幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
試合に入ってきたメタリアは、早速グリィを圧倒するパワーを見せつける活躍を見せる。メタリアはメイヤをして世界最強のCだと認める程の強さを持つ恐ろしいCであった………


第611話 彼女にもあったのか

試合はスペインボールで試合再開。ボールはカノンに渡り、カノンは猛スピードのドリブルで攻め上がっていく。

 

カノン「(あの人、Cとしてはかなりやるね………グリィがあそこまで歯が立たないのも珍しい事だし………こうなったらあまり乗り気ではないけど………{100%領域(ハンドレッドリジョン)}で押し切るしかない………!!)」

 

カノンはメタリアの強さを直感で察知する様子を見せると、{100%領域}によるスピードで乗り切る事を決める。その直後、メタリアはカノンの前に立ちはだかると………

 

メタリア「({100%領域}か………スペインの4番が入れるというのは知ってたけど、こんな小さい子がそうなのか………まあ、同じ{100%領域}に入れるメイヤがいてこの体たらくなんだから、結構やるんだろうな………)」

 

カノンの強さについて冷静に様子を見ていた。

 

カノン「はあっ! {キャノンドライブ}!!」

 

カノンはここから必殺のドリブルを放ち、メタリアを突破しようとする。だが、メタリアはとても冷静だった。

 

メタリア「(………{100%領域}に加えて必殺のドリブル………凡人どころか世界規模で見てもすげぇドリブルだよ………まあ、私が相手じゃなければ………だがな)」

 

メタリアはカノンのドリブルを認めると共に、自分が相手でなければ通じると示唆する様子を見せる。メタリアは右手を上げると、ドリブル中のカノンからボールをスティールした。

 

カノン「なっ………!? (い、いったい何が起きたの………!?)」

 

カノンは一瞬何が起きたか分からない様子を見せた。だが、優はメタリアの様子に驚きを隠せないと共に、何かを察知した………

 

優「………彼女にもあったのか………」

 

優がそう呟いたと共に、メタリアの黄の目は輝いていた。

 

優「………{100%領域}が………!」

 

これは、メタリアが{100%領域}に入った事を示すものであった。

 

カノン「なっ!? ふ、2人目の{100%領域}………!?」

 

カノンは、同じチームに2人も{100%領域}へ入れる選手が立っている事に驚きを隠せない様子だった。

 

メタリア「メイヤ! 決めろ!」

 

メタリアは前線に走っていたメイヤにボールを回す。メイヤは赤い目を輝かせて{短き100%領域(ショートハンドレッドリジョン)}へ入ると共にメタリアのボールをキャッチ。どうやら、{100%領域}に入った選手同士なら問題なくパスができるようだ。

 

メイヤ「はあああっ! {魔王のダンク(ベリアルダンク)}!!」

 

メイヤは大きく飛び上がると共に、必殺のダンクをゴールリングに叩きつけてアメリカに追加点を加えた。スペイン側が言葉を失う様子を見せている中、メイヤとメタリアの2人はハイタッチを行い………

 

メイヤ「どうやら腕は衰えてないらしいわね」

 

メイヤはメタリアに対して彼女の強さが自身の知るものから変わっていない事を語る。

 

メタリア「それはそっちもだろ」

 

メタリアはニヤッと笑いを零しながら、メイヤにそう言い返すのだった………

 

 

 

メタリアもまた{100%領域}に入れる選手であり、これまで互角だった試合のパワーバランスはメタリアによって一気にアメリカ側へ覆される事となった。果たして、このままアメリカが試合に勝利を掴んでしまうのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
メタリアが入った事で、アメリカは{100%領域}へ入れる選手が2人になった。カノンはどちらかしか対処が出来ない為にアメリカを止められない状況に陥ってしまうのだった………
次回「対処しきれない」
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