{完全な100%領域(パーフェクトハンドレッドリジョン)}は味方との連携を可能とした、U専用の領域だった。これによりスコアを78vs79の1点差に持ち込む事に成功したのだった………
試合はまたしてもアメリカ側のボールで再開するが、メタリアがボールを受け取って間もなく、メタリアの前に大牧が立ちはだかり、彼女からボールをスティールした。
大牧「良太!」
大牧はすぐさまボールを戦記に投げ渡した。戦記の前にはアメリカ側のPGリイトが立ちはだかるが、戦記はあっさりとこれをかわした。
戦記「春香!」
戦記は冷静に春香へとボールを回した。春香はボールを受け取ると、シュート体制へと入った。
フリエ「撃たせません!」
そこへフリエが走ってくると、彼女のシュートを止めようと大きく跳躍する。しかし、春香は冷静な様子を見せており………
春香「理子ちゃん!」
ボールを近くにいた理子へと回す。
フリエ「………!(パスか………!!)」
フリエは、春香が冷静にパスへ繋げた事に驚く様子を見せた。そして、ボールを受けた理子は前線へと上がると共に、自身よりも前にいた優の姿を目にすると………
理子「キャプテン!!」
理子は優に向けてのパスを狙い、ボールを高く打ち上げた。
優「よし!」
優はそれに頷く様子を見せると、その場から大きく跳躍。空中でボールを両手で受け取ると、そのままアリウープを狙う。
メイヤ「絶対にこのゴールは決めさせない!!」
しかしこのタイミングでメイヤが優のシュートを止める為に大きく跳躍してきた。
優「いや、これは実際に決めてみせる!!」
しかし、優はこれに引く様子を見せなかった。優が持つボールにメイヤの手がぶつかり押し合いとなる。だが、優の方が力は上なのか、メイヤの手を押し始めた。
メイヤ「ぐうっ………!? (やっぱりパワーが違う………!)」
メイヤはこの時にも優のパワーの強さを感じていた。
優「これが………逆転の最終打だ………!!」
優の金色の目は強く光り輝くと、メイヤを押し切ってダンクを沈めた。
修也「よし!! ミドレーユの必殺ダンクだ!!」
優のダンクが決まった事でスコアは80vs79に逆転。全ニホンチームが逆転を掴み取ったのだった………
優「決まった………ふうっ………」
優はシュートが決まった事に安堵の声を漏らす。するとその直後、優の目の色は元の青に戻ると共に、{100%領域(ハンドレッドリジョン)}が解除された。だがそれはメイヤ側も同じであり、彼女の{100%領域}が解除され、疲労によって地面に膝を着く様子を見せた。
メイヤ「はあっ、はあっ………(これがユウの………いいえ、ニホンの力か………最初に戦った時はそうでも無かったのに、今や世界でもトップクラスの強さを得た………確信出来る)」
しかし、メイヤはそれとは裏腹に優達全ニホンチームを認める様子を見せる。その直後、優はメイヤに向けて手を伸ばすと………
優「………大丈夫か?」
彼女に対し心配の声をかけた。それを聞いたメイヤは………
メイヤ「こんな時も私の心配をする………とんだお人好しね」
優をお人好しと感じる様子を見せつつも、彼の手を掴み………
メイヤ「………まだ試合は終わっていない………私達は絶対にこの試合に勝つ………!!」
残り時間を目にしつつ、残り時間を勝利の為に戦う事を言い放った。
優「………望む所だ! 僕達だって負けない!!」
しかしそれは優達も同じであり、メイヤの言葉に対抗するようにそう言い放つのだった………
全ニホン側の連携プレイでついに逆転打を掴む事に成功する事が出来た。しかし、試合時間はまだ残っている状況であり、果たしてこの試合を制するのはどちらになるのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
両チームは力を尽くして戦うこの試合もとうとう終わりを迎えようとしていた。果たして、この試合に勝つのはどちらのチームなのか………?
次回「タイムアップだ」