優達は守城高校で注意しなければならない選手3人の説明を受ける。それを聞いた優は、積牙が爆速戦で見せたドライブを技に昇華させる事を提案し………?
それから優達は、優と積牙の1on1にて、積牙のドライブを技に昇華する為の試行錯誤を繰り返した。のぞみと美矢の2人が積牙のドライブを見る事で、彼のドライブの傾向や特徴、癖を見てもらう。マネージャーの結衣は、のぞみと美矢の意見や言葉を次々とメモしていく。
積牙「はあっ!」
優「うわっ!?」
もう何十回目ともなるドライブ。優は積牙と接触し、転んだ。
美矢「うーん、またファールだな………何度目だ、これ?」
美矢は積牙がドライブ時に何度もファールを犯しているのに目をつける。
結衣「18回目ですね。ここまで60回近くやっているので、3割程の確率でファールを犯しています」
結衣のデータによると、その確率は3割。実践で使うには中々アグレッシブな確率と言える。
春香「3割………40分スポーツのバスケでは、中々リスクがありますね………」
事実、巫魔は全校区のチームが相手となると、対抗出来る選手は大きく限られる。積牙は高校選手としてはまだ未熟だが、それでも上手さはチームの中では上の方で、同時に190cmからなる恵まれた体格は、平均身長が低い巫魔ではかなり大きなアドバンテージである。
優「うーん、でもそのリスクを含めてもこれを技にすれば、使い道はあると思うよ。そうだな………積牙は割と足が速いからな………そうだ、スピードを活かしてみようよ」
春香達がリスクに頭を悩ませる中、優はそのリスク込みで、ドライブを技にする事を考えていた。そして、技にする案として、積牙のスピードを活かす事を提案。積牙は優の提案を試してみる事に。
積牙「(スピード………スピードか………)」
積牙はボールを地面に打ち付けながら、優の様子を見て、優を素早い動きで左側から抜き去る。
優「っ!? 」
優が積牙の方へ視線を向けた時には、もう積牙はシュート体勢に入っており、見事なジャンパーでゴールを決めた。
優「………半ば思いつきで提案したつもりだったんだけど………まさか言った通りのものを見せるとは………驚いたよ」
優は積牙が今見せたドライブを賞賛した。同時に、積牙ならこれを技に昇華できると確信した。
光一「(すげぇな、セッキー………)よーし、俺も負けてらんねえや! 今手が空いてる奴はいないか? 俺も必殺技を編み出してみせるぜ!!」
一方、これを見た光一は、影響されるように自分の必殺技を生み出そうと、練習を決意するのだった………
決勝トーナメント最初の相手、守城を前に練習を重ねる優達。果たして、優達のこの練習が守城を相手にどこまで通用するのか………?
To Be Continued………
次回予告
練習を積み重ねる優達。あっという間に守城高校との対決は翌日にまで迫っていた。その前夜、優と春香の元に海外の文通友達から手紙が届き………?
次回「お手紙です」