Re:東方最高神[零(ZERO)]【プロローグ編】(完結) 作:神森リョウカ
OPBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:オープニングテーマ】
あのエネルギー問題事件が一時的に終息した……因みに10年間に発生したエネルギー事件は歴史的にも残り………『神森リョウカ:エネルギーメルトダウン未遂事件』と言う名称で登録されてた……そして最後のエネルギー暴走事件の方もこれも歴史へ残って………『神森リョウカ:フォースインパクト未遂事件(ニア・フォースインパクト事件)』……として登録されていた………因みに何故フォースインパクトなのか?と言うと……今世の世界でのファーストインパクトはリョウカが永い間姿を消してしまった最悪の事件……『神森リョウカ毒暴走事件』……これも歴史に名が載っているが……この事件が未遂とは言えファーストインパクトを起こし掛けたのでニア・ファーストインパクト……そしてセカンドインパクトは一行達と神々との最後の戦争の末に両者共に和平したが歴史的に大打撃レベルの大災悪レベルの戦闘を引き起こして全世界に文字通り大きな爪痕を遺して行った………それがセカンドインパクト…………その次はあの戦いの傷跡による影響が出た世界の一つである別の世界のラチェクラの世界にて惑星バタリアでの熾烈な戦闘の末にリョウカのが怒り狂い暴走………一行達の活躍で鎮静はしたが暴走の影響でその世界は死の世界に変貌した為にニア・サードインパクト………そして今回の事件は中枢空間世界の近郊にてエネルギー暴走したリョウカがあわやメルトダウンを引き起こし掛けた際にリョウカの意識が戻り………リョウカの最後の抵抗で自らの手で自分自身に槍をコアに突き刺して強制的にエネルギーを放流……そのエネルギーは文字通り全ての世界へ優しく包み込んで……全てを癒す物だったと言う………これがフォースインパクト事件……ただし厳密にはニア・フォースインパクトだが………
それから更に何十年と経過した…………
リョウカ(本体)「……ようやく完成したのですか…?」
リョウカ(開発所長)「ええ、それよりも相変わらずリョウカさん……まだ調子が悪そうですね……。」
リョウカ(本体)「まあね、辛うじて普通に走れる程度位ならね……ただ相変わらずみなさん頼りですがね………それに、そもそも今回の開発と言うよりも……超大規模な改装と改造計画の様な物でしょうに……私自身の血肉だけでなく魂や私の内包する全てのエネルギーを文字通りブチ込んだ代物だと思いますがね………。」
リョウカ(開発所長)「あ……うん、そうでしたね。」
めぐみん(本体※能力開花で分離した…以後それぞれのキャラクターも識別表記する)「やれやれ……まあ確かに計画の内容を聞いた時は文字通り我々医療班からすれば猛抗議物でしたしね……ただそれをする価値が有る故ですから、慎重に判断はしましたがね……。」
永琳(本体)「ええ、全くとんでもない事考えるわね……この子の全てを使うとはね……。」
リョウカ(開発所長)「まあ、発想はあのニア・フォースインパクト事件から思い付きましたが……あの溜まりに溜まったエネルギーが放出される直前の頂点時のエネルギー………アレは使えるのでは?っと言う探究心でしてね?ただ、それで下手すれば全てが滅ぶ可能性が滅茶苦茶高い故だから困った訳ですが………とある世界のお陰でその技術が仕上がった訳ですよ……。」
大高(本体)「確か……汎用型決戦兵器人造人間:エヴァンゲリオン……それが存在する世界でしたかな?」
リョウカ(開発所長)「その通りです……その世界を元として試行錯誤の末にこの計画ですよ……そしてその計画の成果がこれらの機体になる訳ですよ。」
開発所長のリョウカが改めて出来上がった機体達の方へと見上げて……一行達も再度見上げた……
この出来上がった機体の見た目は今の一行達の主力機体を超巨大化して……エヴァの様に生体パーツが組み込まれてるのかかなりスタイリッシュ………変形も出来るのか所々に小型ブースターや大型ブースター等も組み込まれて尚且つ背部のウィングユニットの大型化……神森龍華(リョウカ)型や龍華大和型の武装や装備が追加されてたり等している……更に目立つ点で言うなら頭部は初号機と最終号機と第13号機が混ざった様な感じで角や双眼と口部になってる所と肩部がエヴァの様にウェポンラックが追加……胸部のコアが常に露出してたり……龍なのか怪獣なのか不明だが勿論分厚く長い尻尾に両手は鋭い爪にゴジラの背鰭……中々物騒な感じである………遠目から見ればスタイリッシュに見えて……近くで見ると重圧感とスタイリッシュ感が混ざってると言う異質過ぎる見た目である……
一夏(本体)「う〜ん………何かごちゃごちゃしてる感じだな………。」
カズマ(本体)「確かにな……どちらかと言えばスタイリッシュになったメカゴジラって感じだな……
リョウカ(開発所長)「まあまあ……初期型だから致し方無いとは言えね……何せこの機体の真骨頂は強化関連ですからね……そもそもこれらの機体はリョウカさんの抱える問題のエネルギーをエネルギー源にしてるのです……無論今でもこの機体はリョウカさんのエネルギーによって自己進化と自己強化をしてるのですがね………起動して無いにも関わらずです………。」
大石(本体)「なるほど、ではもし起動すればどうなる?」
リョウカ(開発所長)「流石に此処で初の起動は出来ませんよ……何せこれらの機体には文字通りリョウカさんの溜まりに溜まったエネルギーがたんまりと溜まってるのですよ、しかもリョウカさんが存在する限りは無限に増え続ける……更にはリョウカさんのもう一つのエネルギー貯蔵用倉庫若しくはタンクの様な物です……なので今回の初の起動に限るのですが場所を考えないといけない………此処でやればもれなく容赦無しのエネルギーが垂れ込んで来るので………勿論ながら被曝して死にます。」
カズマ(本体)「おいおい、起動しただけでまさかフィフスインパクトが起きる訳か?」
リョウカ(開発所長)「流石にそこまでの大災害にはならないけど……此処でやれば此処ら一帯を丸ごと全て破棄しないといけなくなる訳ですよ……一応打開策として専用のエネルギー汚染除去装置となる物も考えてはいますが………規模が規模ですのでね………装置だけじゃあ足りないです………なのでそれぞれ個別で専用の空間にて初の起動を実施してもらわないといけない訳になるのですよ……。」
リョウカ(本体)「そうですよね………それで聞きますがそれは私達に限るのですか?それとも全てですか?」
リョウカ(開発所長)「みなさんの分はそうです、厳密に言うなら本体組のみです………他は初の起動が確認されると同時に他の組のみんなにも自動的に送られる訳です……そして更に言えば兵士のみなさんの分のもありますが……これもみなさんの分が起動完了と同時に量産型がこれらの機体の力で自動で量産開始されます………。」
リョウカ(本体)「そうですか………っで、聞きますが………一応これらの機体は紛れもなくエヴァ寄りになっている筈ですので……あの人達の助力も有ったのでは?」
リョウカ(開発所長)「……流石の直感力ですね……ええ、この計画はあの世界よりみなさんを連れて来て……開発主力メンバー全員をこの計画に参加させたのですよ………。」
高野(本体)「と言う事は……赤木博士親子に碇夫婦に葛城博士……そして惣流キョウコ博士……と言う訳か?」
リョウカ(開発所長)「ご名答です………あの人達が居なければ計画は頓挫していたかもしれなかった………だからこそ助かったのです……とは言え勿論ながらも計画に参加する条件には呑まざる得なかったですがね………。」
リョウカ(本体)「条件?何か厄介ごとですか?」
リョウカ(開発所長)「まあね……私達の世界では敵対する使徒やゼーレも居ないので当然ながらエヴァは必要無い………っが……こちら側に連れて来てしまったので当然ながらみなさんを仲間にしてしまった訳ですので………NERVの存在価値が無しになってしまったのでね……。」
リュウカ(本体)「………何となく察しが付きましたが敢えて聞きますが………その条件ってまさか?」
リョウカ(開発所長)「ええ、私達の所で特務戦術機関NERV及び特殊戦術部隊WILLEを設立させて欲しい……っとの事です、勿論出して来たのはあのマダ……いえ、ゲンドウさんです。」
カズマ(本体)「おい、一瞬マダオって言い掛けたな?」
リョウカ(開発所長)「気のせいです……それでまあこっちも建てても別に構わないですが、計画の遂行とは別で仲間としてではなく家族として受け入れてもらうと言う事で承諾させてもらったよ……すみませんね、私達の独断で。」
リョウカ(本体)「まあ、良いですよ……どっちにしろあの人達には何れは必要になる予定だったですしね………その手間が省けて良かったですよ……それでもう一つ確認ですが、あの人の様子は?」
リョウカ(開発所長)「比較的に良好な関係ですよ……勿論ながら流石に向こうの世界と違ってこっちの命令が最優先なので一々NERVやらWILLEの命令に従う義理は無いし余裕が無いです……確かに有り難いって言えば有り難いですが、私達の相手は文字通り使徒程度じゃ無く神々以上の相手です……今まで通りエヴァならどうにかなると思ったら大間違いなのでね………。」
リュウカ(本体)「……何か嫌な予感がしましたが………まさか独断で蹴散らしたみたいな事してヤバい事になってないでしょうね?」
リョウカ(開発所長)「あ………うん………多分大丈夫ですよ……?」
リョウカ(本体)「はぁ………どうやらアウトっぽいですね……っで?向こうの世界の被害は?そして、何を使った?」
リョウカ(開発所長)「えーっと………この機体の零号機のテストで………みなさんとは別の向こうの世界に送り込んだら………ちょっと暴れ過ぎて使徒どころかアダムやリリス諸共全部パー……になっちゃいました………。」
めぐみん(本体)「………お馬鹿……。」
千冬(本体)「………大馬鹿者が………。」
リュウカ(本体)「全く…!!貴女って人は………流石にこれは独断でテスト目的とは言え世界が滅びました……って言うのは洒落にならないじゃないですか!?」
リョウカ(開発所長)「ご……ごめんなさい…!!流石にこんな事になるなんて思いもしなかったんです…!」
リュウカ(本体)「はぁ〜……全く………今回はテスト中の事故と言う事で私達が処理しておきますが………今度テストする際には必ず私達の監視の下で行う事………良いですね?」
リョウカ(開発所長)「はい……勿論です。」
リュウカ(本体)「……はぁ……まあ兎に角、怪我が無くて良かったですよ………全く……今度は絶対に独断で実験やらテストやらはしないでね?」
リョウカ(開発所長)「うん……。」
リョウカ(本体)「………あ、連れて来たみなさんってどんな人だったのですか?一応エヴァの世界はそれぞれの時間軸のパターンは存在こそしますが基本的に史実通りだった筈ですが………ただごく稀にキャラ崩壊したのも混じってたりもするけどね………。」
リョウカ(開発所長)「…………………。」
カズマ(本体)「おいコラ、何故そっぽ向く?」
リュウカ(開発所長)「あ〜……実はな?よりによってあのいちご味世界線からだ……しかもな……主人公であるシンジと第1使徒アダム及び第17使徒タブリスであるカヲルに至っては男バージョンと女バージョンの両方とも連れて来てな?そりゃあ滅茶苦茶カオスだぞ?」
全員(開発所長リョウカ除く)『……………………。』
リョウカ(開発所長)「……………ごめんなさい。」
開発所長のリョウカを除く一行達はまるで悟った様な表情をして…連れて来たであろう問題児(シンジ達)を想像してしまった………そしてある意味でそんな奴等相手で良くこれが出来たと思ってしまった一行達であった……
リョウカ(本体)「まあ………うん……色々と苦労しましたね………。」
リョウカ(開発所長)「え……あ……うん……そうですね………。」
一夏(本体)「あんな連中の所から引き抜いて良く出来たな………ある意味で尊敬するぜ………。」
リョウカ(開発所長)「何でしょうね………褒められてる様で慰められてる様な………。」
リョウカ(本体)「…………あ〜……そうだった………話は変わりますが、結局あの零号機はあのテストで消滅したのですか?」
リョウカ(開発所長)「え?えーっと……零号機はテストで消滅こそしませんでしたが中身以外は大破したので中身はほぼ無傷だったけど他の無事な部分を用いてこの初号機に回したのですよ………。」
カズマ(本体)「マジかよ、つまりこの初号機は零号機と言う曰く付きって訳か………。」
リョウカ(開発所長)「さ……流石に今度は大丈夫ですよ…………多分。」
リュウカ(本体)「……これは初の起動時に試す他無いですね………まあ無事に済めば良いですがね………。」
リョウカ(本体)「ですね……一応もしもに備えて私が恐らく乗るであろうこの曰く付き初号機は1番最後に初起動を実施しましょう……また暴走する可能性があるのでね……止めれる可能性が多い方が良いですよ。」
めぐみん(本体)「そうしますよ。」
それで一行達はそれぞれの機体を貰い……それぞれ専用の実験用の異空間にて初起動を行なって……リョウカの初号機以外が無事に全て終えて………初号機の初起動実験が行われた………勿論ながら搭乗方法はエントリープラグ式………ただし一行達流で初めから機体にプラグが入った状態で……機体側からパイロットを認識するとプラグが出て来て…出て来たプラグにパイロットが乗る……と言う手順だ……勿論プラグ及び機体は後にだが定期的な点検やメンテナンスも行われる事になる……
ジェフティ(子機)『プラグ内正常稼働中……現在異常無し……メインシステム起動………。』
ッピ……ッピ………ッピー…!!
ピカァァァァン…!!
プシュゥゥゥ……!!
ジェフティ(子機)『メインシステム起動完了………封印用エネルギー放流完了……周囲状況確認………異常無し……パイロットの状態確認………生体反応低下傾向有り………身体内部のダメージ甚大………生命の保護を最優先………。』
リョウカ(艦娘)『まあまあ、今回は操作する訳じゃないですよ……初期設定だけ済ませるだけで良いです。』
ジェフティ(子機)『了解………ではパイロットに合わせた設定を開始……………設定完了…………初期設定の全行程を完了………機体を停止します………。』
ッピー………シュゥゥゥン………
リョウカの初号機は無事に初起動が完了した………………………そう………初号機『は』…………
一行達はリョウカの初号機の起動が無事に終わってプラグが出て来たが良いが………何故か一行にリョウカが出て来る気配が無かった故に一行達はエヴァと言う要素が加わっている以上物凄く胸騒ぎを覚え……我先に先ずリュウカの駆る弐号機(第13号機)が初号機のプラグを引き抜き……リュウカ自らリョウカの乗っているであろうプラグを開けてみれば……やはりリョウカはぐったりとして動いていなかった……直ちにリョウカはまたしても緊急入院…………永琳達からの診察結果でただでさえリョウカの身体はボロボロの状態でプラグ内部に一行達特製のLCLのお陰であのエネルギー暴走事件の傷が癒えてなかったので当然ながら悪化更にトドメに初号機側から強制シンクロされて初号機に取り込まれ掛かった……と言う訳である…………その後当然の事ながら搭乗方法に関する事で改善策を講じた………
しかしその夜………
ジェフティ(初号機)『……………………。』
ピカァァァァン……
格納庫にて厳重に固定されてる初号機に突如として怪しく双眼が輝き………
ゴゴゴゴゴゴ……ガパァ…!!!
メキメキメキメキ……ズガァァァン…!!!!
ジェフティ(初号機)『ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!』
顎部ジョイントを解放して拘束を破壊して咆哮………無論ながらそんな事すれば……
ウォォォォォォォ………ウォォォォォォォ…!!!
『格納庫内にて異常発生!直ちに現場に急行せよ!』
拠点全域に響く警報とスピーカーが全軍と一行達の元に届き直ちにその格納庫へと急行した……
ジェフティ(初号機)『グゥゥゥゥゥゥ……………。』
フワァァァ……(ハァァァン)
ピカァァァァン……ピシュン…!!!
しかし初号機は一行達が来る前にテレポートして格納庫から脱走した………
ピシュゥン……ズガァァァン…!!!
ジェフティ(初号機)『………………。』
初号機がテレポートして来た場所は一行達の住む実家の正門前……当然ながら厳戒態勢なので幾ら初号機と言えど特殊な結界とバリアーの所為でその中へは入れない上でテレポートも不可能………そこへ………
キィィィィィン……ズガァァァン…!!!
ジェフティ(初号機)『………!!!』
リュウカ(本体)『やっと見つけました……初号機……何で勝手に脱走したの!?』
ジェフティ(初号機)『…………………。』
リュウカの駆る弐号機が現れた……それと同時に一行達や全軍も初号機を包囲した……
ジェフティ(初号機)『グゥゥゥゥゥゥ……ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!』
リュウカ(本体)『どうやら、無理矢理でも捻じ伏せて止めるしか無いですね………。』
めぐみん(本体)『そうですね……リョウカちゃんには悪いけどね……ん……?そもそもあの初号機……プラグが挿入されてません……?』
大石(本体)『何……?………確かにそうだな……何故プラグ無しで…………そもそも何故初号機が暴走を………?』
ジェフティ(初号機)『グゥゥゥゥゥゥ………!!!』
リュウカ(本体)『考えるのは後ですね………来ますよ!』
ジェフティ(初号機)『ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!』
その後正門前の決戦場にて初号機鎮圧戦が勃発……初号機の圧倒的な戦闘力に苦しまれながらもどうにか破損及び怪我人含めて被害がほぼ皆無と言う奇跡的に近い被害程度で済んだ……勿論死傷者も無し……とは言え初号機の攻撃で多少の損壊こそチラホラ見受けられたが……それでもほんの数日程度で完全復旧可能だった…………
翌日に本体のリョウカ除く一行達は先の初号機暴走事件に関しての会議が開かれた………
リュウカ(本体)「やはり暴走の原因は不明だった訳ですね?」
リョウカ(開発所長)「はい……残念ながら。」
大高(本体)「しかし件の暴走……一体初号機は何をしようとしていたのでしょうか……?」
零月(本体)「ヒントが無かった訳じゃ無かった筈よ……あの起動実験の際にリョウカちゃんはギリギリだったとは言え初号機のコアに一時的に取り込まれ掛かった………そしてあの暴走の時明確に此処を目指していた気がする。」
コトリ(本体)「まさか、あの初号機は………元よりリョウカちゃんを……?」
母リョウカ(本体)「あり得るね……。」
母核リョウカ(本体)「あの初号機ならばほぼ必然的にそうですよ………そしてあの初号機は明確に意思を持っている。」
アンクロ(本体)「意思ね〜………リョウカちゃん狙ってどうする気だろうね?」
リュウカ(本体)「いえ……多分私の直感になりますが………開発所長のリョウカちゃんに聞きますが……初号機含む私達の機体はエヴァの要素が加わっているのですよね?ならば……そのコアに何かしらの魂が込められてる筈ですよ?だから聞きたいです、あの初号機のコアに誰が宿ってますか?」
リョウカ(開発所長)「やはりそう聞きますよね………コアに関してだけど、確かにあの時私は零号機の中身の大部分と無事な装甲と装備を流用して……足りない所は新規に用意したのです……当然ながら元零号機の中身で無事じゃ無い部分も存在はしていた……それがコア……と言うよりも零号機が大破した理由がコアの暴走ですのでね………そしてその零号機のコアには別の時間軸のリョウカさんが宿っていました……ただし、本体のリョウカさんの影響を大きく受けた上で尚且つ非常に本体のリョウカさんの性質と酷似していた訳です………っがその特徴が返って仇となり……魂とは言え機体に直接干渉する程に膨大なエネルギーを抱え込んでいる上で尚且つ常に溜まっていく………そして実験の際にエネルギーの臨界点が突破……コアが暴走して零号機が暴走を開始………あの世界で文字通り全てを蹂躙した後に機体を中心にメルトダウン………世界の修正力諸共完全に消し飛ばして虚空の空間にて漂う羽目になりましたよ……っと話が大幅にズレたね……でも元々零号機のコアには別のリョウカさんが宿っていた……それも今の本体のリョウカさんと同じです………っが……コアの暴走でコアが大破……魂も酷く傷付いてしまったので………そこで初号機のコアとなる今の本体のお姉ちゃんと全く同じのを用意して大破したコアと融合させた訳です………つまりあのコアには2人の魂が宿っている事になるのですよ……とは言え2人の魂の役目は異なるますがね………リョウカさんの場合は性質で言うならエネルギー管理……そしてお姉ちゃんの場合はそれ以外の全般を担当するのです……ただしリョウカさんのが沈黙してしまったらお姉ちゃんが代わりに全てをやる訳です……勿論その逆も出来ますが………とは言えリョウカさんの魂が酷く傷付けてしまった罪悪感も有ったのが一番の理由ですがね………だからお姉ちゃんと一緒に居させるのが最善の策だと思った訳です………。」
リュウカ(本体)「なるほどね………だとすれば実質的にあの初号機は私と同じ行動原理を持つ訳ですよね?」
リョウカ(開発所長)「まあ大雑把に言えばそうなります………ただしリョウカさんの介入が無かった場合にはだけどね………何せ何度も言いますがリョウカさんの魂は酷く傷付いているのです………治すのも大変です………。」
カズマ(本体)「おいおい……じゃあまさか?あの初号機がリョウカを狙う理由って……?」
リュウカ(本体)「……………リョウカちゃんを取り込んでその傷付いた魂を治したいのですよ………初号機に宿っている元零号機のコアのリョウカちゃんが………だから全く同じで同質の存在であるリョウカちゃんの魂が欲しい訳です………。」
めぐみん(本体)「じゃあ、どうすれば……?恐らくあの初号機の事ですからもし下手にリョウカちゃん乗せれば必ず取り込もうとする筈ですよ?」
母核リョウカ(本体)「かと言って放置しても勝手に脱走して必ずリョウカちゃんの元へ来る筈ですよ………だから方法はもう一つしかない…………リョウカちゃんには酷な事ですがね………。」
千冬(本体)「………!!まさか………?」
母核リョウカ(本体)「どっちにしろ何処に居ようと何をしてもあの初号機はリョウカちゃんを狙います………ならばです………そっちがそうして来るならば………。」
リュウカ(本体)「逆に取り込む……………そう言う事ですか?」
母核リョウカ(本体)「うん、それしか無い………破壊も考えたけど現状の戦力では能力以外で確実にあの初号機の息の根を止める事は不可能……仮に能力有りだとしてもあの機体には2人の魂が宿っている………今のリョウカちゃんとお姉ちゃんと瓜二つの魂がね……実質リョウカちゃんとお姉ちゃんが同時に襲って……まあ厳密にはリョウカちゃんのみですが……それでもリョウカちゃんとお姉ちゃんを同時に相手にする自殺行為以外何者でも無いですよ…………。」
エーベル(本体)「真正面から挑んでも勝ち目が無いか……だから敢えて罠に飛び込むしかない訳か……。」
母核リョウカ(本体)「そうなりますね……………ごめんなさい……リョウカちゃんに負担掛ける事しか考えられなかった………。」
リュウカ(本体)「良いんですよ………でも元はと言えば零号機が暴走しなければこんな事にはならなかった筈です……何度も言いますが絶対に実験やらテストするなら必ず私達の同行や許可を得る事が大前提ですよ?」
リョウカ(開発所長)「はい……本当にごめんなさい…………。」
カズマ(本体)「まあまあ、もうそれ位にしてやれって……故意でやった訳じゃ無いし…それにもう充分に反省してるだろうしな?」
リュウカ(本体)「ええ、分かってますよ………さて、後もう一つ最大の問題なのが………リョウカちゃん自身ですね………。」
めぐみん(本体)「ええ、まだ寝たままの様子ですよ?」
一夏(本体)「………だよな………でも仮に目が覚めたとしても……。」
永琳(本体)「はっきり言えば普通に乗せるだけならまだ良いのよ、でもその後となると……。」
めぐみん(本体)「そう言えばそうでしたね、あのプラグの仕様はどうにかなりますか?」
リョウカ(開発所長)「うん、あの事故でね……流石にLCLの仕様はどうする事は出来ないですが……システムでパイロットの身体が異常を起こした時や怪我……病気等が起きた時にその中に専用の医療薬効果入りのLCLを投与します……ただその医療薬のLCLの用意は流石に永琳さん達じゃ無いと無理ですね………なので……。」
ッス……コトン……
開発所長のリョウカはその場にあのLCL入りの大きな容器を取り出した……
リョウカ(開発所長)「これをサンプルに永琳さん達のみなさんで専用の医療用LCLの開発をお願いしたいのですが……。」
永琳(本体)「これがLCLね………分かったわ……やってみるわよ、それにこれは興味深いし。」
めぐみん(本体)「まあ、LCLの元は……ねぇ?」
大石(本体)「そうだな……確か第2使徒:リリスで……並びに第18使徒:リリン………リリスから流れ出る物とリリン……向こう側の世界の人類が最終的にアンチATフィールドの効果でLCLに還元されてしまう………つまりはLCLの元を言ってしまえば使徒でもあり人類……生命のスープへと至ってしまった訳だろう?」
リュウカ(本体)「ええ、だからある意味でLCLは余り好かないですが……まああの機体の仕様ですからね……仕方ない事ですよ………知らない人が居るならLCLはただのエヴァ用のパイロット保護液みたいな代物ですが……真実を知っている人達からすれば避けられがちですよ………。」
一夏(本体)「ああ、文字通り人間と使徒そのものだからなぁ〜……LCL………んでそのLCLに新たに医療用のを追加する訳になるって話だよな……元が元だからな……。」
めぐみん(本体)「ええ、最大の課題がLCLの元がアレな訳です……それに我々の腕が試される訳ですよ……ヘマしてLCLが殺人用になるのはこっちから願い下げです。」
永琳(本体)「失敗は許されないわね…………。」
リュウカ(本体)「うん、さて後もう一つは……全ての問題点を解決した……その後はどうやってリョウカちゃんが初号機に宿る零号機のリョウカちゃんの魂を融合させるかな……。」
母核リョウカ(本体)「余り気乗りはしませんが………あの槍を使うしかないでしょうね………アレなら直接干渉出来ますがその分負担が大きい上でしくじった際のリスクも大きいです……。」
ルーズベルト(本体)「あの封印されているガイウスの槍か………。」
高野(本体)「アレなら或いは……と言う訳か……。」
リュウカ(本体)「………そっか……。」
母核リョウカ(本体)「うん、だからこそ余り気乗りがしないですがね……方法的に初号機諸共リョウカちゃん自身もその槍で貫かれるのです……更には恐らく膨大なエネルギーに感知して必ず何かが起きる筈ですし………。」
父リュウカ(本体)「問題が多過ぎるね………でも方法がそれしか無いしね………私達も歯痒い気部だよ……。」
母核リョウカ(本体)「すみませんね………はぁ………リョウカちゃんばっかり無茶させまくりますね………私達は……さてとそろそろ準備もしないといけないですね………リョウカちゃん以外は恐らく数週間も有れば準備が整う筈です………後はリョウカちゃん次第です………。」
リュウカ(本体)「うん、分かりました……ではみなさん解散です。」
そして会議が終わって儀式の為の準備が進められて行った………
その後奇跡的にもリョウカは1週間で目覚めたが、勿論ながら弱り切っているので計画そのものを延長するかどうか悩んだが……リョウカの意思でそのまま予定通りに…………そして更に2週間後に完全に準備が整い初号機専用の格納庫へと向かい儀式を開始…………リョウカを乗せたプラグは初号機に挿入………起動……リョウカが初号機にシンクロしてシンクロ率が『∞』になって……リョウカの操作で例の用意されたガイウスの槍を露出させられたコアにブッ刺した……無論シンクロ率が無限の状態のリョウカにとっては自分自身の心臓を槍で貫くのと同義だが気にしてる場合では無く………リョウカは完全に初号機と繋がりを保ちリョウカ側から初号機のコアへ……そして初号機のコアを経由してあの零号機のコアへ侵入……魂と干渉………するとどうだろうか………一行達の目論見ではリョウカが零号機のコアを取り込むと思っていた………っが………リョウカや一行達でも想像を超える事態が発生………リョウカが零号機のコアの魂と干渉した事でリョウカと零号機のコアに宿る別の時間軸のリョウカの魂と共鳴して能力が強制発動……格納庫に例の宝玉と全ての槍……そして一行達の持つ全ての機体と龍華(リョウカ:最終決戦形態)が現れ………眩い光を放ち………文字通り全てを包み込んだ………光が収まると姿の変わった初号機と一行達の機体が………機体は細かい所は省くが……一言で言うなら……よりエヴァっぽくなったパーツ交換及び変形が可能になったメカゴジラ……ただし付け加えるなら正に最終兵器らしさを持つ風格のオーラを持つ………と言う感じだが…………それで結果で言うと……何と零号機のコアの魂が完璧に治った上で初号機のコアと融合して新たなコアへと進化した訳で……干渉したリョウカは辛うじて生きて出て来たので儀式は成功と言える……………ただし相変わらずリョウカはもう一度緊急入院する事になったのは言うまでも無かった…………しかしこれで例の初号機の件での事はケリが着いて制御可能になったのは嬉しい限り…………一行達の行く末は如何に……?
【閑話:その18:完】
【続く】
EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻&深夜廻:メインテーマ】