幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
アメリカ側の戦力を前に全ニホン側はタイムアウトを取る事態に。優を一時的に下げ、後半に賭ける為の守備を展開する方針となる中、大牧は100%の実力を発揮する事を宣言するのだった………


第629話 紛い物だ

審判「タイムアウト、終了!!」

 

審判はタイムアウトの終了を宣言。全ニホン側は優の代わりに修也が出てくる事となり、それを見たメイヤは………

 

メイヤ「もうユウを下げるの? つまらないなぁ………」

 

優が抜けた事で、メイヤはつまらなそうな様子を見せる。

 

フリエ「………しかし、試合である以上は全力で戦ってくださいよ?」

 

フリエはどこか呆れたようにそう呟いた。

 

メイヤ「分かってるって。でも、この調子なら私が{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入る必要性は弱くなる………メタリア、しばらくは貴女に活躍を譲るわ」

 

メイヤはそれを理解しつつも、自身の体力の為に{100%領域}を温存する事に決めると共に、メタリアに活躍を譲る言葉をかける。それを聞いたメタリアは………

 

メタリア「おっ、そうか………なら大暴れさせてもらうとするかね………!」

 

大暴れする事を宣言するのだった………

 

 

 

試合は全ニホン側のスローインで試合再開。春香は戦記にボールを回し、戦記はドリブルで攻め上がる………しかし、{100%領域}状態のメタリアが戦記の前に立ちはだかって間もなく彼からボールをスティールした。

 

戦記「ぐっ………! ({100%領域}………厄介な選手だ………!)」

 

戦記は{100%領域}状態の相手の厄介さを肌で感じる様子を見せる。メタリアはそのままドリブルで突破を図る中、大牧が彼女の前に立ち………

 

大牧「俺が相手だ!!」

 

メタリアを止めようと奮闘しようとするが、メタリアは大牧を軽々とかわし、そのままダンクを決めてしまった。

 

大牧「なあっ!?」

 

大牧は全力を出したにも関わらず、{100%領域}状態の選手に手も足も出なかった事に動揺する様子を見せる。そんな大牧を見たメタリアは彼の横を通ると………

 

メタリア「選手としてのレベルは高いが………100%の力となると紛い物だな………」

 

彼の100%の力を紛い物と評する様子を見せた。

 

大牧「紛い物だと………!?」

 

大牧は声を荒らげる様子を見せる。メタリアは大牧の声に耳を傾けずに自陣へ戻り始めると………

 

メタリア「(あのC、せっかく才能がありそうなのにな………まだ才能が開花して無さそうに見えた………果たしてこの状況はあたしにとって吉か凶か………)」

 

大牧の才能がまだ開花していない事を察知する様子を見せていたのだった………

 

 

 

大牧が100%の実力を発揮するものの、メタリアの{100%領域}を前にしてはまだ通用しない様子だった。果たして、大牧にはメタリアを止める事は出来ないのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
メタリアに再び挑む大牧だったが、やはりメタリアの{100%領域}に圧倒される。大牧に焦りが見え始める中、メタリアは大牧にとある言葉をかけるのだった………
次回「そんな考えは捨てろ」
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