優が戦記に勝たなければ巫魔は勝てない。無謀ながらも燃える優は挑戦を続ける。しかし、戦記は優を翻弄する程の強敵だった………!
その後も優は戦記へ挑戦を続けた。しかし、優は戦記を抜けなかった。途中でパスという方法も考えたが、優の動きを読み始めた戦記は、優のパスすらスティールするようになった。
優「はあっ、はあっ………」
また、戦記への挑戦には最大の問題点があった。激しい勝負を繰り返し、優のスタミナが切れかかっているという点である。
優「くそっ………! このままじゃスタミナが持たねぇ………!」
優は疲労のあまり、辺り一面がぼやけて見えた。するとその直後………
審判「第3Q終了!」
第3Qの終わりを告げるブザーと共に、審判のコールが響いた………
その後、ベンチへ戻った優達。しかし、優の息はとてつもなく、オマケに疲労による視界のぼやけに悩まされており、かなり危険水域に陥っていた。
ゆうか「(優くんはもう限界に近い………でも、彼を下げたら間違いなく巫魔は勝ち目を失う………)」
ゆうかはスコアボードを見る。スコアは47vs27。差は再び20点差に追いやられ、絶望的な状況はまだ続く。この状況に爆速の選手達は………
映鳴「また20点差か………相変わらず守城は恐ろしいねぇ………」
映鳴は、守城の容赦の無さを見て、巫魔に同情する素振りを見せる。
速野「それに守城がめんどくせぇのは守城の戦略がロースコアのものって事だ。つまり、守城は最後まで手を抜かねぇ。例え20点の余裕があろうとも、守城は最後まで敵の逆転を予測する。奴らには舐めプなんてワード、一切ねぇんだよ………」
速野は守城は決して手を抜く事は無いと言いきった。彼の言う通り、守城選手達は20点リードしていても緊張感は途切れない。寧ろ、巫魔の様子を伺う程の緊張感を見せていた。そして、巫魔ベンチの雰囲気は絶望的なものだった。
春香「優さんのスタミナはあと僅か………それに、得点差は20点差に逆戻り………このままでは………」
頼みの綱の優がスタミナ切れ寸前かつ、20点差という絶望的な空気に、誰しもが頭を抱える中、優はスポーツドリンクをただ飲み続けていた。
優「………もう一本くれ………」
しかも、缶一杯分を飲んでもおかわりを要求する程。
結衣「は、はい!」
結衣は2本目のスポーツドリンクを手渡す。
優「………僕は勝つ………絶対に諦めるものか………!」
優は震えた手でスポーツドリンクの缶のプルタブを開けると、2本目を勢いよく飲み出した。
積牙「キャプテン………」
優がまだ諦めていない。その事実に春香達は驚きを隠せなかったのだった………
絶望的な中、優は諦めない。だが、戦記に勝つ術も無い優に勝機はもう無いのか………!?
To Be Continued………
次回予告
優はまともに歩くのも困難な状況に陥っていた。戦記も驚いていたが、この状況下で優は奇跡的なプレイを見せる………!?
次回「なんだと」