全ニホンvsアメリカの試合がいよいよ開幕するが、ジャンプボールとその後のボールだけでいきなり互角の勝負を見せる全ニホンとアメリカ。この光景に、会場の殆どが驚かされる事態となったのだった………
いきなりのアウトオブバウンズで会場はどちらのボールか注目を見せていたが………
審判「アウトオブバウンズ! 青ボール!!」
審判は、ぎりぎり優の方がボールに触れるのが早かったと判断。全ニホン側は辛うじてオフェンスの主導権を得た。
メイヤ「私の方がギリ遅かったか………やるじゃない」
メイヤは優にギリギリ先を越された事を素直に賞賛した。だが、優は………
優「………いや、1秒どころかコンマくらいの差ならそこまで変わらない。寧ろラッキーなだけだ」
運に助けられたと考えていたのか、そこまで嬉しそうでは無かった様子だった………
そして試合は全ニホン側のスローインで再会。スローインで投げるのは春香で、彼女は戦記にボールを投げようと考えていたが、戦記はリイトとフリエの2人がマークしていた為にとても回せなかった。そして、優はメイヤにガッツリとマークされていたので当然回せなかった。
春香「理子ちゃん!!」
春香は唯一回せると判断した理子にボールを回す。理子の近くにはシュガーが立っていたが………
理子「(行ける………!)はあっ!」
理子は素早い動きでシュガーを突破する。そして、ゴール近くに立ちはだかるメタリアを前にし………
理子「先制点はもらう! はあああっ! {ジェットシュート}!!」
理子は素早いスピードの必殺シュート、{ジェットシュート}を放つ。
メタリア「甘い!」
しかし、メタリアは跳躍もせずに右手であっさりとボールを捉え、地面に叩き落とした。
理子「なっ!?」
これには理子も驚いていた。落下したボールは近くに立っていた大牧が拾い………
大牧「なら俺の{破壊のダンク(デストラクションダンク)}はどうだ!!」
大牧は{破壊のダンク}で強引にゴールを狙うが………
メタリア「決めさせやしないぜ!! うおおおっ!!」
メタリアはすぐさま跳躍し、大牧の手にあったボールを叩き落とした。
大牧「なにいっ!?」
大牧は必殺のダンクを潰された事に大きく驚いていた。
優「まだだ!!」
しかし、優がメイヤのマークをかわして零れ球を拾うと、両手によるツーハンドダンクを狙いに行く。
春香「{究極のダンク(アルティメットダンク)}………!!」
優渾身の必殺ダンクがゴールに向かうが………
メタリア「幾らアンタのダンクでも決めさせねぇよ!!」
メタリアは右手で優の持つボールごと、優を地面に落下させた。
優「うわああっ!?」
優は地面に叩き付けられた。しかし………
審判「白8番、ファール!! フリースロー!!」
審判がファールを取った為に、アメリカ側による反撃の可能性は潰れた。
春香「優さん! 大丈夫ですか………!?」
試合が止まったこのタイミングにて、春香達は慌てて優に駆け寄った。
優「大丈夫だよ。でも驚いたな………こうもあっさり{究極のダンク}を止められたとなるとちょっとね………」
優は特に怪我はしなかったものの、必殺のダンクを軽々と止められた事には驚いていた。
メタリア「………いや、アンタのダンクは今の攻撃の中で1番重かった………その証拠に、あたしの右手がジーンとしている」
だが、メタリアも優のダンクの威力を完全には殺せていなかったのか、右手が小さく痺れていた。
優「フッ………そんな痺れはすぐ消えるだろうに」
優はメタリアに対して、笑いを零しながら大した問題にはなっていない事を語る。それを聞いたメタリアは………
メタリア「用心深いねぇ………まあ、そういうのは嫌いじゃないけどさ」
優の用心深さを強く感じていたのだった………
メタリアの圧倒的な防御力を前に、優のダンクすら封殺されるというまさかの展開に陥った。果たして、全ニホン側に正面からゴールを奪う術はあるのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
優のフリースローが2本とも決めた事で先制点を獲得する全ニホンチームだが、アメリカ側もすぐさまメイヤが反撃に転ずる。メイヤのシュートを優が1度止めるものの、メイヤはこの試合まで隠していた新必殺技を見せつけるのだった………
次回「魔王の斧(ベリアルアックス)」