幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
メイヤに圧倒され続ける展開が続き、スコアはいよいよ55vs74の19点差に突き放されてしまう。しかし、それでも試合に出ない優に対し、メイヤは苛立ちを感じ始めていたのだった………


第637話 決着をつけたいんです

メイヤがゴールリングを破壊した為に試合が一時中断。ゴールの交換作業が行われる事となった。そして、観客席で試合を見ていたカノンは………

 

カノン「(まさかメイヤさんまでゴールを破壊する程のパフォーマンスを見せるなんて………)」

 

メイヤの見せたゴール破壊と、それを実現させるパワーの高さを目で見て感じていた。その一方で、メイヤは苛立ちが止まらず、ベンチで座り続ける優に視線を向けると………

 

メイヤ「………ユウ! なんでこの試合に出てこないのよ!! このままじゃニホンが勝てないのは明白のはず!! それに………私の気が済まないのよ!!」

 

ここまで溜め込んでいた不満を吐き出した。それを聞いた優は彼女の言葉に驚き、思わずベンチを立ってしまった。

 

優「メイヤ………」

 

優はメイヤの言葉を聞き、心の中で思う所があったのか、少し考える様子を見せる。そして………

 

優「………監督、やっぱり僕を出してください!!」

 

優は三浦に対し、出場を再び直訴した。

 

三浦「優………ダメだ。まだ私はお前を出す気は無い………」

 

三浦はやはり優を出す事を躊躇う様子を見せていた。

 

優「監督の意に反した頼み事なのは分かっていますが………それでも僕はメイヤと戦いたい………! 我儘な頼みなのは重々理解していますけれど………でも、僕はメイヤと決着をつけたいんです! そして………この試合に勝ちたいんです!!」

 

しかし、優は三浦の意志に反した行為だとは理解しつつも、それでもメイヤと決着をつけたい意志を明かした。それを聞いた三浦は、優が自身のやりたい事をハッキリとさせた事に驚きを隠せない様子を見せていた………それから、三浦は少し考える様子を見せていたが、その際にゴールの交換作業が完了したようだった。

 

メイヤ「………さあ、ここで決めなさい! 私との決着をつけるか………黙ってニホンの敗北を見届けるのかを………!!」

 

このタイミングでメイヤは、優に二択の選択を突きつける。それを聞いた優は………

 

優「監督………!!」

 

やはり出場の意志を明らかにした。それを聞いた三浦はようやく席を立ち、審判団の元へ向かった。その直後、審判が笛を鳴らし………

 

審判「ニホン、メンバーチェンジ!!」

 

全ニホン側のメンバーチェンジを指示する。

 

三浦「………山吹に変わって優を出す。私の考えに反して出場を求めたんだ………勝てよ」

 

三浦は、琴乃との交代で優の出場を認めると共に、彼に勝つよう指示をする。それを聞いた優は………

 

優「………はい!!」

 

大きく声をあげると共に、羽織っていたジャージを投げ捨てて、コートへと歩き出したのだった………

 

 

 

メイヤの言葉に触発された優は、三浦への直訴を経て、再びコートへと立つ事となった。果たして、優がこの試合の流れを変える事は出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
試合へ戻ってきた優は、メイヤとの最後の戦いに挑む事となった。{100%領域(ハンドレッドリジョン)}で全開のメイヤに対し、優もまた{100%領域}を解放するのだった………
次回「世界最大の対決だ」
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