メタリアと3度対決する事となる中、メタリアの言葉で隙を見せる大牧。しかし、偶然にもメタリアのドリブルにくらいついた事で、彼女からボールを落とす事が出来たのだった………
試合はアメリカ側のスローインで再開。フリエがボールをメタリアに投げ渡し、メタリアがドリブルで走る中、彼女の前にまたしても大牧が立ちはだかる。
メタリア「(さっきのコイツの動きはとてもよかった………だが、{100%領域(ハンドレッドリジョン)}のあたしを止められるのは、理論上{100%領域}の奴だけなんだが………果たしてどうかな………)」
メタリアは大牧の様子を伺う様子を見せながらドリブルで突破しようと走り出す。大牧は特に声を漏らさなかったが、彼の目はとてつもなく集中していた。そしてその直後、大牧は右手を動かす。す?と、メタリアの手元からボールが消え、大牧の手にボールが渡った。
メタリア「なっ!?」
メタリアは困惑の声を漏らしながら足を止める。メタリアが大牧の方へ振り向き、彼の目に視線を向けると、彼の黒い目が光っているのを目にした。
メタリア「(まさか………!?)」
メタリアは大牧の様子から、何かを察する様子を見せた。そしてその直後、大牧は目にも止まらぬ速さでアメリカ側のゴールに向かって走り出す。
優「あのスピード………! まさか大河さん、{100%領域}に入ったのか………!?」
それを見た優は、大牧が完全な{100%領域}に入った可能性を考えていた。
フリエ「行かせません………!!」
途中、大牧の前にフリエが立ちはだかるが、今の大牧を止める事は出来ず、大牧は軽々とフリエをかわした。
フリエ「………!! (このスピード………{100%領域}に入った時のメイヤやメタリアと似たような速さに上がっている………!?)」
フリエは、大牧のスピードが{100%領域}に入った時のメイヤ達とほぼ同じである事を察知する。そして、大牧はスリーポイントラインを超えてフリースローラインの近くに立ったが………
メイヤ「行かせない!」
大牧の前にメイヤが立ちはだかった。メイヤと大牧の対峙に、観客達はメイヤ側の有利が予想する中、大牧は迷う事なくその場でシュートを放った。
メイヤ「なっ!? (このC、ここでシュート………!?)」
メイヤは大牧がその場でシュートを選択した事に驚き、完全に不意を突かれた。そして、大牧の放ったボールは弧を描いてゴールへ綺麗に沈んだ。
修也「えっ………! お、大牧が決めた!?」
この結果には観客の誰もが驚いていた。しかし、優や戦記などは特に驚いておらず、寧ろ嬉しそうな様子を見せていたのだった。メタリアが大牧の動きに驚きを隠せない様子を見せている中、大牧はメタリアの前に立つと………
大牧「………俺はお前に勝つ。この試合を支配するCは………俺だ!!」
彼女にこの試合で勝つ事を宣言する。それを聞いたメタリアは笑いを零し………
メタリア「アンタも{100%領域}に入ったって訳か………いいだろう、受けて立ってやるよ」
大牧が{100%領域}に入った事を口にすると共に、彼との勝負を受ける事を宣言するのだった………
メタリアとの対決の末、完全な{100%領域}に入る事が出来た大牧。優がベンチにいる中で、果たして大牧の力は試合の流れを大きく変える事が出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
それから数分、大牧とメタリアは互角の戦いを演じる程の激闘を見せていた。しかし、この状況でメイヤが大きく動かない事に優は疑問を感じていたのだった………
次回「狙いはなんだ」