守城を相手に、優がなんとか点を取ってつなぎ止めていた。だが、守城監督夢流は、優の強さを巫魔にとって爆弾とも言える選手と評し………!?
湯津「うおおおりゃああ!!」
試合開始から10分。湯津は豪快なダンクをまたしても決め、18vs10と巫魔を突き放していく。そして、同時に第1Q終了の笛が鳴り、優達はベンチへと戻る………
優「はあっ、はあっ………!」
ベンチに戻った際の優の息はとてつもないものだった。
ゆうか「(優くんの息、かなり激しいものだわ………無理も無いか………今日の得点は優くんのダンク5本しかないものね………)」
オフェンスで点を奪えるのが優しかいないというのは巫魔にとってかなり致命的で、その肝心の優がスタミナ切れを起こしかけているのは絶体絶命としか言いようがない。だが………
ゆうか「(今無理して優くんを出して試合に出られなくなったら、この試合には絶対勝てない………仕方無い………!)」
ゆうかはベンチを立つと………
ゆうか「………ここで優くんを下げるわ。伊吹ちゃん、お願い!」
やむなく優を下げる事に。
伊吹「お、おう! 優、暫くは私が何とかするからゆっくり休んでてくれ!」
伊吹は強がりながらも、優に対し後は任せろと言った様子を見せる。優は息が上がっていた為声が出ず、頷く事しか出来なかった………
インターバルを経て第2Qが開幕。試合は巫魔ボールでスタート。巫魔はパスを繋げ、伊吹にボールを渡す。
伊吹「行くぜ………!!」
伊吹はダンクを狙うが………
湯津「甘いぜ!!」
湯津の手によって、簡単にブロックされてしまった。
ゆうか「………!! (やっぱり優くん以外じゃ、5番の湯津くんすらまともに攻略出来ない。でも………!)」
ゆうかは優に視線を向ける。優はタオルを被りながら息を上げ続けていた。
ゆうか「(悔しいわね………優くんしか対応出来ないのに………その優くんに頼れないなんて………!)」
ゆうかは頭を抱えていた。そうしている間に巫魔がディフェンスを行うが、優の代わりに入った伊吹は湯津どころか、PFの栗原すらまともに対応出来なかった。
伊吹「くそうっ………!(なんだコイツら………! 私じゃ手も足も出ねぇ………!!)」
伊吹も守城選手達とのレベル差を思い知らされる。
夢流「(あの11番の子は何ら問題は無い………白宮優くんが下がっている今こそ、守城は冷静に、かつ確実に点を取りに行くべきなのよ………!)」
夢流は、優が抜けた今のうちに、巫魔を突き放そうと考えていたのだった………
優の離脱で一気に苦しい状況となる巫魔。果たして、守城は何処まで巫魔を突き放すのか………!?
To Be Continued………
次回予告
優が抜けた事でインサイドに余裕が生まれた守城は、次々と点を重ねていく。一方、巫魔は点を取り返す事も出来ず………!?
次回「今こそ堅実に」