優が春香と付き合っている事を詰め寄る梶原達。しかし、優達はそんな彼等に呆れると共に冷たく突き放し………
そして、卒業式の日。式が終わった後、修也は携帯を手に体育館裏側へ来ていた。携帯の画面には、優に対し体育館裏側に来て欲しいと連絡しているチャットアプリの画面が映っていた。優は返信こそしなかったが、既読と書いているので把握はしているのだろう。
修也「あの日からもうずっと口を聞いてもくれない………何がお前を変えちまったんだよ、ミドレーユ………」
修也は今も尚、優を心配し続けていた………不安の声を漏らしていると、体育館裏側に人影が見せる。修也が人影の方を向くと、左頬が腫れた優がやってくる。
優「………やあ、修也」
優は修也の元へ近づく。修也は優の左頬に気づくと………
修也「………その頬、どうしたんだよ?」
怒りつつも、どこか心配した様子でそう問いかける。
優「アリサに殴られた。高校からは僕達も離れ離れになるからね………後、芽衣にも泣かれた。理由は勝手に皆の元から離れると決めたから………らしいよ」
優は修也と目を合わせようとしない。それに気づいた修也は………
修也「………お前、俺と目を合わせてくれないよな………?」
優に対しそう声をかける。
優「合わせられないんだ………バスケ部から逃げたあの日から………ごめん」
優は自然と目を合わせられなくなっている事を呟く。
修也「………お前は今後どうするんだ? 俺とアリサと芽衣はこのまま高等部へ行くつもりだけど………」
修也達は現在のように、高等部へ内部進学する事に。
優「僕は他県に行くよ。幸い、知り合いはいるからね」
優は知り合いがいると語る。
修也「………白宮さんか?」
修也はそれを春香だと察した。優は黙って頷いた。
修也「彼女と付き合ってるって噂は聞いてたけど………彼女なら安心だな………」
修也はどこか安堵する様子を見せる。
優「まあ、頼りにはなるよ。色々手伝ってもらったからね」
優は春香に感謝する様子を見せる。そして優は修也に背を向けると………
優「………お別れの時だね、修也………長い間ありがとう」
優は修也に別れを告げる。修也は優の背を見て………
修也「ミドレーユ………! ………今度は敵同士でもいい………バスケを続けてくれよ………!!」
修也は優に対しバスケを続ける事を望んだ。
優「………それを決めるのは自分だ………でも、もし続けていたら………また会えるかもね………」
優はそう言い残して、修也と別れた………彼としては今後、応援する気持ちになっていたが、後に2人はコートの上で邂逅する事になるのだった………
こうして、優の苦い中学時代は終わった。しかし、彼はそれから少ししてバスケに復帰する事になる。果たして、何故彼はバスケの世界に戻って来たのか………?
To Be Continued………
次回予告
巫魔高校へ進学してから1ヶ月。優はバスケ部を見に行く事はしても、入部する気力が沸かなかった。そんな彼に、監督のゆうかが声をかける………
次回「君のやりたいようにやればいい」