幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
全ニホン側のチームプレイによって優にボールが渡りそのまま優がアリウープを決めた。これにより全ニホンチームが逆転するが、両チーム共にまだ闘志は消えておらず、試合はまだ終わらない盛り上がりを見せようとしていたのだった………


第647話 タイムアップだ

それから残り時間の全てにおいて、両チームが死力を尽くして戦った。両チーム共に激しい点の取り合いを見せ続けていたが、スコア自体は全ニホンチーム側が少し優位であり、残り時間20秒を切ったタイミングにて87vs85の2点差となっていた。

 

メイヤ「まだ現状は2点差………これくらいの点差ならひっくり返せる!!」

 

メイヤはこの状況をひっくり返そうと考えていた。

 

優「ここを止めるぞ! 優勝はあと少しだ………!!」

 

一方で優は今の状況を守れば優勝に繋がると考えていた。互いに優勝に対する意識を強めていく中、両チームの選手達は懸命に動いていた。そして、両チームの選手達は懸命に走っていた。アメリカ側はリイトがボールを持っていたが、戦記が前に立ちはだかると、すぐさまボールをフリエへパスした。

 

戦記「相手の5番を止めろ!! アメリカ側では随一のスリーシューターだ! 決めさせるな!!」

 

戦記は冷静に指示を飛ばし、実際に春香と理子の2人が彼女をマークする。しかし、フリエはそれが織り込み済みであるかのような笑みを見せると………

 

フリエ「メイヤ!!」

 

フリエはボールをメイヤへとパスした。メイヤはボールを受け取ると………

 

メイヤ「私達の目的は勝つ事のみ………! それにこの試合は同点なら延長戦に繋がる………! そうなっても私達は優勝の為に戦い続けるだけ………!!」

 

この状況でダンクを狙いに来た。これには全ニホンチームの選手達が驚く様子を見せていたものの、優のみはそれを止めようとメイヤの前へ走り、すぐさま跳躍。ボールに触れる事によってメイヤのダンクを止めようとしていた。2人の力は全くの互角であり、2人の力が込められたボールは高く打ち上がってしまった。

 

優「………! 止める………!!」

 

優はこれを止める為に大きく跳躍。そしてそれはメイヤも同じであり………

 

メイヤ「決める………!!」

 

ボールを撮る為にその場から大きく跳躍した。だがその直後、試合終了のブザーが鳴り響き、試合は終わりを迎える事となった。試合を見ていたドイツチームのクラウトは………

 

クラウト「………タイムアップだ」

 

試合の終了を口にする。スコアは変わらず87vs85であり、これは全ニホンチームの優勝を指すものとなった。最初こそその実感が遅かったものの、少しして全ニホンチームの選手達は感極まる様子を見せると共に、大きく喜ぶ様子を見せた。

 

優「やった………やったぞ………!! 優勝だああ!!」

 

試合は全ニホンチームの勝利に終わったのだった………

 

 

全ニホンチームvsアメリカチームの最後の試合は、全ニホン側が勝利を掴んだ。これにより、全ニホンチームは悲願の世界大会優勝を達成する事が出来たのだった………

To Be Continued………




次回予告
激闘を繰り広げた両チームの対決は、優とメイヤの2人が握手する形で終わった。そして、表彰式で優勝のトロフィーを渡される形で大会は幕を降ろしたのだった………
次回「世界の頂点だ」
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