幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ボールを奪われた全ニホンチームは、再び大牧vsメタリアの構図となる。メタリアを相手に実力不足を感じる大牧だが、メタリアはそんな彼に雑念を捨てるよう言い放つのだった………


第631話 想定してなかった

その後、全ニホン側はスローインで試合を再開するが、理子にボールが渡された直後、メタリアにボールをスティールされてしまった。

 

理子「ああっ!?」

 

理子はボールを奪われてしまった事に困惑する様子を見せる。その直後、メタリアの前に大牧が立った事で、三度勝負する事となった。

 

大牧「(雑念を捨てろって言ったってどうすりゃいいんだよ………!?)」

 

大牧はメタリアのアドバイスに困惑する様子を見せており、頭の中が困惑する様子を見せていた。

 

メタリア「隙だらけだ!!」

 

そんな中、メタリアは大牧の横を通り過ぎようと走り出す。

 

大牧「(しまった………!)こなくそぉぉ!!」

 

大牧はメタリアに隙を突かれた事に困惑し、無我夢中でボールを奪おうと手を伸ばす。その際、大牧の目が一瞬だけ輝き、彼女の手からボールを落とした。

 

メタリア「っ………!? (な、何………!?)」

 

メタリアは困惑の声を漏らした。メタリアの手から落ちたボールは地面に落下した後、コート外に出てしまった為………

 

審判「アウトオブバウンズ! 白ボール!!」

 

審判はアメリカ側のボールになった事を宣言。大牧本人は驚く様子を見せており………

 

大牧「今のは………」

 

大牧は困惑の声を漏らす。そんな状態の彼にメタリアが近付き………

 

メタリア「あたしからボールを落とすとは………やるじゃないか」

 

大牧にボールを落とされた事を素直に賞賛する様子を見せていた。

 

大牧「いや………今のは想定してなかった。無我夢中でやったらなんか取れちまった………」

 

しかし大牧はこれが偶然の結果である事を言い放つ。それを聞いたメタリアは………

 

メタリア「………それでいい。あたしに対抗するのに細かい事をうだうだ考えても何の意味も無い………」

 

意外にもその状態の大牧を肯定する言葉をかけた。それを聞いた大牧は困惑する様子を見せていたが………

 

戦記「大河。今のプレイはとてもよかったぞ………偶然だったとしてもな」

 

近くに歩いてきた戦記が彼のプレイを良いものと認識した。それを聞いた大牧は………

 

大牧「そうか? ならいいんだが………」

 

自身のプレイに疑問を抱きながらそう言葉を返す。そして、彼のプレイをベンチで見ていたUは………

 

U「(大河さんの今の動きはメタリアの隙を突く事に成功していた………なんというか………{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に近しいものを感じたな………)」

 

大牧の先程のプレイに対して、{100%領域}に近しいものを感じていたのだった………

 

 

 

メタリアの圧倒的な実力を感じる中、偶然ながらボールをスティールする事に成功した大牧。果たして、大牧にボールを止める術はあるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
スローインによる再開となった事でメタリアにまた挑む事となる大牧。大牧は雑念を捨て精神を集中させる形でメタリアに挑むのだった………
次回「お前に勝つ」
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