幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

619 / 650
前回までのあらすじ
大牧の起用について改めて話し合う優達。最初は首を縦に振る気の無い優だったが、大牧が本当に反省している事から条件付きで彼の復帰を三浦にかけ合う約束をしたのだった………


第619話 あの人に賭けたいんです

それから少し時間が経った後、優は監督の三浦の部屋へ向かい………

 

優「失礼します」

 

優はノックの後、部屋の中へと入った。

 

三浦「優か………どうした?」

 

三浦は優が部屋を訪れた事に、どこか驚く様子を見せていた。

 

優「お忙しい中失礼致します。実は大河さんの事でお話が」

 

優は三浦に対し、大牧に関する話を切り出す。

 

三浦「………話してみろ」

 

三浦は優が大牧の話を切り出してきた事から、話を聞こうとする様子を見せる。

 

優「大河さんの事ですが………やはり決勝では彼の力が必要不可欠と判断した上で、充分反省していると見て条件付きで考えてみてもいいかなと考えています」

 

優は三浦に対し、大牧の起用をすべきであるという意見を伝えた。先程まで大牧の復帰に否定的だった優が、ここまで復帰を求める様子には三浦も驚く様子を見せていたが………

 

三浦「………お前の気持ちが変化したのは今の言葉で分かった。しかし、何故大牧の起用を求める方へ気持ちが傾いた?」

 

三浦は優が大牧の起用に傾いた理由を問いかける。

 

優「………僕が大河さんの起用を私情で嫌がっていたのは事実ですが………試合に勝つ為には僕1人ではダメだ。いや、良太さんがいても五分にすらならない………僕は、チームの為に戦う大河さんに………あの人に賭けたいんです………!!」

 

優は、アメリカとの試合に勝つ為に、チームの為に戦う大牧の力が必要であり、そんな彼に賭けたい意思を明らかにする。それを聞いた三浦は少し考えこむ様子を見せると………

 

三浦「………少し考える時間が欲しい。明日のスタメン発表までには間に合わせる」

 

三浦は考える猶予を欲し、明日のスタメン発表まで待って欲しい事を語る。

 

優「………分かりました」

 

優はそれに頷く様子を見せる。そして、三浦が考える時間を欲した事から、それ以上話す事は無く、優は部屋を出たのだった………

 

 

 

部屋の外では春香が待機しており、優が戻ってきた事で春香は優に駆け寄った。

 

春香「どうでした? 監督への直訴は?」

 

春香は三浦に対する直訴の結果を問いかける。

 

優「それは明日まで待つしかない………でも、どんな結果になったとしても全力を尽くす。その思いは変わらないよ」

 

優は結果が分からないと語りつつも、明日の試合は全力を尽くすのみだと語る。

 

春香「………そうですね」

 

春香は優の言葉に頷く様子を見せたのだった………

 

 

 

監督の三浦に大牧の起用を直訴する優。ここに来て三浦も大牧の器用に悩む様子を見せ始める中、果たして大牧の起用は実現するのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
翌日、遂に全ニホンvsアメリカの試合が開幕する事となった。会場が盛り上がる中、三浦は全ニホンチームのスタメンを発表するのだった………
次回「最後のスタメン発表だ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。