アメリカチームを倒した全ニホンチームは世界の頂点に立った。優はメイヤとの会話を交わし、デビルカップは幕を降ろす事となったのだった………
………デビルカップでの激闘から数ヶ月。2年生が終わる時期に、Uと春香の2人はキャリーケースを引きながら空港を歩いており、彼等と同時に美矢達を初めとした巫魔の仲間達が見送りに来ていた。
優「………皆、ここまでありがとうな。後の巫魔は皆に任せる」
そして優は、巫魔に残る美矢達に後の事を任せる事を語った。
美矢「おう。次の大会にはまだこの面子が。来年には光一以外の3人が巫魔に残るんだ。2連覇、3連覇と達成して見せるから楽しみに待っとけよ、キャプテン!」
美矢は優に対し、自分達が2連覇や3連覇を達成する事を楽しみにするよう語った。
優「………僕はもうキャプテンじゃないって」
優は自身がもうキャプテンでは無い事を美矢に返すが………
優真「いえ、キャプテンはキャプテンです」
優真は、自分達にとって優は今でもキャプテンである事を語った。それを聞いた優は照れくさそうな様子を見せていたが………
積牙「巫魔は俺達が更に大きなチームにしてみせます! だからキャプテンも、アメリカで自分の名を轟かせてください!」
積牙が優を応援する言葉をかけた事で、優はそれに頷く様子を見せると………
優「ああ、勿論さ」
サムズアップと共に言葉を返した。優達が最後の会話をしている中、突如として優達の元へ走ってくる人物の足音が聞こえた。
光一「なんだ………?」
優達が首を傾げながら足音の方へ視線を向けると、そこには中学の制服を着た理子がいた。
春香「理子ちゃん………!」
優達は理子の登場に驚く様子を見せていたが………
理子「キャプテン! 4月からは私も巫魔に入ります!! だから、巫魔は私にも任せてください………!!」
理子はそう言って、巫魔の合格通知書類を見せながら自分にも後を任せて欲しい様子を見せた。それを見た優は、理子が巫魔への進学を選んだ事に驚く様子を見せていたが………
優「………そうだな。分かった、理子にも頼むよ、僕のいない巫魔をまた全国の頂点に連れて行ってくれ………!!」
優は理子にも後を任せる言葉をかけた。
理子「は………はい!!」
それを聞いた理子は笑顔と共に返事をした。優と春香の抜ける巫魔に、理子が加わるという朗報が届く中、春香は携帯の時計を目にし………
春香「………優さん、そろそろ時間ですよ」
優に対し、飛行機に向かう事を促した。
優「………そうだな」
優も時間が迫っている事に頷くと、春香と共に美矢達へ背を向けて旅立とうとしていた………そんな中、優は何かを思い出したかのように振り向くと………
優「皆………! また会う時まで………!!」
最後に一言、仲間達に対してまた会う時までの別れの言葉をかけた。それを聞いた美矢達はそれぞれ別れの言葉と共に手を振った。そこにいた者の中には涙する者もおり、そして、優も春香にしか見せなかったものの、目には涙を浮かべていた。
優「なあ、春香………僕達、とても恵まれた仲間達と戦っていたんだなって………肌で感じてるよ」
それと同時に、優は自身が仲間達に恵まれていた事を語る。それを聞いた春香は一瞬驚く様子を見せていたが………
春香「………そうですね。恐らく一生忘れる事の無い………最高の仲間達よ………」
春香は優の言葉に対して頷く様子を見せたのだった………
その後、優と春香は巫魔の仲間達と別れて間もなく飛行機へと搭乗。優達を乗せた飛行機は離陸すると共に、アメリカへ向かって飛び立ったのだった………
巫魔の仲間達と別れた優達は、いよいよアメリカへ向かう事となった。飛行機に乗った優をこの先待つのは、アメリカでの新たな戦いであったのだった………
To Be Continued………
次回予告
優がアメリカに渡ってから3年。スターデビルの知名度が更に上がると共に、優の名も大きく知れ渡っていた。そして、スターデビルのメンバーとして、優はアメリカバスケの世界で戦っていたのだった………
次回(最終回)「挑戦は終わらない」