幻想郷縁起物語~忘れ去られる少年~   作:つかピン

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はじめましてどこかでお会いした人は改めまして!
つかピンです

オリ主以外にももう一人オリキャラがこの幻想入りしてたりしますが
それは後々に登場するでしょう
なのでオリキャラがそんなに出てくるのはいやだなぁという方はそれでも読んでもらえたらうれしいなぁ・・・(無理をせずに戻っていただいてかまいません)

あれ?本音と建前が逆転してしまった
わざとじゃないですよ!!!

えーと
他に言うことは・・・ないですね!(ないよね?)
ではではグダグダしてすんませんm(_ _)m
これで終わりますね
楽しんでくださると幸いです!


忘れられた少年、忘れられぬ少女と忘れてしまった少女

「おはよう、霊夢」

 神社の縁側に座っている霊夢と呼ばれた少女は熱そうなお茶を啜りながら不機嫌そうに声の主に反応した。

「何でこうみんな玄関から入って来ないのかしら」

 霊夢は自分の頭の上に奇妙なスキマから上半身だけを出した金髪の女性に吐き捨てる。

「あら、玄関なんて在ったのね」

「在るわよそこに、そ・こ・に・ね!」

 大事なことなので二回言ったのだろう。

「それで今日は何の用よ、紫」

「これと言って用事はないのだけれど…」

 そう言いながら紫と呼ばれた女性はスキマから這い出て霊夢の隣に座る。

 霊夢がうわぁ・・・と思ったのはここだけの話。

「もう彼が居なくなって1年が経ったわ」

 紫はそんなことを思っている霊夢など露知らず懐かしむような考えているような表情で空を見ながら呟いた。

「誰のことかしらね」

 霊夢は紫の言葉に素っ気ない返事をする。

「忘れちゃったの?そう言えば忘れられるのは彼の専売特許だったかしら?」

「あんなバカ忘れたわよ」

 フンッと鼻をならして霊夢は神社の中に入って行った。

 紫は尚も空を見ながら呟いていた。

「霊夢…やっぱり貴女だけは彼の事を忘れてないのね。私なんかもう顔すら思い浮かばないわ」

 顔もわからない彼。

 名前もわからない彼。

 だけどここに来ることでまだ居たことは忘れないで済む。

 会ってみたいと紫は思う。

 この感情は間違いだろうか?

 そして霊夢だけにこの重荷を背負わせてしまっていることに紫は罪悪感を覚えてしまっている。

 だから紫は今日も博麗神社に足を運ぶ、ただ忘れないため、霊夢一人に背負わせないため。

 紫がそんなことを考えていると紫の分のお茶を持ってきた霊夢が神社の中から戻ってきた。

「来てすぐで悪いんだけど今日は帰るわね」

「お茶ぐらい飲んでいきなさいよ、せっかく入れたんだし」

「ごめんなさいね、飲んでいきたいのだけど今日はちょっと遠慮させてもらうわ」

 じゃあね、と言って紫はスキマを作りその奥に消えて行った。

 霊夢はぼんやりと紫が消えて行った方を見つめ続けた。

 なんの意味もない行為、だけど取り残されていると言う感情がただその行為を行わせていた。

「あのバカ・・・早く帰ってきなさいよ」

 神社の奥で霊夢は小さく誰にも聞こえないように言い、もう完全に冷めてしまった自分のお茶を啜った。

 

 

 

 

 

 

 

「ぐうっ…」

 森の中にある一軒家で二人の少女が机を並べて談笑していた。

「どうしたの魔理沙?頭痛むの?」

 魔理沙と呼ばれたトンガリ帽子が特徴の少女は机の上に肘をつき苦しそうに頭を押さえて軽く唸った。

 一緒にいたもう一人の人形を連れた少女が心配そうに近づいて来る。

「大丈夫だぜアリス。この頃良くあるんだよ、すぐに治まるから」

「良くあるって…医者には見てもらったの?」

 アリスと呼ばれた少女は魔理沙の髪の毛を退けておでこに手を置いた。

「熱は無いようね」

 でも、何か薬がいるかしら、と言いアリスは部屋の中にある救急箱を取り出した。

「大丈夫だ、心配ないぜ!」

 魔理沙は薬を出し始めたアリスに心配をかけないようにスッと立ち上がり元気な声で言った。

 私は何かを忘れている。

 もうなにを忘れたのかもわからない。

 だけどここに、ここに誰か1人居たような気がする。

 その事を思い出そうとすると激しい頭痛が襲ってくる。

 まるで思い出すなと言っているように…。

 そんな言い知れない感覚に魔理沙は頭を悩ませている。

 誰かが解を出してくれるのだろうか?

 そんなことはないだろうと自分に言い聞かせこの後に起こることに魔理沙は身を任す。

「魔理沙何で泣いてるのよ!そんなに痛むの!?やっぱり医者に行った方が…魔理沙?」

 そう泣いてしまう。

 何に泣いているのかもわからない。

 でもどこか悲しく切ない気持ちになる。

 誰か教えて欲しいこの涙の訳を──。

「本当になんなんだぜ…私は一体どうしちまったんだよ…教えてくれアリス…」

「魔理沙…」

 アリスは優しく魔理沙を抱き締めた。

 優しく包み込むように。

 魔理沙はその胸の中でただただ泣いていた。

 いつまでも涙が枯れるまで。




どうだったでしょうか?
まあ始まったばかりなのに「どうだったでしょうか?」って聞くのは間違いですかね(汗)
そしていきなり結構な急展開ですしね・・・
でもでもご感想などはいつでもお待ちしてますので!
じゃんじゃん書いてください!
どんな感想でもどんと来いですよ!
後は投稿スピードですね
どれくらいになるかわかりませんがおいおい決まっていくと思います
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