幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

73 / 650
前回までのあらすじ
守城が先制してから、守城の選手達は調子を上げていく。逆に点が取れない巫魔。だが、巫魔ボールのスローイン。優は初得点を狙いに行く事に………!


第73話 絶対に決める

ボールを受け取った美矢は、ボールを地面にバウンドさせながら………

 

美矢「(何を迷ってたんだ、私………そうだ、私がやるのは戦記に勝つことじゃねえ………! 点を取る事だ!!)」

 

美矢は迷いを振り切る。そして………

 

美矢「積牙!」

 

美矢はパスを選択。積牙はボールを受け取るが、井間が立ちはだかり、積牙にシュートをさせない激しいディフェンスを行う。

 

積牙「ぐうっ………!」

 

なんとかここで点を取りたい巫魔にとって、ミスは避けたい。積牙は思わず流行って攻めかけるが………

 

優「積牙! 一旦戻せ!」

 

優の指示で積牙はハッとしてボールを美矢に戻した。

 

戦記「(冷静にボールを戻させた………PFとは思えない視野の広さと判断力だ)」

 

戦記は優の冷静さに感心する。

 

美矢「キャプテン!」

 

美矢は優にボールを回す。

 

戦記「栗原!」

 

優の前に栗原が立ちはだかり、ボールをスティールしようとしてくる。優は美矢に対しバックパスを行い、ボールは再び美矢に。

 

ゆうか「(優くん、かなり冷静ね………けど………)」

 

ベンチに座るゆうかは、優の冷静さに感心しつつも………

 

伊吹「後8秒だぞ!」

 

残り時間が8秒を切った。ここで優はゴールに向けて走り出し、栗原から距離を取った。

 

美矢「(ディフェンスをかわした………!)キャプテン!」

 

美矢は再び優にボールを回す。優はボールを受け取ると、すぐに大きく飛び上がった。

 

アリサ「ユーのダンク!!」

 

優はダンクを狙う。しかし………

 

湯津「決めさせるかよ!!」

 

ゴール下という事で、湯津が大きくジャンプしてくる。

 

美咲「だ、ダメなのかな………!?」

 

これには優を除く巫魔の選手全員が不安を見せた。だが………

 

優「絶対に決める!!」

 

優は引き下がらず勇敢にダンクを狙う。そして、優と湯津が衝突。優はダンクを決めたが、リングを掴んだ上での接触をしたため、彼の体勢はかなり不安定で、湯津も接触で地面に崩れ落ちた。当然、審判は笛を吹いた。

 

光一「ど、どっちだ………!?」

 

両チーム、審判のコールに注目を集める。

 

審判「………白5番!!」

 

審判がファールを取ったのは、湯津の方だった。

 

春香「(と、という事は………!)」

 

湯津のファールというコール。それ即ち………

 

審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

優のシュートが得点となり、更にフリースローを与えられた。それ即ち………

 

観客「しゅ………守城の牙城が破られたあああっ!?」

 

守城の無失点記録が途絶えた事を意味していた。戦記以外の守城の選手達が呆然としていると………

 

審判「守城、タイムアウト!」

 

守城監督の夢流は、8点リードしながらも、ここでタイムアウトを取ったのだった………

 

 

 

冷静さを取り戻した美矢、そして優の渾身のダンクが炸裂し、巫魔は遂に守城の無失点記録を崩した。果たして、この初得点が、巫魔にどのような空気をもたらすのか………?

To Be Continued………




次回予告
優の初得点は守城の選手達に大きな動揺を与えていた。しかし、監督の夢流は守城の選手達のペースを戻そうと………?
次回「相手は強いわ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。