スタミナ切れ間近の優を下げざるを得なくなってしまった巫魔。代わりに入った伊吹は守城選手にはまるで敵わず………!?
優が離脱した後の巫魔は押されっぱなしだった。優が抜けた事でインサイドが弱体化した結果、インサイドは完全に湯津が支配していた。そして、美矢が点を取る為になんとかパスを回そうとするが、その度に戦記にスティールされてしまう。
美矢「くそっ!」
巫魔は先程からずっと守備を強いられていた。逆に戦記達守城は攻撃の機会が増えたものの、戦記は至って冷静かつ慎重にゲームメイクを行い、確実に点を奪っていた。その結果、第2Q終盤には32vs10と、完全なワンサイドゲーム状態に。
夢流「流石戦記くんね………もうずっと巫魔の得点が無いのにも関わらず、いつも通りのプレイをしている………」
夢流は、圧倒的大差を形成してもブレる事はない戦記のプレイを快く思っていた。そして戦記も美矢を前にしながらこんな事を考えていた。
戦記「22点差………ここまでくれば普通は安心したくなるが………スポーツは最後まで油断してはならない………大量得点で更に攻撃チャンス………今こそ堅実に………点差を広げるまでだ………!」
戦記は大きくリードしている今だからこそ堅実に戦う姿勢を見せる。そして、美矢から少し距離を取ると、戦記はスリーポイントシュートを放った。
積牙「スリー!?」
戦記のスリーに驚く春香達。
美矢「くそっ!!」
美矢はジャンプして手を伸ばすが、ボールには届かず、戦記のスリーは虚しくゴールに入った。同時にブザーが鳴り………
審判「第2Q終了!!」
ブザービーターを決めた守城は35vs10と、25点差のリードを広げて前半を終えた………
第2Q、優の抜けた巫魔が、赤子のように全く歯が立たなかった事について、会場は唖然としていた。
映鳴「おいおい、巫魔がまるで歯が立って無いぞ………? 巫魔ってあんな弱かったか?」
優が抜けただけで一気に点が取れなくなった事に首を傾げる映鳴。その原因について速野は………
速野「違う………守城が強すぎるんだ。そして、優はそんな守城を相手に戦えるだけの強さがある………つまり、レベル差のある中で、頼みの綱が切れた巫魔は、全国トップクラスとの実力差が浮き彫りになったんだ」
守城が巫魔より遥かに格上である事が理由だと考えていた。
速野「俺の見立てじゃ、巫魔は俺達爆速より少し下くらいで、レベルは高い方だ………それだけ守城のレベルが高くなっているという訳か………」
速野は、それだけ守城のレベルが高い事を予感していたのだった………
優が抜けてしまった巫魔は、第2Qを前に圧倒されてしまっていた。果たして、巫魔は守城を前に敗れてしまうのか………!?
To Be Continued………
次回予告
後半戦、巫魔はこれ以上無失点が続けば逆転が難しい状況に追い込まれる。それを見た優は、スタミナ切れを覚悟で試合に戻る事を望み………!?
次回「温存する意味が無い」