幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
中学2年。当時の3年が引退し、キャプテンを決める事となった友力中学。修也を推す声がある中、修也の希望でキャプテンは、当時、まだミドレーユを名乗っていた優となった………


第89話 僕じゃダメなのか

友力中学のキャプテンとなった当時の優は、先輩達のキャプテン像や練習メニューを参考にしながら必死にやる。しかし………

 

梶原「俺達はお前達をキャプテンだとは認めてねぇ。勝手にやらせてもらうぜ」

 

修也、アリサ、芽衣以外の2年生は話を聞いてくれなかった。1年生についても、梶原達によって既に根回しされているのか、優の話を聞いてくれない。

 

修也「待てよ………! ………くそっ、勝手な奴らだな………!」

 

修也は、優の言う事を無視する事に苛立つ様子を見せる。優は何も言えず、俯く様子を見せたのだった………

 

 

 

優がキャプテンになった事について、また問題が生じた。それは、他の部員達が普段の練習を終えた後の自主練に参加しなくなった。強制じゃないとはいえ、優や修也達以外は残らなくなった事に、修也やアリサは苛立っていた。

 

アリサ「なんなの皆………! ユーがキャプテンになったのがそんなに気に入らないの………!?」

 

アリサの苛立ちの言葉が飛び出ると………

 

優「………僕じゃダメなのか………?」

 

優は不安な様子を見せる。

 

芽衣「み、ミドレーユくんは頑張ってるよ! それに、自主練習は強制じゃないし………!」

 

芽衣はなんとか優をフォローしていた。

 

修也「だとしてもこれは異常だろ………! ミドレーユが日本人じゃないから毛嫌いしているんだろうけど、そんなのおかしいだろ………!!」

 

だが、修也は怒りを沈められなかった………

 

優「ま、まあ………僕も頑張ってみるよ………! だから落ち着いて………ね?」

 

この時の優は、日々苛立ちを募らせる修也やアリサのフォローに追われていた………

 

 

 

特に修也は、監督の晴原に対し、何度も梶原達の事を相談したが………

 

晴原「しかし………ミドレーユだけを擁護する訳にも行かんしな………」

 

晴原は対応に困っていた。優の事も気にしたいが、梶原達の事を蔑ろにしたり、彼等の意思を無視して練習させる訳には行かないと考えていた為、晴原はこれと言った対応が全く出来なかった。

 

修也「………とにかく何とかしてくださいよ! 」

 

修也は何度もそう言って対応を求めた。しかし、結果として翌年になっても全く状況は変わらなかった。そればかりか………

 

優「………なんだこれ」

 

優は梶原達から嫌がらせを受けるようになった。机を落書きされたり、ロッカーを荒らされたり………

 

優「でも、修也達に迷惑かけたくないし………」

 

しかし、優はこれらの嫌がらせを抱え込んでいた。後に優はこの行動を大きく後悔する事になると知らず………

 

 

 

キャプテンになった後のゆうは壮絶な日々を歩いていた。だが、そんな彼は中学で運命の出会いを果たす事となるのだった………

To Be Continued………




次回予告
中学3年のインターハイ予選。巫魔の対戦相手は、大会初参加のお嬢様学校、白宮中学だった。その試合にて、優は運命の出会いをする。
次回「貴方のファンです」
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