幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
試合を勝ち上がっていく友力中学。しかし、梶原がしかけた脅しによって、優はバスケ部をやめると言い出し………!?


第95話 何も出来ないんだな

そして、それ以降優は練習へ来なくなってしまったどころか、部に退部届を渡してバスケ部をやめてしまった。修也達は必死に話をしようとするが、優は3人に関わらないように避け続けてしまったせいで説得もできず、試合当日の日になってしまった。

 

晴原「じゃあ、ミーティングを………」

 

晴原がミーティングをしようとするが、修也やアリサは試合が出来る空気では無かった。

 

晴原「………ミドレーユの離脱は大きなダメージになっているのは私も重々承知している………でも、今はミドレーユ抜きでやるしかないんだ。全国はもう少しだ、頑張ってくれ」

 

晴原もなんとか励ましの言葉を探すが、それで修也達の元気が戻る訳ないと分かっている為、頭を悩ませる。すると………

 

梶原「任せてください! 俺達ならミドレーユ抜きで勝てますから!」

 

梶原達はこんな状況でも勝てると考えている様子を見せる。

 

晴原「それならいいんだが………」

 

晴原は不安そうな様子を見せていた。しかし………

 

後輩「あ、あの………! やっぱり梶原先輩がキャプテンを試合に出させないよう監督を脅したのは間違いだったんじゃないですか………!?」

 

ここで1年生の勇気ある部員が例の件を暴露した。このままでは勝てない。そう考えたからだ。

 

修也「なんだと!?」

 

それを聞いた修也は大激怒。

 

アリサ「ユーがやめるなんて騒ぎ立てたのは………アンタの仕業だったわけ!?」

 

同時にアリサも激怒した。

 

修也「………ふざけんな! そんな事でミドレーユを追い詰めていたのかよ………呆れてものも言えねぇよ!! ………俺はこの試合を降りる!!」

 

真実を知った修也は試合を放棄。荷物を持って体育館を去ろうとする。

 

晴原「天野!」

 

晴原は止めようとするが、直後にアリサも荷物を持ち………

 

アリサ「私もこんな状況で試合とか無理。もう勝手にやって………!」

 

試合を放棄してしまった。

 

荒木「お、おい! どうしたんだよ!?」

 

梶原や荒木は言葉を失っていた。しかし、もう試合までの時間は無く………

 

芽衣「監督………! 私かなんとか頑張ってみます! とにかく試合を………!!」

 

現在、確実なスタメンポジションの中で、唯一残っていた芽衣が残って試合に出る事を決めた為、なんとかなると梶原達は思っていた………しかし、現実は残酷で、試合は39vs85でボロ負けした。

 

梶原「そ、そんな………!」

 

絶望する梶原達に対し、対戦相手は………

 

相手「最近強くなってきてたから期待してたのに………それはミドレーユとか天野とか、元々のスタメン陣が強かっただけか………アイツらがいないと何も出来ないんだな………」

 

落胆するようにそう言い放った。友力の全国への道は、このような形で終わってしまったのだった………

 

 

 

優、修也、アリサ。主力3人が抜けた友力は全国に行けず敗れてしまった。果たして、この事実が優達にどう影響するのか………!?

To Be Continued………




次回予告
高等部への推薦を受ける優だが、バスケに情熱を失っていた彼は、推薦を蹴ってしまう。その後、自分の進路をどうするか悩む優の前に、春香が現れ………?
次回「私と遠くへ行きませんか」
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