幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
メイヤとメタリア、2人の{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入れる選手達がゲームを支配し、試合はアメリカ優勢となっていた。それと同時に、メタリアが加わった事で、アメリカチームは全ニホンチームを超える戦力を持つチームとなったのだった………


第613話 最強の相手だ

その後、スペイン側は懸命にくらいついたものの、{100%領域}に入れる選手が2人もいるせいで、スペイン側は完全に押し込まれてしまった。それは第4Qに入っても同じであり、スコアは77vs46となっていた。

 

戦記「………これは決まったな。中盤まで互角だった試合が、メタリア・ビッカーの登場で完全にアメリカ側の流れになった………」

 

この状況から、試合はアメリカ側が勝ったと誰もが感じる程のものとなってしまった。カノン達も懸命に抗う様子を見せていたものの、試合の流れを覆せる程の状況ではなかった。

 

フリエ「メイヤ!」

 

そして試合終了間際、フリエからメイヤにボールが回り、メイヤはボールを持って大きく跳躍する。

 

カノン「(せめて最後は止める………!) ………{イストカダ・デ・ランザ}………!! 」

 

カノンは槍のような鋭いスティールでボールを奪おうと足掻くカノン。しかし、メイヤはそれを見るなり、ボールを高く打ち上げた。一見すると無謀なシュートに見えたものの、打ち上がったボールは、近くに待機していたメタリアがキャッチし、そのままダンクで沈めた。その直後にブザーが鳴り響き………

 

審判「試合終了!」

 

試合は79vs46で決着し、アメリカが決勝に進出する事が決まった。それを見た優は………

 

優「(メタリアが加わった事でアメリカは一段と強くなった………間違いなく最強の相手だ。それにアメリカはスペインと互格だったアメリカから、スペインを上回るアメリカになった訳だし………総合的な実力なら間違いなく今のニホンすら上回っている………今のニホンが勝つ為には色々工夫と運が味方しないと厳しそうだな………)」

 

アメリカが現状の全ニホンチームを上回っている事を察知すると共に、勝つ為にはまだ何かが足りない事を考えていたのだった………

 

 

 

その後、試合を終えたスペインチームは、試合に敗れた事に涙していた。それはカノンも同じであり………

 

カノン「折角ここまで来たのに、ニホンとは再戦出来ずじまいかぁ………悔しいよ………」

 

カノンはこの試合に敗れた事と、ニホンとの再戦が出来なくなってしまった事を悲しんでいた。目から涙を零し、悔しそうな様子を見せるカノンに対し、グリィとソンブラの2人が彼女の肩を優しく叩いた。

 

グリィ「………お前にはまだまだ先がある。俺達と違ってお前はまだまだ伸び代があるからよ………世界にリベンジする時に、また俺達と一緒にやろうぜ………!」

 

グリィ達は、カノンにはまだ先がある事を語ると共に、再び世界と戦う際はまた一緒に戦う事を約束する。それを聞いたカノンは………

 

カノン「………うん、そうだね………! 次もまたこのメンバーでリベンジしたいね………!」

 

目から涙を零しつつも、世界へのリベンジを待つかのようにそう呟くのだった………

 

 

 

試合はアメリカの勝利に終わり、決勝戦の対戦カードは全ニホンvsアメリカに決定した。果たして、全ニホンチームは圧倒的な力を持つアメリカを相手に勝つ事が出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
アメリカチームのC、メタリアの登場によって全ニホンチームはCで大きな不安を抱える事となってしまった。この状況を解決出来そうなCは全ニホンでまだ1人残ってはいるが………?
次回「よりにもよって」
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