第2Qが開幕し、メイヤは{短き100%領域(ショートハンドレッドリジョン)}に突入。優も{短き100%領域}で対抗するが、メタリアまで{100%領域(ハンドレッドリジョン)}へ突入した事で、アメリカチームは一気に優位を確立したのだった………
メタリアに決められたボールは地面に転がり、優の足元まで転がった。メイヤの方は{短き100%領域}を発動していた為、目の光は元に戻り、100%の実力から戻ったが、メタリアは{100%領域}が継続していた。優も{短き100%領域}が解除され、溜息を漏らす。
優「(………マズったな。メタリアは{100%領域}が継続中だし、メイヤはいつでも{短き100%領域})に入れる訳だし………僕より体力があるしなぁ………僕は少しばかり疲れてきた………)」
優は状況的に押され始めている事を察知していた。更にスタミナも相当削られ、苦しそうな様子を見せていると、審判の笛が鳴り………
審判「ニホン、タイムアウト!!」
審判が全ニホン側のタイムアウトを宣言。優達が全ニホンチームのベンチに視線を向けると、そこには監督の三浦が審判団の前からベンチに向かっている姿が見えたのだった………
その後、ベンチへと戻った優達はタオルで汗を拭きながらスポーツドリンクを飲んでいた。しかし、その中でも優の汗は一段と多く、誰の目から見ても疲労困憊なのは明らかだった。
三浦「………ひとまずだが………優、1度ベンチへ下がれ」
三浦は優を下げる事を指示する。
優「えっ………!? この場面で僕が下がるんですか………!?」
優は三浦の指示に驚く様子を見せていたが………
三浦「お前が倒れる訳には行かない。点を取られる事については割り切って後半に繋げる。戦記、お前を主軸にディフェンス中心の戦術を展開しろ。この試合は1度の失点が致命傷になり得る可能性もある。{100%領域}に入れる選手が2人もいるという無茶な条件なのは理解しているが………お前に任せる」
三浦は優が倒れる訳にはいかないと語ると共に、試合を後半に賭ける様子を見せる。その為に戦記に守備による戦術を展開する事を指示する。
戦記「分かりました。しかし、{100%領域}が2人はドイツ戦以上のハードルだ………」
戦記はそれに頷くものの、ドイツ戦以上のハードルの高さに思わずそう呟いた。
大牧「………なら、俺に任せてくれ………! {100%領域}程の強さじゃないが………俺も100%の実力を発揮出来る! 片方だけでも抑えられれば良太の負担も減るはずだ………!」
すると大牧が100%の力を発揮する事を宣言する。大牧の100%の実力による効果は{100%領域}を下回るものの、それで全ニホンチームの中ではトップクラスの実力のものだった。
戦記「………いいだろう。大河の力を借りるとしよう」
それを聞いた戦記は、大牧の力を借りる事に頷くのだった………
アメリカ側が2人の{100%領域}に入れる選手を抱えている事で全ニホン側は一気に危機を感じていた。そのような中で全力を出そうとする大牧。果たして、彼の力はアメリカチームを相手に通用するのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
大牧が100%の力を解放し、メタリアへ挑む。しかし、メタリアの実力を前にした大牧の力が通用しないという事態が起きてしまうのだった………
次回「紛い物だ」