネットでメタリアについて調べてみると、メタリアは公式大会に出た記録が全然見つからないものの、メイヤがキャプテンであるスターデビルの正Cである事が明らかとなった。

 

修也「スターデビル本来のC………!? という事は、前に戦った時はベストメンバーじゃなかったのかよ!?」

 

それを聞いた修也は、先に対戦したスターデビルはベストメンバーでは無かった事が明らかとなり、驚きを隠せなかった。そんな話をしている中、アメリカボールで試合は再開。

 

カノン「(あの8番の人がどれだけの選手か分からないけど………今はもう既に{100%領域(ハンドレッドリジョン)}同士の対決になっている………それを考えるとあの人の登場はそこまで影響がないはず………!)」

 

カノンはメタリアの強さが気になってはいるものの、既に{100%領域}同士の対決になっている為にそこまで気にするべき相手でない事を考えていた。しかし、メタリアが入ってきた影響か、メイヤはアメリカPGのリイトに変わってカノンの前に立ちはだかった。カノンはメイヤをかわして、リイトが持つボールのスティールを行うと考えていたものの、メイヤのディフェンスは堅く、中々抜けなかった。

 

カノン「ぐっ! しつこいですね………」

 

カノンもこれにはそう呟いた。メイヤによってカノンの動きが制限される事となった。そして、リイトは前線へと上がったメタリアに対してボールを投げ渡す。

 

メタリア「ナイスパス。はあああっ!!」

 

メタリアはボールを受け取った途端に大きく飛び上がり、ダンクを狙う。

 

グリィ「撃たせるかよ!!」

 

グリィはメタリアのダンクを止めようと手を伸ばすが、メタリアのパワーを前に弾かれてしまった。

 

グリィ「なあっ!? (な、何だこの女のパワーは………!?)」

 

グリィはメタリアの圧倒的なパワーに困惑していた。メタリアはグリィに視線を向けると………

 

メタリア「………大した事ねぇな」

 

グリィのパワーが大したものでは無いと言わんばかりの様子を見せる。そして、そんな彼女を見てメイヤは笑う様子を見せる。

 

メイヤ「(無駄よ………! メタリアは私が知る限りでは………世界最強のCよ!)」

 

そしてメイヤは、心の中でメタリアの事を世界最強のCと自信を持って言い放つのだった………

 

 

 

メタリアはグリィすら圧倒する圧倒的な力を見せつける強さを見せつけた。果たして、メタリアの強さはこの試合においてどれ程のものとなるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
メタリアの力を見たカノンは、{100%領域(ハンドレッドリジョン)}の力で彼女に勝負を挑む。しかし、メタリアは試合のバランスを崩す為のきっかけを生み出そうとしていた。何故なら彼女にもあの力が存在していたからであった………
次回「彼女にもあったのか」
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