快斗「アシスタントの快斗だ」
◇というわけで前々回出してないキャラを前書き後書きに追加しようかなぁという発言に対し選ばれたのは夜闇快斗くんです。
快斗「一つだけ言わせてくれマスター」
◇ん?
快斗「マスター、なぜ俺と言うより俺達の出番がなかった?夜闇家のキャラクターは合計三人だ。だがあんたは俺以外を覚えてないよな?」
◇・・・そうだな。
快斗「改めて俺の兄妹を作れ、それでこの問題はチャラにしてやる。」
◇わかった、それくらいは必要だろう・・・それでいいか?
快斗「あぁ、構わない。だが・・・」
◇?
快斗「次は無いと思え(ガチトーン)」
◇は、はい!!:(;゙゚'ω゚'):
快斗「それじゃ、読者の皆様続きを楽しんでくれ。そうそう今回から試験的に改行や場面の移り変わりその他多数を本格的に模索する為に色々やっている。違和感あったりする場所はおそらくその試験を試している場所だ。まぁ、元々からこの小説は見にくいってのがある。それを治す為の試験でもある。多めに見てくれると助かる。それでは、改めてどうぞ。」
飯を腹に入れる為食堂に向かう。不思議と鹵獲した船の艦内はまるで最近まで手が入ってたかなように綺麗で清潔に整ってた。不思議な事に食糧もそのまま、まるでこの船自体の時間が止まったような感じだった。
「この
そう、独り言のようにそんな言葉を呟いた。
「確かにそうね。この
そんな独り言に答えたのは。
「姉さん!」
彼の姉だった。ニコッと笑い彼に答える
「はぁい、
「いや・・・まだです」
「そうなのね・・・なら、私と一緒に食べない?私も、実はまだなんだ!」
「いいですね。久しぶりに姉さんと食事食べたいですし」
そう言い、2人は食堂へと歩き出す。
「姉さん、聞きたかったんだけど」
「ん?なぁに?」
「姉さんって何時頃からウルフ隊の隊長になったの?」
彼はつい先程できた疑問を投げた。彼等が同じ場所で過ごしていた間はそんなこと一言も言わなかったしそんなそぶりもなかった。それゆえに気になったのだろう。
「んー・・・・そうね。ほんの1、2年前くらいかしら丁度
「・・・・よく隠し通せましたね。父さんや母さん、それに僕からも。」
「それについては・・・そうねぇ、簡単にいうとウルフ部隊は秘匿部隊の一つというべき存在だから言う訳にはいかなかったの。」
「・・・・それ、言ってもいいんですか?」
そう、彼女が言った通りウルフ部隊は「秘匿部隊」の一つだった。決して口外してはならず口外した場合記憶処理や死刑は免れないであろう。
「ん?あぁ、大丈夫よ。この周りには誰もいないしこの会話を聞いてるのは私と貴方だけ。でしょ?」
確かに周りには見計らった様に誰もいない。だが何処に監視の目が潜んでいるかそれはわからなかった。
「確かにそうですが何処かで盗聴されてたりしませんか?」
「そんな強制言論統制みたいなことはないわよ。そんなことしたら崩壊するでしょ??それは無いわよ。それに・・・いや、これはまだダメね。」
「そう・・・ですか。わかりました。そうだ姉さん」
「ん?なぁに?弟君」
「また・・・一緒にいられて嬉しいです。」
「ふふっ、私もよ。さぁ、そろそろ行きましょ。あんまり遅いと隊長殿がうるさいわ。」
そう言い彼女は彼を連れて食堂へと向かう。
「あ、そうそう。一つ言い忘れてたわ。」
「なんですか?」
「これからよろしくお願いね、私の可愛いルーキー君♡」
そして彼らは食堂に入り食事を摂るのだった。
夕方、報告も兼ねて今回の作戦に立ち会った部隊の隊長が顔合わせを行なっていた。レイヴン隊の隊長、ウルフ隊の隊長である姐さん、そして・・・隊長と俺
『以上が本作戦の結果です。』
『うむ・・・見事であった。しかし貴重な人員を失ってしまった・・・致し方無しとは言え・・・今後の作戦に影響が出るかもしれん。』
「そうですね。我々も今後はこのような事がないように注意します。」
『そうだな・・・そうだ。ケイナ君、響呀君にはもう伝えたのかね?』
「総司令、例の件ですね。まだ伝えていません。」
とウルフ隊の隊長ケイナ・ナナミが答える。
『そうか、では早めに伝えるといい。それと、今後ともよろしく頼むぞ。期待している。』
「はっ!ありがとうございます!」
そう言い、通信が終わる。
「ふぅ・・・やっと終わったか・・・」
「お疲れ様、響呀君さて、それじゃあ早速本題に入ろうか。」
「え?本題ってなんです??」
「はぁ・・・今何を聞いていたの・・・?いい?今から言うことをよく聞いておきなさい。まず一つ目、貴方はウルフ隊に入隊したのよ。」
「・・・え???」
俺は一瞬何を言ってるのか分からなかった。入隊?俺が?ウルフ隊に?なんで?どうして?色々な思考が頭を駆け巡る。そんな中、彼女の話は続く。
「まぁ、混乱するのも無理ないわ。私だって最初聞いた時は混乱したもの。でも、これは事実よ。そして総司令からのお達しもあるわ。内容はこうよ。『これからはウルフ隊の隊員として励むように、君の姉君もいる事だし大丈夫だろう。』ですってさ。全く・・・人使い荒いわねあの人。」
「あの、姉さん、ちょっといいですか?」
「ん?なにかしら?」
「その、ウルフ隊に入るのはいいんですけど・・・僕なんかが入って大丈夫なんでしょうか?」
「何言ってるのよ、貴方以外に適任はいないわ。私が保証する。」
「そうですか・・・分かりました。姉さんがそこまで言うなら僕も頑張ってみます。」
「うんうん、それでこそ我が弟だわ!」
そう言うと彼女は嬉しそうに彼を抱きしめる。彼も少し照れながらも抱きしめ返す。まるで本物の姉弟のように。そうしてしばらく抱き合った後2人は解散し各々の部屋に戻った。
深夜・・・何かに呼ばれるように目を覚ました響呀。
「ん???誰かが俺を呼んでる・・?」
ミツケテ・・・・アナタガ・・・ミツケテ
ワタシヲ・・・・ミツケテ
「どう言うことだ・・・?」
脳内に響くその声に従い声が強く響く方へと足を進める。
そして辿り着いた場所は船の格納庫であった。そこにポツンと佇む一つ「箱」まるでその箱はストレングス・ハーツを格納できる大きさだった。しかしその箱を開封するボタンも装置もなくただただ黒い箱が置いてあっただけだった。しかし、何故か彼はそれがストレングス・ハーツだとわかった。理由はわからない、だが直感的にわかるのだ。
「この中に俺の相棒がいる・・・」
そう確信した瞬間、彼はその箱に近寄り箱に触れた・・・するとその触れた場所から箱が小さく・・・否、外装が剥がれていきそして外装の一部が剥がれ終わると剥がれた外装は小さいキューブ上のものになった。彼はそれを躊躇いなく手に取り自分の心臓部に近づけると吸い込まれるように入っていった。彼の脳内に声が響いた
《機体のパイロット認証完了 「オリジナルコード保持者「真川響呀」」アクティベート指示を待機、パイロットの指示を待機中》
「な、なんだこれ!?一体どうなってるんだ!?」
突然聞こえた謎の声に驚き戸惑う彼。そんな困惑してる彼にさらなる追い討ちをかけるかのように次の声が聞こえる。
《機体名登録要求:コードネームを決めてください》
「コード・・・ネーム・・・?フェニックス・・・」
咄嗟に出た名前それはかつて地球で伝説と呼ばれた不死鳥の名前だった。何故その名前が出たのか彼にはわからなかった。ただ何となく思いついた名前を言っただけに過ぎなかったのだがその声はこう答えた。
《・・・認証確認これより本機の名称は「フェニックス」となります。以後よろしくお願いしますマスター》 その瞬間、頭に響いていた声は聞こえなくなりいつの間にかキューブは形を変えに義手のように取り付けられていた。
「なんだったんだ・・・・?今の」
困惑する彼だったが突如警報が鳴り響く
。どうやら敵襲のようだ。だが、先の戦いで機体の回路は焼き切れ現状彼は動けなかった。しかしそんな状況でも何もしない訳にはいかず響呀は作戦室へと向かっていた。するとそこには同じく作戦室へと向かうウルフ隊の隊長であるケイナがいた。
「あら?どうしたの?貴方の機体は今整備中でしょ?」
「何もできないけど・・・せめて作戦室には行かないと!!機銃とか使えるかもしれないし!!」
「・・・はぁ、仕方ないわね。分かったわ、ついてきなさい」
そう言い彼女を後についていく響呀であった。道中で様々な疑問を投げかけたが彼女は答えてくれなかった。そうして作戦室の扉の前に着く。扉を開け中に入ると既に何人かのオペレーター達が忙しそうに作業していた。その中には見知った顔もいた。
「ん!!ルーキーじゃないか!」
「隊長!お疲れ様です!状況はどうなっていますか!?」
「いや、まだ分からん。レーダーにも映ってないし反応も微弱だ。もしかしたらステルス系の機体かもしれん」
「なるほど・・・確かにそれはありえますね。」
そんな会話をしていると一人の女性が声を上げる
「来ました!敵機影捕捉!数5!これは・・・デーモンです!」
「ちっ、よりによってデーモンかよ・・・おい、ケイナどうする?お前の弟もいるんだぞ?」
隊長である男はケイナに問う。それに対し彼女は答える。
「無論このまま戦闘に移るわ!各員配置について!ルーキー君は・・・退避ブロックに!」
「姉さん!?」
「貴方の機体はない!今は出撃できないのよ!!」
そう言い彼女は彼を突き放す。その時、通信が入る。相手はウルフ隊の副隊長であった。
『隊長!こちらは出撃準備完了です!!いけますよ!!』
「わかったすぐに向かうわ」
そんな時だった
「待ってください!!敵の数が・・・増えています・・・!!」
オペレーターが驚きの表情で言った。
「100・・・200・・・300・・・・500を突破・・・まだまだ・・・増えています・・・600・・・700・・・800・・・1000・・・敵の数は1000機・・・その全てが・・・・デーモンタイプです。」
オペレーターは絶望に満ちた表情でそう言った。デーモンタイプは簡単に言うとガ○ダムのビ○・○ムとエ○メスを合わせたような機体で全方位に射出できるピッドそしてコロニーすら撃墜できる火力を持ったレーザー砲を多数装備している。そんな強力な機体が千機もこの艦に襲来しているのだ。
「デーモンタイプが・・・・千機!?そんなのありえない・・・」
ケイナは驚愕し狼狽える。無理もないだろう、今まで確認された中デーモンを一機倒すのに使用されたストレングス・ハーツは50機以上しかも砲兵や艦砲射撃の援護があってこそ倒せたのだ。それなのに今回はたった数機で相手しなければならないのだ。勝てるはずがない。誰もがそう思った時、一人の男が声を上げた。
「おいおい、何ビビってんだよ!俺達なら出来る!そうだろうお前ら!」
その男はアルファ隊の隊長だった。彼の言葉により皆の心には希望の光が灯った。
『そうだ!俺達は強い!どんな奴が来ようと負けるはずねぇ!』
『やってやろうぜ!ここで逃げてちゃ男が廃るってもんだ!』
『俺も戦うぞ!あんな奴らに負けてたまるかよ!』
『やっちまえー!!』
などと士気が高まった頃、また通信が入った総司令部からだった。
『こちら総司令部、状況は確認してある。すぐにそちらに援軍を送る!それまで耐えていてくれ!!』
『了解しました!ご武運を!』
そう言い通信を切った直後だった。
警報が響く、それは接近警報だった。
「よし!みんな出撃よ!」
『『『了解!!』』』
そうしてみんなが出撃準備に取り掛かるウルフ隊のメンバーはすでに準備が完了していた為すぐに発艦していった。
そして俺は退避エリアに向かっていた・・・
「俺は・・・どうすれば・・・」
そんなことを呟いた。直後だった。
また頭に声が響いた。
ワタシヲ・・・ツカッテ
そんな声が響いた。
俺はそれに従うように義手を胸の高さまで持ち上げ腕時計を見るような動作で手に着いた装置を見る。
「そうか・・・あの箱に入ってる(と思われる)ストレングス・ハーツなら!!」
正直どんなストレングス・ハーツが入っているかわからない。本体は見えてなく少し箱の外装が削れこれになっただけだ。俺は急いで先程向かった格納庫に向かう。格納庫に着くとそこには整備士たちが慌ただしく動いていた。俺はなんとかして先程の格納庫に向かった。すると・・・
『敵ビッド!!急接近!!回避不能!!衝撃に備え!!』
敵のビットがピンポイントで俺のいる格納庫にレーザーを放ってきた。次の瞬間レーザーが被弾し格納庫の天井が爆発し瓦礫が崩れてきた。
「やばい!!避けられ!?」
瓦礫が落ちてきて避け切れず潰されると思ったその直後義手のような装置から淡い光が放たれる。まるで時間が止まったように全てが静止する・・・
「なんだ・・・・これ!?時間が・・・止まっている!?」
そう彼が呟くとまた頭に声が聞こえた。
アナタヲ・・・シナセルワケニハイカナイ
ワタシヲ・・・ツカッテ!
その声は先程より鮮明にそして、はっきりと聞こえた。
「まさか・・・フェニックス・・・・・なのか?」
その声に対しフェニックスは何も答えない。しかし、少しだけ箱が動いた気がした。
「わかった・・・!行こう。フェニックス」
そう言い時が止まった中俺は箱に近づく。そして・・・それに触れる・・・すると
時間がまた動き出す、そして、箱が淡い光に包まれてストレングス・ハーツの形になる・・・その機体は独特なフォルムをしており背中には機械の翼のような物が付いておりまるで「鳥人」の様であった。機体はオレンジ色でシールドや武装もついていた。武装はビームライフルと思われるようなデザインをしたライフルで背中にの翼の中央部分に設置されるようにロケットランチャーが配備してある。シールドには何かの砲口がついており頭部にはバルカンと思われる発射口、腰部にはビームサーベルと思われるものが平く配置されておりおそらく抜刀の際には落下しそれを受け止めて使用するのだろう。
ふと体が浮く、導かれる様にコックピット部分で静止しコックピットが開く。そして乗り込んだ。
感覚の様で導かれる様な感じでボタンを押し操作する。すると
《システムアクティベート指示を確認、周辺状況の確認および統合を認識中不規則な揺れと非常警報発令を検出、初めましてパイロット、非定型統合認識システムL.Y.D.I.A起動しました。いつでも行けます。》
L.Y.D.I.A?なんなんだこのシステムは?そんな事を思っているうちにまた攻撃が始まる。今度は複数のミサイルだった、しかしそれを疑問に思っている俺をよそに勝手に機体が全て撃ち落とす。さらに同じ様に機体が勝手に相手のビットを破壊していく。
「L.Y.D.I.A君は一体・・・?」
《私は貴方をサポートする専属のAIです。私の使命はあなたをサポートし守る事にあります。ここにいては迎撃しかできません。格納庫に空いた穴から敵に向かいましょう。ご安心をこの機体での最初の戦闘です。サポートしますので気にせず戦闘してください》
何が何だかわからなかったが・・・L.Y.D.I.Aの言う事は理にかなっている。この場所では防戦一方だ。格納庫に空いた穴から飛び出しデーモンが来ている方向に向かう。
船から離れるにつれてどんどん敵が増えていく、だが関係無いと言わんばかりにこの機体は次々とデーモンを「一撃」で粉砕していく。気がつけば艦艇付近の敵は殲滅していた。そんな時に通信が入る。
『所属不明機!応答せよ!繰り返す!所属不明機応答せよ!貴官の所属と名前を述べよ!』
その声はアルファ隊の隊長であった。
「こちら、フェニックス、真川響呀。戦闘に参加します」
その声を聞き通信相手は動揺していた。
『ルーキー!?君なのか!?一体!?その機体は!?』
「後で説明します。それより今は目の前の敵を」
『あ、あぁそうだな、分かった!』
そう言って彼は通信を切る
「L.Y.D.I.A、行ける?」
《私の事を気にする必要はありません。先程申した通り私は貴方をサポートします。いつでもどうぞ。》
「・・・わかった!」
そう言い彼は再び戦場へと戻るのだった。
〜〜〜〜〜〜 その頃鹵獲した船ではブリッジと作戦室が慌ただしく動いていた。
現状アルファ隊の隊長は艦長となっており作戦指揮を取っていた。
「観測室!所属不明機を味方と識別する様信号を出せ!!管制室!!とにかく打ちまくれ!ありったけの弾を使ってなんとか耐えるんだ!!左舷!弾幕薄いぞ!!何やってるんだ!!」
彼は怒鳴りながらも的確に指示を出していた。そんな中オペレーターの一人が声を上げる。
「敵機捕捉!!数30です!」
「なんだと!?」
驚く彼だったが更に追い討ちをかけるように報告が来る。
「敵機増援を検知!!数60です!」
「くそがっ!!どんどん接近してきている!!」
悪態をつく彼であったがそれでも諦めず指示を出すが、敵の数が多く次第に押され始めていた。その時だった。
『待たせたな!!加勢に来たぞ!!』
通信が入る。
「本部からの増援か!!感謝する!!!」
『礼はいい!それよりも敵はまだいるのか?』
「まだいるぞ、恐らく数百機はいるだろう・・・」
そう言うと通信機越しにため息が聞こえた後こう言われた。
『ならいい、暴れるぞ』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『敵機捕捉!!数40です!!』
オペレーターの報告を聞きケイナは驚愕する。
「まだそんなにいるの!?」
その時、レーダーの反応が一気に消えた。それと同時に爆発音が複数響く・・・
「え?なに?なにがおきたの?」
ケイナはその状況に困惑する。
「ケイナ隊長!あれを見てください!!」
部下に言われその方向を見るとそこには信じられない光景があった。
先程までこちらに迫ってきていたデーモン達が次々に撃破されていたのだ。
「一体何が起こってるの?」
ケイナは困惑しながらその光景を見ていた。
〜〜〜〜〜〜〜
数分前・・・アルファ隊の隊長であり艦長である男は今目の前で起こっている事が信じられなかった。レーダーには今無数のデーモンがいたのだがそれらが次々と撃墜されていくのだ。それも一撃で仕留められるほどの火力を持った機体によってだ。その機体の名はフェニックスというらしい。そしてその操縦者は新人の筈なのだが既にベテランの様な動きで戦っていたのだ。彼の機体は特殊でバックパックから機械の翼状の物から「羽」が外れまるで敵兵器のビッドの様に飛び回っていた。そして両手にある「武器」で敵を葬っていた。しかも驚くべきはその連射性能だった。たった数秒で10発以上の弾丸を放ち1発で3機のデーモンを撃破していたのだ。しかもそれだけではない、なんと背中のバックパックから粒子を出しながら加速していたのだ。その姿はまるで鳥のようであった。そしてそのまま突撃して行きあっという間にデーモン達を倒していったのだ。
「こいつは・・・すごいな!!」
思わず声が出てしまうほどだった。そして数分後に艦艇の近くにいた第二波の殲滅が終わった。
『こちら真川響呀、これよりウルフ隊の援護に向かいます。』
「了解した、気をつけろよ!」
『了解!!』
そう言い彼はウルフ隊の方に向かって行った。
〜〜〜
ウルフ隊は苦戦を強いられていた。
「あーもうっ!!数が多い!!」
ウルフ隊の面々は敵の猛攻になんとか耐えていた。しかし限界が近い状態だった・・・その時、空から赤い閃光が走ると同時に凄まじい轟音が響いた。直後大量のビットやデーモンが吹き飛んでいた。そこには赤き鳥のようなストレングス・ハーツが飛んでいた。
「あれは・・・ストレングス・ハーツ!?あんな機体見たことない!!」
隊員の一人が言った。そう、A.U.F.に登録されてる機体にフェニックスはなかったのだ。すると通信が入る。
『皆さん大丈夫ですか?救援に来ました!』
そんな声が聞こえる中一人の女性が声を上げた。
「ちょっとあなた何者!?所属と名前を言いなさい!」
そんな女性に対しストレングス・ハーツはこう答えた。
『Α.U.F.所属真川響呀!これより作戦に参加します!!』
そんな声が響き渡る中彼らは驚きを隠せなかった。何故ならその声の主こそが「響呀」でありあの箱起動できたただ一人の兵士だったからだ。
「え!?弟君なの!?嘘!?」
私は驚きを隠せなかった。弟で新人の響呀があの箱を起動させ既に操っているからだ。そしてフェニックスは次々とデーモンを倒していく。その戦いぶりはまるで歴戦の戦士のようだった。そしてフェニックスのパイロットたる響呀はみんなにこう言った。
『みなさん大丈夫ですか!?』
その声を聞いた瞬間私は安心したのか涙が流れてきた。
『坊や?貴方の方こそ大丈夫なの?』
『はい?自分は大丈夫です!!』
『そ、なら良かったわ、それと、助けてくれてありがとうね』
『いえ、当然の事をしたまでですよ、それより隊長これからどうしますか?』
「そうね・・・」
レーダーを確認しつつ周辺を見渡す。すると・・・
「敵のデーモンが・・・引いていく??」
レーダーを確認すると敵の動きが急に鈍くなったのが分かった。まるで何かから逃げるような動きだった。そうして敵が完全に撤退していった・・・
「勝ったの・・・?」
私がそう言うとみんなが喜び出した。
ふぅ・・・と、安堵の溜息が出る。
「それじゃみんな。戻りましょう。」
〜〜〜〜〜〜
その後我々は船に戻り補給を受けたのち解散した。俺はしばらく部屋でゴロゴロゆったりしていたら突然隊長・・・いや、艦長代理から呼び出しを喰らった。理由は明白だった。フェニックスの件だろうそして俺がなぜあの様な動きができたのかを聞く為に
〜〜〜〜〜
「さて、響呀くん。呼ばれた理由はわかるね?」
「ええ、自分が何故あそこまで動けたのか・・・そしてあの機体ですね。」
「そうだ・・・・単刀直入に聞こう、あの機体はなんだ。我々のデータベースにあの様な機体はないましてやデーモン級を一発で葬れる様な火力もない。あの機体はなんだ。」
俺は正直に答える事にした。別に隠す必要もないしむしろ知ってもらった方が後々楽だと思ったからだ。それにこの人は信用できると思ったからでもある。
「・・・分かりました、お話します。あの機体の名前はフェニックスと言います。デーモン級を一撃で葬った事に関しては・・・正直わかりません。引き金を引いたら敵が消えたとしか。」
「ほう、フェニックス・・・ソロモン72柱の37番目「不死鳥の悪魔」か・・・なるほど。そして、一撃で葬った事はわからないと・・・なるほど。」
「次に・・・あの動きはなんだ。まるでベテラン以上の動き方だった。何故あそこまで動けた。」
「それは・・・」
《私から説明しましょう》
腕についている装置からその声が聞こえた。
俺は腕を机の上に置き会話をさせる。
「君は・・・!?」
《初めまして、艦長代行殿私は否定系統合認識システムL.Y.D.I.Aです。マイスター響呀の戦闘サポートをしております。」
「・・・これは驚いた、戦術サポートAIとは・・・しかし、君のような高度なサポートAIは聞いた事も見た事もない。一体君は・・・」
《現時点でその質問には回答できません。極秘プロトコルに抵触します。》「そうか・・・機密事項と言うわけか。分かったこれ以上の詮索はしない事を約束しよう。それで君の目的は何だ?」《私はマスターである響呀様のサポート及び守護する事です》
「サポートと守護・・・つまり彼が危険な目にあった時に対処するという事だな?」
《その通りです》
「わかった、これからもよろしく頼むぞL.Y.D.I.A君、響呀、下がりたまえ」
《了解しました》
しばらくして入れ違いのようにケイナが入って来た。何やら報告があるようだ。
「それで・・・どうだった。」
「はい、艦長代行貴方に言われた通り調べました。戦闘データを解析した所通常の兵器と大差が無いレベルの威力が発射される瞬間破壊兵器並の威力に変わっています。これはランチャーやバルカン、ライフル全てに確認できました。それで、弾薬等を調べてみたのですが・・・」
ケイナは歯切れが悪く、一瞬躊躇った。だが意を決して報告する。
「弾薬が・・・その、規格が合わないんです。明らかに・・・装填ができないんです。」
それを聞いた瞬間彼は驚愕した、今までそんな事は無かったのだから当然だ。
「何!?ではどうやって射撃できたのだ!?」
「はい、そこは私も疑問に思いました。そして念の為再度企画を測定しました・・・そしたら・・・・どれも規格が合うんです・・・データは取ってあるので間違いありません。」
彼は驚愕していた。本来有り得ない事が目の前で告げられたのだ、無理もないだろう。
「明らかに「弾薬と武器」が勝手にそれも、自分の意思か何かで規格を変えた・・・としか・・・弾薬のサイズも変わっています。それに・・・戦闘中のデータもさらに細かく分析したのですが・・・出撃後直後の戦闘データと帰還直後の戦闘データを分析した所・・・出撃直後よりも帰還直後の方が装甲データも威力データも明らかに上がっています。明らかに・・・「機体が意思を持ち自己分析をしそして成長した」としか・・・」
「そんな馬鹿な事があり得るのか!?いや現にあり得ている訳なのだが・・・」
彼は頭を抱えていた。こんな事は初めてだった為だ。
「とにかく、調査感謝する。彼の事は引き続き見守っていくとしよう。下がりたまえ」
「了解、失礼します。」
ケイナは部屋から出て自室に向かう・・・足音が遠ざかっていくのを確認し彼は端末を開く・・・
「・・・・ゴエティア計畫・・・計畫中止、研究チーム解散、資金・資源凍結・・・か・・・はぁ・・・コーヒーでも淹れるか・・・」
そう言って彼はコーヒーを淹れ端末に戻ると・・・目を見開いた。
「な・・・!?これは一体!?」
先程までゴエティア計畫中止と書いてあったそれは「ゴエティア計畫完了、
「計畫が完了・・・?駆導者の起動待機・・・?どう言う事だ・・・待て・・・」
彼に嫌な考えがよぎる。それは
「後71機・・・フェニックスと同等・・・もしくはそれ以上の機体がある・・・?」
そう考えた時彼は背筋が凍り付いた。もし、それが本当ならば早急に確保しなければならない。仮に敵に渡ってしまった場合・・・人類に・・・勝ち目は無くなってしまうからだ。
「・・・今それを考えても仕方ない・・・が、対策は練らないとな・・・本部に掛け合ってみるしか無い・・・か」
〜〜〜〜〜〜一方その頃〜〜〜〜〜〜
「・・・・L.Y.D.I.Aいる・・・?いや・・・いないよねぇ」
そう独り言を呟く、すると・・・
《はい、なんでしょうかマイスター》
と返事が来るので思わずビクッとしてしまった。
「え、あ、いるの!?」
《?理解不能です。私は貴方の右腕に装備されてる端末に付属しています。適切な移動処理を行えばフェニックスや他の端末でも運用できますが基本的には私は貴方と共にいます。》
「あ、そ、そうだったのね・・・ははは・・・(まさか本当に会話出来るなんて思わなかった・・・それにしても・・・この子は一体なんだろうか・・・あんな高度なサポートが出来るAIなんて聞いた事もましてや開発されているというのも聞いた事がない・・・一体L.Y.D.I.Aは・・・まいっか。心強いしな!)」
そんな事を考えつつ響呀は風呂に入ろうとする。が、腕についた装置の外し方がわからなかった。
「え、待って!?これ外し方わかんないんだけど!?どうしよう!?」
《落ち着いてくださいマイスター、まずは深呼吸をしてください。そして装置の中央部分に手を触れて下さいそうすれば解除されます》
言われた通りやってみると見事に外れたのだった。そしてそのまま服を脱ぎ風呂場に入る・・・
「ふぅ・・・疲れたな・・・(宇宙から降りて来て船を鹵獲して防衛戦をして・・・・そして、フェニックスという機体に乗って・・・初陣とは思えない1日だった・・・フェニックス・・・どうなるんだろうな・・・もしかしたら、上に差し押さえられるのかな・・・まぁ、その辺りは今は考えても仕方ない・・・ゆっくり休むとしよう)」
そんなことを考えながら湯船に浸かる・・・
「はぁぁぁぁ〜いい湯だぁ・・・疲れが吹き・・・飛ぶわけないな・・・うん。」
「(そろそろ上がるか・・・)」
風呂から上がり体を拭き着替えてベッドに横たわると急に睡魔に襲われる。
「(ああ、今日はいろいろあったなぁ・・・明日から本格的な戦闘か・・・初陣として色々あったな・・・)L.Y.D.I.A、おやすみ・・・」そう言って彼は眠りについた。
L.Y.D.I.Aはそれを聞き「おやすみなさい。マイスター」と言いスリープモードへと入ったのだった・・・
導かれるようにフェニックスを起動した響呀
端末に表示された「ゴエティア計畫完了」を見つめる艦長代行
ただ、静かに佇むフェニックス
弟がウルフ隊に入り、フェニックスという機体を入手しこれからどうするかを考えるケイナ
様々な思惑や感情が交差しそして、新たな道を切り開いていく。
次回、arrive or die二百年の空白編
「紅の超兵士」
次回も見て行ってくれ!!
◇どうも。蒼淵の暁です。
快斗「アシスタントの快斗だ・・・じゃねぇんだよ。主、いうことあるだろ?」
◇そうだね。明けましておめでとうございます&進級おめでとうございます!!
快斗「違うだろ!!!!!!!!!!あけましておめでとうございますじゃねぇんだよ!!もう四月なんだわ!!!お前最後に投稿したのいつだよ。」
◇去年の10月っすね・・・・
快斗「この6ヶ月間何があった。半年も留守にして何があったんだよ。」
◇まぁ簡単に言うとリアル環境の変動のせいで小説を書く時間が極端に少なくなった
快斗「まぁ、だとしてもだ。近況報告くらいできたろ?それすらできなかったのか?」
◇「うんまぁ、そうなんだよね。近況報告すらできないくらい忙しくて・・・けどその分煮詰めることもできたよ。2、3ヶ月に一回のペースで投稿できたら・・・いいなぁ(遠い目)」
快斗「それにだ。お前さんもう一つの作品どーすんだ?」
◇あぁ、黒の剣士のマインクラフトと双翼の剣士ね。実はあれね実際にマイクラをプレイしてその状況を再現していく形で投稿していこうと思う。んで、状況的なのがMOD構成がまっったく違うのと私自身が剣より銃に興味が移り始めた。加えてバージョンは1.12.2なのよ。
快斗「つまり?」
◇タイトル変更・・に・・・なりますね。はい。
快斗「MODとかないのか?1.12.2にソードアートオンラインのMODとか」
◇あのね、快斗君。私のねMOD構成なんだけどね。メインに「ドルフロMOD」と「ゲリラMOD」加えていろんなMODを入れてるのよ・・・これ以上増やせないわ。あるにはあって見つけてはあるのよ。けどねまともに剣で戦えないっす。抜刀剣ですら雑魚的相手に死んだのよ!?無理よ!?弾幕の中を全部掻い潜っていけと!?!?戦車や戦闘ヘリ、機銃陣地が待ち構えている中に切り込めと!?!?」
快斗「わかった!俺が悪かった!!な!!そこまでにしようぜ!!」
◇「と、まぁ。いろんな事情があるんで多分ソードアート・オンラインとはついてますがほとんどガンゲイル・オンラインっぽくなりそうかなぁって感じがします。それに黒の剣士のマインクラフトは元々YouTubeで投稿されてる動画です。それをこちらが許可を取ったとはいえ完全な再現をすることはできません。それは単なるパクリですからね。あくまでYouTubeで投稿されている黒の剣士のマインクラフトとは違う。全くの別物とお考えください。この辺りの話は活動報告にも上げます。と言うわけで今回はここまでにさせていただきます。長い間お待ちしてくれた方々お待たせしました。本格的とはいえませんが活動を再開していきます。それではまたの!」