梅雨も終わりこれからが夏って感じです
七夕には何か七夕回でも書きたいなとか思いながらこれを書いています
出来るかわかりませんけどね(汗)
そんなことより
6話来ました!
安定の5000超えです
ご感想の方で改行したほうが読みやすいと思いますと言うご感想をいただいたので今回から改行を挟んでいます!
これからもみなさんのご感想を楽しみにしています!
ご要望、感想なんでもござれです!
では楽しんでいってください!
結論から言います。
10歳が働けるような場所は人里にはありませんでした!
はい、当たり前ですね。
人里に着てから二時間、来たのが朝方だったので昼手前ほどでしょうか?
正直、疲労で倒れそうです…、肉体的疲労と精神的疲労により。
そして霊夢さんのご機嫌が最悪です…。
何故こうなった。
「どうして、こうなったのよー!いいじゃない!10歳はもう働ける年頃じゃない!若すぎるから駄目って何よ!」
「れ、霊夢落ち着けって。こうなる事は大体予想できてただろ」
「予想なんてできてないわよ!何で働けないのよー!私の安定した収入がぁぁぁぁぁ!」
霊夢さん本音駄々漏れですよ…。
そんな中、僕たちに呼びかけながら手を振って走って来る人がいました。
魔理沙さんは霊夢さんを落ち着けるのに必死のようで気づきません、霊夢さんは言わずもがなです。
「おーい、聞こえてないのか?霊夢に魔理沙」
「あ?」
「ん?」
走ってきたのは水色と白が混ざった珍しい髪の色をして頭には見た事もないような帽子を被っています。
服装は主に青を基調として胸のところに赤いリボンをつけています。
珍しい格好なのに妙にその格好がしっくり来てる気がします。
美人さんだから何でも似合うのでしょうか?
え?ああ、はい。
すごく美人です、と言うか僕が幻想郷で会った女の人って美人ばっかりですね、今思うと。
そして霊夢さん機嫌悪いからってその返しは駄目でしょう…。
「久しぶりだな。霊夢、魔理沙」
「おーす!慧音」
「慧音か、おはよ」
「何だ霊夢、機嫌が悪いな?」
「なんでもないわよ」
「そうか?まあいい、それより二人ともここで子供を連れてる若い二人組見なかったか?」
「子供連れの?」
「若い二人組み?」
霊夢さんと魔理沙さんが慧音さんと呼ばれた人の言葉を聞いた瞬間に慧音さんの言葉を復唱しながらサッと僕を背中の後ろに隠しました。
二人ともどうしたんですか?
汗だらだらですけど…。
「ああ、そうだ。その二人組みは見た目10歳ぐらいの子供を連れて無理矢理仕事をさせようとしているらしい。その話を聞いた私はその二人を捕まえて頭突きでもしてやろうかと思ってな」
「「いっ!?」」
霊夢さんと魔理沙さんは視線だけ交し合って慧音さんの方を見ました。
僕は慧音さんとの話で事情を察し、その場から離れようとします。
「何処に行くんだ少年?」
しかし回り込まれた!
「え…」
「ちょっ、慧音」
「あちゃー」
慧音さんはニコニコしながら霊夢さんと魔理沙さんを押して通って僕の前に来ました。
霊夢さんは慧音を止めようとしましたが「何か駄目なことでもあるのか?」と言われ苦虫を噛むように押し黙ってしまい、魔理沙さんは僕が見つかった時おでこに手を置いてあーあって感じの顔をしています。
そうそうと言って慧音さんは僕の頭に手を置いては話し始めました。
逃がさないつもりですね、わかります。
「その二人の特徴なんだが紅白の巫女服を着た博麗の巫女と白黒の魔法使いの格好をした魔理沙らしいんだ」
「「「それ特徴じゃなくて特定だよね!?」」」
あまりの衝撃で僕と霊夢さんと魔理沙さんの声が重なりました。
慧音さんはいまだにニコニコしています。
怖いです。
今日は本当によく分かった事があります、女性のニコニコした顔は怖いってことを!(だって三度目ですし!)
「お前たちのさっきからの反応を見れば本当のようだな」
「いや、あのな慧音!これには深いようで浅~い訳が…」
「大丈夫だ。その辺の話はしっかりと聞いてやろう」
「よかったわ。慧音が話の分かるやつで」
ふぅ、と僕たちは胸を撫で下ろします。
この人は何て言うか先生みたいなイメージが僕につきました。
怒ったら怖そうなところとか。
でも取敢えず説明して分かってもらえれば一安心…。
「まあ、その前に」
慧音さんは人差し指をピンッと伸ばしました。
何でしょう?
その前に?
霊夢さんと魔理沙さんも頭にハテナマークを浮かべています。
「頭突きをくれてやろう…」
「「「え゛」」」
その場で三つの鈍い音と三人の悲鳴が響きました。
「ふむふむ、と言う事は心忘は霊夢に言われて仕事を探していたわけだな」
「あ、はい。そういうことになります」
僕たちは頭突きをされた後、慧音さんの家に連れられ事の説明と自己紹介をしました。
慧音さんは本当に先生だったらしく、僕ぐらいの子供を相手に寺子屋と言う場所で授業をやっているらしいです。
一通り説明した後、慧音さんはおもむろに霊夢さんの頭をつかむと「え、ちょっ慧音?二回目は不味いわ?しかもそんなに振りかぶられると…」もはやフルスイングと言うしかないほどの頭突きをかましました。
魔理沙さんのあの「霊夢ーーー!!!」と言った時の魔理沙さんの顔は忘れられそうにありません。
だって凄く楽しそうな顔してたんだもん。
霊夢さんはピクピクと痙攣しながらその場に蹲っています。
そして今に至るわけです。
「心忘は仕事がしたいのか?子供の本分は勉強だと私は思っている。心忘ぐらいの子には勉強して欲しいんだが」
「勉強が本分ですか…。そうですね、それは分かります。でも僕は霊夢さんに住まわしてもらっている以上何かの恩返しはしたいと思っています。なので仕事をしてお金を稼ぐと言うのは恩返しとしていいんじゃないのかと思ってはいました」
「そうか、だが実際それが難しい事だと言う事は分かっていたんだろう?」
「はい、でもやらないよりかはいいかと思ったんです。結果は惨敗でしたけど」
「お前はさっき勉強が本分なのは分かっていると言った、なら仕事より勉強をしようとは思わなかったのか?先ほど言った通り私は教師だ子供には勉強していて欲しい。だがこれは私の押し付けに過ぎなくなってしまう。だから心忘、君はどうしたい?」
どうしたい?と言われ僕は考え込みます。
僕はどうしたいんだろう?
勉強をするのは全然構わない嫌いじゃないし。
そこで伸びてしまっている霊夢さんを見る。
まだ昨日あったばかりで僕は霊夢さんの事を何も知らない。
知らなくても分かった事がある。
霊夢さんは凄く優しいと言う事。
こんな誰かも分からない僕を言葉一つで家に住ましてくれて、紫さんが言っていたからと言うのもあるかもしれない。
だえどそれがなくても霊夢さんは僕を住ましてくれる、本当のお姉さんのように接してくれる、そんな気がする。
家族というものを知らない僕はこれがどれだけ得がたいかが大切かが分かってる。
そんな霊夢さんと一緒にいたい、とまだ一日しか経っていなくてもそう思えるぐらい僕は霊夢さんにたくさんの物を貰ってるから。
だから僕は霊夢さんの為に何かできるのならそうしたい。
「僕は」
慧音さんはずっと待っていてくれました、僕が考えている間も何も言わずただ僕の答えを待っていました。
そこが本当に先生なんだなぁ、と僕に思わせます。
魔理沙さんは僕の話を分かっているようにグッと僕にしか見えないように親指を立てました。
思えば魔理沙さんにも貰いっぱなしです、いつか僕からも何かあげれる様になりたいです。
その前に返せしきれないぐらいの恩を貰いそうですけど…。
霊夢さんはまだ復活できないみたいで僕は今から言う事を霊夢さんに聞かれると恥ずかしすぎるのでそのままになっといてくださいと切に願います。
「僕は霊夢さんの…霊夢さんのために仕事をしたいです…」
そうか、と言うと慧音さんは優しく僕の頭を撫でました。
「お前が決めたのならそうすると良い。勉強が大事だ、と私は言っていたが一番大事なのは自分で決める事だ。それが出来るのなら私が言う事はない」
「いいん…ですか?」
「構わないよ。私が心忘を縛るわけにいかないからな」
慧音さんは凄く優しい目で僕に言ってくれます。
がんばりなさいと、そう言ってくれました。
なんか急に気恥ずかしくなって僕は俯いてしまいました。
「それで仕事先がないんだったな、私が一つ場所を知っているぞ行ってみるか?」
「本当か慧音?」
「本当だよ、寺子屋じゃないから安心しろ。子供を寺子屋で働かすわけにはいかないからな」
魔理沙さんは何かよく分からない感情で反応が出来なかった僕の変わりに慧音さんに聞いてくれました。
そして慧音さんが言うには寺子屋ではないらしいです。
なら何処なんでしょう?
「なら何処なんだぜ?」
「場所は紅魔館だ」
「「はぁ!?」」
霊夢さんと魔理沙さんが同時に驚きました。
霊夢さん起きてたんですね。
というか顔真っ赤なんですけど…。
え、もしかして聞かれてた?
僕、恥ずかしくて今日死ぬかも。
「紅魔館でなにするのよ!」
「霊夢お前の顔が今紅魔館だぜ」
「そんなのはどうでもいいのよ!あの吸血鬼がいる所で働いたら食料まっしぐらじゃない!」
「そこは安心しろ、大丈夫だ。レミリアが言うには仕事を長期間できそうで真面目なやつが欲しいらしい。咲夜の負担が多すぎて困っているとのことだ、食料には絶対にしないしそれなりに給料も弾むから誰か紹介してくれないかと言われてな」
「あの完璧メイド長が負担ねぇ…」
「あー、なんかカイトが言ってたぜ。なんでも最近妖精メイドがの数が減ってしまったらしくてな、咲夜の負担が増えたから手伝ってるけどやっぱり手が足りないんだと」
「妖精メイドが?というより妖精って消えないでしょ。数が減るって何よ」
「いや、レミリアがな無茶言って妖精メイドにフランの遊び相手をさしたんだ。そしたらこう妖精メイドたちが辞めていくように」
「納得だわ」
「納得だな」
霊夢さんと慧音さんがうんうんと魔理沙さんの言葉にうなずいています。
というか衝撃的な言葉が凄く並んでた気がするんですが、吸血鬼とか食料とか…。
「あ、あの紅魔館ってどんなところなんですか?」
「ん?そうだなー、強いて言うなら化け物の館」
「ば、化け物の館って…」
「おい魔理沙怖がらすもんじゃないぞ。心忘、紅魔館というのはな吸血鬼姉妹、魔女、ナイフ投げメイド長、中国拳法妖怪、悪魔、妖精が住んでる館の事だ」
「ちょっと慧音あんたの方がよほど具体的で怖がるわよ!」
「何を言っている霊夢。そんな事ないぞ?な、心忘」
「ガクガクブルブル」
「あれ?」
「ほら見なさい!心忘大丈夫よ。その館の住人は貴方が思っているような怖いものじゃないわ。幼女吸血鬼姉妹、喘息もちもやし魔女、幼女大好きメイド長、居眠り中国がいる場所よ?怖くないでしょ?」
「それ、本当?」
「本当よ、だから怖がらなくても大丈夫。私がずっと一緒にいてあげるから」
「うん!」
僕は霊夢さんにくっついたまま魔理沙さんと慧音さんを睨みました。
しゃーーー!
「威嚇されている教師であるこの私が…」
「すまんすまん。だからそんな威嚇すんな心忘」
慧音さんはその場で崩れ落ち、魔理沙さんは僕の威嚇に意にも介さないように僕の頭をワシャワシャと撫でました。
「うーーー」
「いつもはちょっと大人びてるくせにこういう所は子供なんだから」
「いいじゃないか霊夢。この方が年相応って感じでさ」
「それもそうね」
「そうだ、心忘。お前霊夢の弟みたいなもんなんだろう?じゃあ『さん』付けじゃなく霊夢お姉ちゃんって呼んだらどうだ?」
「え?」
「魔理沙!?そんなの恥ずかしくて嫌よ!」
「嘘つけ、そんな顔真っ赤なくせに」
「!?」
霊夢さんじゃなく霊夢お姉ちゃん…。
呼んでいいいのだろうか?
呼んで良いならそう呼びたい。
呼んでみたい。
でもお姉ちゃんはちょっと気恥ずかしい、だから。
「霊ねぇ…」
「!!!???」
「霊ねぇかー!ハハっいいじゃないか!これからそう呼ぶといいぜ!」
「ちょっ、ちょっと!?恥ずかしいわよ!?さっきの倍ぐらい!!」
「よーし!じゃあ取敢えず紅魔館いきますか、なぁー霊ねぇ?(ニヤニヤ)」
「よし、話がスムーズに進むように私も行こう。いいな?霊ねぇ(ニヤニヤ)」
「あんたたちには呼ばれたくないわーーー!!!」
「やっぱり駄目ですよね…」
霊夢さんは先に行ってしまった二人に対して言い返しました、でもやっぱり言われたくないようなので僕は諦めようと思います。
そんな事を思いながらそう言うと霊夢さんは顔をそらしたまま僕の手を取りました。
霊夢さんの方に顔を向けます、すると霊夢さんは顔を真っ赤にしながら僕を見ていました。
「霊夢さん?」
「いいわよ」
「え?」
「霊ねぇ…で、良いわよって言ってるの」
「いいんですか?」
「良いって言ってるでしょ。さあ貴方は一人じゃ飛べないんだから私がおぶって行ってあげる。乗りなさい」
霊夢さん…いや、霊ねぇはそう言って僕が乗れるように腰を下ろしてくれます。
僕は気恥ずかしくなりながらもその背中に乗りました。
よいしょっと言って霊ねぇは僕をおぶったまま立ち上がりそのままジャンプして飛び上がりました。
飛んでるって本当に不思議です。
そんなことも思いましたがそれよりも言いたい事があります。
僕は霊ねぇの背中に顔を埋めて言います。
「霊ねぇ、ありがとう」
「いいのよ、貴方は私の弟なんだから―――」
6話でした!
霊夢は お姉ちゃんに クラスアップ した
テレッテー
という事で霊夢は心忘のお姉ちゃんと言う事になりました!
霊ねぇですよ!霊ねぇ!
人里編が終わり紅魔館編です
慧音先生は残念教師ではありませんので悪しからず
妹紅大好きすぎるとかそんな事ないので
慧音先生は教師の鑑ですよ!
気づいた人もいるかもしれませんが魔理沙は心忘の兄貴的な位置づけになっています
なまじイケメンなのが悪いんです
まあお姉さん的なところも見せたりしますが
そしてオリキャラ(名前だけ)登場しましたね!
名前はカイトです
次回から登場しますよー
ここまで読んでくださってありがとうございました!
できればこれからもよろしくお願いします!
感想、質問、ご指導もお待ちしております!
ダメダメな作者ですががんばっていきますので!
次回予告
レミリア「とうとうこの時が来たようね・・・」
咲夜「そのようですね、お嬢様」
レミリア「フフフ、私たちが次回本編登場よ!!」
咲夜「やりましたね!お嬢様!」
フラン「でもプロットでは今回で登場してたはずだったんだけどねーってお兄様が言ってたわ」
レミリア「なんでカイトがそんな事知ってんのよ!?」
フラン「お兄様はオリキャラ特権だって言ってたわ」
レミリア「咲夜!」
咲夜「ここに」
レミリア「あのバカをとっちめなさい」
咲夜「お嬢様の仰せのままに」
バッ!
フラン「お姉さま私あれをやりたいわ!」
レミリア「そうね、これできっとお役ごめんだし。最後はフランとやってもいいかもね」
フラン「やったー!じゃあいくよー!」
レミリア&フラン「次回『幼女もいいけどショタもいいわね!』をお楽しみに!」
レミリア「って最後の最後で何言わすんじゃぁぁぁぁぁ!!!」
フラン「うふふ♪」