Re:東方最高神[零(ZERO)]【プロローグ編】(完結) 作:神森リョウカ
第43話 リョウカの人類及び世界補完計画
OPBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:オープニングテーマ】
あれから更に数年後、リョウカは今だに衰弱したままで入院中……強いて他の変化を言うなら、例の問題の機体達だが……勿論ながら強化及び派生機が誕生………派生機代表はあの問題児だった初号機のそっくりさんの壱号機……外見の違いは近くで見なければ完全に初号機と同一レベルまで一緒だが………明確に違うのは夜間時……初号機の場合には所々が発光するが……壱号機は一切発光しない………と言うのも初号機と壱号機の違いの元ネタは勿論ながら初号機……ただし……初号機の場合は新劇場版……壱号機の場合は旧劇場版……と言う感じだが……性能面では全く違いが無いので壱号機の役割と言うと初号機の廉価版……壱号機の量産機の隊長機になる……無論ながらも初号機は壱号機及び量産型壱号機の母艦機及び中枢機……明確に差別化はされてるが………それぞれの役目で言うと……共通として初号機及び壱号機は勿論リョウカ専用機……並びにもし弐号機が動けない場合にはリュウカも乗るので実質的にリョウカ及びリュウカ専用機………個別で説明すると初号機はさっきも述べた様に壱号機及び量産型壱号機の母艦機及び中枢機……壱号機は量産機の隊長機……量産機は初号機及び壱号機含めた味方の護衛機………量産機は兵士若しくはダミープラグで運用される……………そして壱号機の兄弟若しくは姉妹機となる旧型機シリーズも登場……無論それらの旧型機の量産機も生産され始めていた………っで……性能面で言うとやはりそこまで変わらない………っが……リョウカ及びリュウカ含めた専用機持ちの場合は話が別………特にリョウカとリュウカに限るが……エンドノアやジェネシスも取り込まれてる上で色んなヤバい連中のもぶち込まれてるので……はっきりと言えばヤバいの一言なのだが…………今の時代………これでもまだまだ力不足感が有る………と言うのも一行達が想定してるのはもし仮に万が一一行達の誰かが敵対時の時に問題無く戦える事が大前提………つまりは対淵森母神一家を想定してると言う明らかに自分殺しを想定した時代へと変わって行っている……………
……話は戻し…………時代が対自分達へ向けている最中で勿論ながら一番の問題がリョウカである………今は辛うじて目覚めてはいるが……それでも退院までは程遠いのが実情………一応リョウカを直ぐに治す手段は幾らでも有るが、それが能力やチート薬に絞られてるので相変わらずゆっくりと治す手段が取られてる………っが………一行達には時間が足りなかった………と言うのも一行達が保留にしたまま放置されてる依頼の件で流石に向こうも待たせ過ぎてるのだ………そして今更中止にするとなれば完全に依頼主がブチ切れるが……一行達にとってはどうでも良い事なのだが待たせ過ぎて依頼中止にすると言う逃げに徹するのが世間で言われるのは非常に不味いが……リョウカの身体の事を考えると慎重に判断している………
そんなある日……一行達は開発所長のリョウカに呼び出された……
リュウカ(本体)「これは何ですか?」
リョウカ(開発所長)「ええ、あの機体達に搭載予定の武器ですよ……確かに今のままでも強いのは確かですが…何かしらの武器や装備やら持たせるのも有りだと思ってね?」
一夏(本体)「しかしなぁ……これら持たせて良い物なのか…?」
カズマ(本体)「ああ、しかも中には頭がオカシイ武装も有るしな……何だコレ……『N2融合炉号淵森母神弾搭載:1000cmガドリング砲:ワールド・デストロイアー』…………コレ何の為に有るんだろ……。」
めぐみん(本体)「しかもこっちは……『超究極最終終末狙撃砲:ファイナルワールド・マザーコアブレイン・レギオンレールキャノン』…………明らかにあのレールガンやレールキャノンの強化型ですよ………。」
リュウカ(本体)「明らかにトチ狂ってますね………っで?これはまだ模型段階って言う感じですか?」
リョウカ(開発所長)「ええ、原寸大サイズで作ってみたただの模型です………一応試作品となる代物は後もうちょっとで出来上がるのでそれが出来たら実証実験を行う予定なので呼んだのですよ。」
大石(本体)「しかし……こんな危険な代物を使って本当に大丈夫なのか?まだ最終兵器枠のレールキャノンならまだ分かるが……。」
リョウカ(開発所長)「まあね、確かにみなさんも危惧はしているでしょう……確かにそんな物騒な代物を間違って人の住む市街地等にぶっ放せば問答無用で数千年以上は大戦犯扱いになる上で歴史にも残る………っがこれらの目的は最終決戦用兵器としての需要ですよ……あんなトチ狂った代物をバンバン兵器でブッ放すのは流石に私も自ら設計したとは言え到底看過出来ないですよ、だからこれらの設計図はあくまでも最終決戦用武装や装備品……なので従来の通常用の武装も勿論ながら既に設計図と説明書共に実物の用意は済ませてます……。」
リュウカ(本体)「ふぅ……それなら良いですが……通常用のは既にもう出来上がっている訳なのですか?」
リョウカ(開発所長)「勿論です、既に量産体制に入ってます……勿論性能面ではみなさんが安心してバシバシ使っていける代物ですのでご安心を……。」
カズマ(本体)「それなら良いが……結局これらも作るのか?」
リョウカ(開発所長)「まあね、ただ私としては出来れば起きて欲しくは無いのですが……もしもの可能性が捨て切れないのでわざわざ用意する事にしたのですよ………ただしこっちは流石にみなさんの評価が必要な訳でまだ実証実験を行なっていない訳ですがね……。」
母核リョウカ(本体)「そうですか、まあ今回は私達も居るからもしもの時は私達が守れば良いですが……誤って暴発してしまったら怖いですしね………それで完成は?」
リョウカ(開発所長)「一応試作品はそれぞれ1週間後に全て揃います……その後は出来れば本体のリョウカさんも居たら私達も有り難かったのですが…みなさんの内誰かが機体に乗って試作品を装備して実証実験を行なってもらいますよ………。」
リュウカ(本体)「分かりました………リョウカちゃんは無理ですね……起きてはいるけど到底動けれないですよ……だから私達でやりますよ。」
リョウカ(開発所長)「そっか……では1週間後に……。」
………1週間後に一行達は実証実験を行なった……勿論実証実験の協力者としてリュウカとリュウカの駆る弐号機……様々なキチガイ兵器の試射を実施してみた……やはり最終決戦用装備系なのか兎に角規模が段違いだったが……意外にも評価は上々だったので早速正規品の開発を実施して数週間掛けて完成……これも量産させた……更にはこれらの武装の派生型で拠点の砲台化した物も開発したと言う………
それから更に数十年の末でまだまだ弱っている上で尚且つ長くても1ヶ月…最短でも1週間に1回は永琳達による通院はしないといけないが取り敢えず退院出来た………
数週間後……一行達は久し振りにリョウカを交えて会議室に集まった……ただしリョウカは相変わらず身体が弱っているので専用のカミモリチェアに乗った上でリュウカの補助でどうにかと言う形で…更には側に永琳やめぐみんも交えている上でそのカミモリチェアの専用改造機……通称医療及び入院用カミモリチェア……の機能で点滴が付けられている……
リョウカ(本体)「みなさん………この場で集まったのは本当に久し振りですね………。」
大高(本体)「ええ……姫様……それよりもお身体はやはり大丈夫なのでしょうか…?」
リョウカ(本体)「見ての通りですよ………すみませんね、こんな姿でね……リハビリこそしてるけどまだまだ完全復帰は出来ないですね…………辛うじて数十メートル程度なら歩行は出来る程度です………。」
永琳(本体)「……エネルギー関連の影響で内臓を酷く傷付けてる上で身体的にも大きく支障が出てる……だから私達としてはもし完治させたいならやはり能力以外で不可能だわ………お手上げ状態よ。」
めぐみん(本体)「すみません、リョウカちゃん………。」
リョウカ(本体)「まあ、大丈夫ですよ………身体的には全然大丈夫じゃないけど………それでも生きてる方が全然マシです………ただ、時間が押してるっぽいですしね………本来なら私はもっと寝とかないといけない身体だったでしょうが………やはりみなさんもとても言い辛いのは分かってはいるけど………私の回復を待ってる暇は無いのですよね?」
リュウカ(本体)「………えっと………。」
一夏(本体)「それは…………。」
リョウカ(本体)「………そうですよね………まあ仕方ないのは分かってましたよ………だからこんな私でも多少の時間は有った…………だからこそ私の独断になってしまいましたが………とある計画を実施して、現在開発所長の所で開発が進んでるとは思いますが………。」
高野(本体)「……?一体何を……?」
リョウカ(本体)「…………『マスターコアプロジェクト:最終決戦用:戦術及び戦略級:汎用最終決戦人造最高神兵器:強化及び改装計画』………例の兵器の強化及び改装計画を実施しているのですよ……それと同時にこの計画に関連して全ての拠点及び全艦隊も専用の格納庫と専用の甲板等の増設改装及び改造工事を実施してもらってます………ただし増設工事の方が滅茶苦茶早く終わるけどね………。」
リュウカ(本体)「………その計画ってあの開発所長には?」
リョウカ(本体)「勿論伝えてますよ………だからみなさんは開発所長のリョウカさん達からたまに依頼を受けていたのを覚えてるでしょう?」
ルーズベルト(本体)「そう言えばそうだったな……まさか?」
リョウカ(本体)「ええ、計画の一件ですよ……だが、最大の関門は例の機体側ですよ……ほぼ新造に近い感じになってしまいましたし………今回の目玉は形態変化による変形と合体の能力の強化です……その上でお母さんから報告を受けて…そうですね……初号機や壱号機とその量産機の場合は全ての龍華(リョウカ)シリーズを創り上げて……それらの機体に全てを注ぎ込んだ上で………専用の艦艇である神森〇〇〇〇型を新造して装着……と言うよりかは融合ですね………そしてそこに更に今の神森〇〇型である龍華(リョウカ)を装着させて完了と言う超大規模な工事が行われているのですよ………勿論他の機体の場合はそれぞれ対応した艦艇等をブチ込む予定ですがね………専用艦が無いなら新造してブチ込むけどね……元々有る私達ならまだ良いけど他のみなさんの分はそもそも無い……まあ厳密にはめぐみん達の場合は一応あの超兵器が有るのですが……それとこれとは全く別ですのでやはり新造艦が必須ですのでね………だから私なりに新造艦のデザイン等含めてあらかた用意を済ませて開発所長のリョウカさん達に後を全て託しています………後は完成待ちですがね………。」
リュウカ(本体)「それって……何時からだったの…?」
リョウカ(本体)「構想自体は機体が完成する以前からです……と言うのも本来なら同時進行で同時期に完成する……予定だったのですが、例の零号機暴走事件で今の計画の仕様を大幅に変更せざるを得ない事へ至って……計画は大幅に遅延………計画が再度新規スタートしたのは20年以上も前です……っが…ほぼほぼ新造に近い上で尚且つ規模が規模なのでここまで時間が掛かるのは仕方ないですがね………前の計画ではただの追加パーツに過ぎず多少の強化程度で済んだのですが………事件をキッカケに……って言う訳ですよ。」
めぐみん(本体)「そうだったのですか………ではもし事件が起きなければ恐らくそのまま完成していたと?」
リョウカ(本体)「そうなりますね、ただし今の計画は実施されず棄却されたバージョンの方が完成する事になってしまったのですがね………っが今の世代では恐らくその程度では力不足ですので結局は今の計画を始動しなければいけないので二度手間です……でも結局二度手間になっている事には変わらないのは事実だけどね……さてと……計画の需要を言えば今の主力機体を文字通り今の世代に於ける最終形態且つ私達を含めた全ての生命の希望と絶望を一つに纏めた代物……文字通り私達をあのエヴァみたく人造兵器として創り出した上で人型兵器で最強格へと押し上がる訳です……更には艦隊側にも先程言った神森〇〇〇〇型を創り出して送り込むと言うもの……まあ後者の方は神森〇〇型と〇〇〇〇型の両者の融合で正式な後継艦です………ただしメインは前者の方ですがね………因みに言い忘れてましたが、前のバージョンの方では一応は試作品が出来上がっていましたが……事件で暴走した零号機に真っ先に破壊されてしまったそうなのですがね……。」
一夏(本体)「なるほどな〜………。」
シオリ(本体)「ありゃりゃ………。」
リョウカ(本体)「……っと説明だけしても分からないと思うので設計図と完成時の姿を見せておきますか……。」
リョウカはモニターを起動させて例の計画で建造予定の機体を設計図と共に映し出した………
姿はあのゴジラ対エヴァンゲリオンにて……対G用決戦兵器でNERV側が創り上げたNERV版のメカゴジラこと……紫龍………に酷似した代物………ただし一行達の仕様なのか歴代の主力機体の良い所を総取りした代物と言う訳で……頭部に口部が追加……それに伴い捕食機能や熱線等のブレスを吐ける様に……額にはお馴染みの刀角……胴体には胸部の蒼白いコアが…両腕にはサイズこそ小さいが胸部に収まっているコアと同じ蒼白いコアが……並びに格納式実体ブレード……このブレードは仕様によればブレードに一行達の開発した超高周波にエネルギーを覆う事で切れ味を上げれると言う物……勿論このブレードはリョウカの計画で主力武装なので現在最高級グレードの誇る新型の素材等用いているのでそのままでも如何なる存在でも簡単に真っ二つに出来る………その上で超高周波やエネルギー等を用いて威力アップも図れるので事実上切れない物は存在しない………因みにだが格納式と言うが実体ブレードの代わりにレーザーブレードも出せる……勿論これも主力武装…おまけに両腕にはブレード並のサイズの巨大な4連装機関砲が装着されているこれは副武装だが遠距離攻撃も可能と言う点では良い…更におまけだが手の指の本数は人間やエヴァと同じく5本指……背部には背鰭型の両腕と全く同じ仕様のブレード……更にはシンゴジやゴジラアースみたく背部からも熱線若しくはレーザーも撃てる……更には背部にVLSやVLA等も搭載……そして更に同じく背部にも今度は巨大なサブウィングユニットも搭載………両肩には格納式だが胸部及び両腕と同じ様に蒼白いコアが搭載……更には背部以上のサイズのメインウィングユニットとウェポンラックが搭載されている………脚部はVLS及びVLA……更に格納式の超大型の三連装砲と副砲の同じく格納式の大型のエネルギーバルカン砲……そして脚部の目玉である……飛行甲板……この飛行甲板は仕様では超高機動飛行形態並びに空中要塞戦艦形態時にのみ使用可能っとされてるそうだ……そして尻尾は紫龍や歴代ゴジラと同様に尻尾も武器で……紫龍と同様に両腕と背部と同じ仕様のブレードが搭載……しかも尻尾の方が一番ヤバく……と言うのも…ゴジラアースやシンゴジみたく……尻尾から熱線やらプラズマブレード等が撃てるのだ……そして飛行形態等になった時は尻尾が最大の武装へとなる……後は機動力を確保する為の各所に小型及び大型の内蔵式ブースターが搭載している事だ……
通常形態時である二足歩行形態は以上だが……飛行形態等に移行すると……アニゴジのメカゴジラと同様な飛行形態へ移行……仕様で言うならアニゴジメカゴジラと同じだが……超高機動飛行形態時は両肩及び背部のウィングユニットも全て展開するが……空中要塞戦艦形態の時は一部のウィングユニットのみ展開若しくは全て格納状態になるかの何れかだ……
他にも色々とあるが恐らく多分後に判明するかもしれない……(っが結局説明されぬままと言うオチが有る可能性が高いのはお約束)
リョウカ(本体)「っとまあこんな代物ですよ……。」
永琳(本体)「なるほどね、ただ…これを1機作る為だけに各時間軸の貴女達が犠牲になっている訳でしょう?」
リョウカ(本体)「ええ、文字通り命が掛かった今世紀最終にして最強の代物ですのでね……数々の色々な時間軸の私達や……エンドノアやジェネシスも犠牲になってしまった………この計画の為だけにね…………あの機体の方がまだ可愛いレベルだとあの時になって思い知らされたよ…………例えるならモンハンの世界にてあの竜機兵を造るのと同じ事です………だから私にとっては今でもこの計画自体が恐ろしく……そして非常に悲しい物です………今でもこの計画の為だけに快く引き受けて散って行ったみなさんが心や精神的にもキツく響くのですよ………………。」
大高(本体)「……!!……そう……でしたか……。」
零月(本体)「なら何でこの計画をする事に……?」
リョウカ(本体)「……それはね、今のご時世は対私達用のが主力だと聞くじゃないですか………何でそうなったのかは今でも分からない……けど直感で分かってしまったのですよ、それこそ私が倒れて以後に全てが狂った……お母さん達が命掛けの修行及び訓練漬けの計画から今に至るまで全てが狂い始めた………平和だったのに今ではこの有り様になってしまった………もし私が倒れていなければ今世紀最悪の世代が到来しなかったし……お母さん達もみなさんも苦しまずに済んだ……………だからこそ私が考えに考えたこの悪夢の世代を文字通り変える為の最後の手段………それがこの計画の訳ですよ………世界を変える………元の世界へ戻す為に………。」
めぐみん(本体)「……!!まさか……その機体って……!?」
リョウカ(本体)「その通りです、元よりこの機体の目的は儀式の為……だが……それと同時に儀式に成功した暁には今世紀最強の主力機体へと昇格する訳です……………そして……私とお母さん……そしてこの機体の力を持ってして犠牲になってしまったみなさんや世界も蘇らせる…………それが私の計画の……『人類及び世界補完計画』…………。」
カズマ(本体)「まさかこの世界で人類や世界を…!?」
リョウカ(本体)「流石に私はゼーレやゲンドウさんとは違います……文字通り人類や世界を『直す』のですよ……今まで傷付いた世界や生命含めて全てを修復する………それが私の補完計画………だからこそ私とお母さんを依代に計画で作り上げた機体を2機と初代神森龍華(リョウカ)を用いて儀式を完遂させる………あの中枢空間世界にてね………。」
リュウカ(本体)「……リョウカちゃん………。」
リョウカ(本体)「最早方法はこれしかない………本来なら元である私がやらないといけないのですがこの有り様です………最早私だけでは到底不可能の身体です………だからお母さんも必要なのです………とは言え私の能力の性質上直すと言うよりかは破壊特化型なので結局はお母さんが必要ですので………方法は後で説明するとして……先ず必要なキーである…補完計画の為に用意した新型の槍……ガイウスの槍をも超える究極の神槍……名は『淵森母神槍:エンド・オブ・ジェネシス・マザーランス』………これはロンギヌスの槍……カシウスの槍……黒き月の槍………ガイウスの槍……ルクレティウスの槍……これら全てを融合させた上で更にジェネシスとエンドノアと融合させて完成させた代物………。」
ッス………ギュォォォォン………!
シュゥゥゥゥゥ………
リョウカが手を翳すと一本の槍が出てきた………槍の見た目はガイウスの槍の色違い………赤の所がエンドノア……青がジェネシス………そして中央の白く輝く部分は七色に輝く一本の光となっている………
リョウカ(本体)「これがこの儀式に使う槍です………無論今は2本しか無いですので失敗は許されないですがね…………。」
めぐみん(本体)「これがねぇ………ん?『今は』?じゃあまさか?」
リョウカ(本体)「ええ、増えますよ?槍の力でね………この槍の力はまさに全てを司るので槍が増殖出来るのも不思議ではないでしょう………とは言え使い方は変わらないですがね………勿論儀式で普通にこの槍にブッ刺される訳になりますがね……本来なら私のみでやるのですがこの際仕方ないです………追加でお母さんも一緒に刺さってしまうのがね………。」
リュウカ(本体)「………そう。」
リョウカ(本体)「………さて儀式の手順は私とお母さんが計画で作り上げた機体にそれぞれ乗り込んで起動……無論私が初号機でお母さんが弐号機……それぞれ例の槍を持って私とお母さんが覚醒形態に移行した上で儀式形態へ………すると機体も共鳴して私達と同じ覚醒形態及び儀式形態へ移行する………更に私達や機体に共鳴して初代龍華(リョウカ)も覚醒した上で最終決戦形態へ移行………その後私達は中枢へハッキング………強制的に全ての世界……全ての時間軸……全ての空間……等様々な所を無理矢理開けて……儀式の準備は完了………いよいよ儀式が開始……私はこの身体故なのでお母さんに一時的にシステムの能力を授けて……お母さんが私に対してシステムの能力を用いて無理矢理エネルギーを臨界突破状態へさせる……勿論同時にお母さんも同じく臨海突破状態へ移行……そして此処からが大変ですもし手順を間違えれば全てがパーです……っで……先ず私がガフの扉を開きその中へ飛び込む……勿論ながら飛び込んでしまうのでガフの扉は自動で閉まる…もし間違ってなければ真の中枢とも言える空間へ辿り着く筈なのでそこで私は槍を刺して全エネルギー及び生命エネルギーも解き放つ……これで儀式の大半が終了する………儀式の最終段階はお母さんの力と初代龍華(リョウカ)の力を用いて閉じてしまったガフの扉を無理矢理開き………開いたのを確認したら機体に槍を突き刺して固定化……扉を閉じない様にしてお母さんと初代龍華(リョウカ)と共にガフの扉を潜り………私と初号機を見つけ出して私と初号機の存在を完全に認識可能に戻す……と言うのも、ガフの扉内部で儀式を実行した場合にその中で儀式を行った者の存在認識が消え掛かる………なので完全に消える前に私と初号機を見つけ出して私と初号機を認識しないと駄目……認識状態へ戻す為に失ったエネルギーと生命エネルギーをお母さんから分けてもらう形で復活………そして復活した私と初号機を救出したらガフの扉内部から脱出………その後槍を引き抜きガフの扉を完全に閉ざして儀式は終了………と言う訳です………。」
大高(本体)「なるほど………しかし失敗した時のリスクが恐ろしいです……。」
リョウカ(本体)「ええ、手順を誤れば文字通り全てがパー……仮に良くても私かお母さんのどっちか……若しくは両方とも消滅して死ぬかのどれかですよ………だから手順間違える訳にはいかない………っが……この儀式は初代龍華(リョウカ)にとって最後の作戦にもなる……。」
めぐみん(本体)「……え?どうして……?」
リョウカ(本体)「……初代龍華(リョウカ)は全艦の中で歴代最高の最年長……唯一の完全な超旧式艦辛うじて動くか動かないかの瀬戸際です………コアの寿命はとうの昔から過ぎてるのですよ……その上で幾らメンテナンスや整備しても急激に劣化が進む一方なのです……本来ならもうこのままソッとしておきたかったのですが………初代龍華(リョウカ)から意思を感じたのですよ……そして初代龍華(リョウカ)の最初で最後の頼みを受け入れたのですよ………だから初代龍華(リョウカ)を使う事にしたのです………とは言え流石に私でもそのまま行かせる訳には行かないので超極限空間専用改造と言う最後の改造を施しましたが………それでも付け焼き刃程度……ガフの扉内部の影響下とその中で放流された私のエネルギーも合わさって初代龍華(リョウカ)にとっては致命傷レベルです………もし無事に出れたとしても………もう二度と現役には戻れない上で……最悪……儀式終了と同時に沈没も有り得ます…………。」
リュウカ(本体)「……………。」
リョウカ(本体)「………でもね、私はそう簡単に初代龍華(リョウカ)を失わせる訳にはいかない………だからお母さんも居るのです……私とお母さんなら行ける筈………全てを救える………勿論初代龍華(リョウカ)も………何もかも全てをね……だからお母さん……頑張ろうね。」
リュウカ(本体)「……!!……うん。」
カズマ(本体)「じゃあ、俺らは?」
リョウカ(本体)「そうですね………確かに警備も要るのですが……生憎儀式の最中でもしかすればと言う可能性もあるのです………ヘマすればみんなまとめてですのでね………みなさんは私達が無事に完了して現世へ戻って来れる事を信じて出撃準備をした上で待機していて下さい………恐らく儀式が成功しようが私達は無事では済まない可能性が高いのでね……。」
めぐみん(本体)「ええ……でも分かってはいるとは思いますが………絶対に生きて戻って来て下さいね………。」
リョウカ(本体)「勿論です…………さてと、では予定通りに………計画の始動は機体が全て揃い次第です……無論計画が終了するまでは完全に秘匿を貫き通して下さい………もし漏れたら大変な事になります………と言うのも本計画はまだ補完計画は許せる範囲ですが………機体の方は素材に関して完全にアウト……だから漏らしたら絶対に駄目です………とは言え儀式が成功すれば犠牲になってしまったみなさんも生き返れるので……これで報われるのですがね……。」
ルーズベルト(本体)「了解した……絶対に護ってみせよう。」
ヒトラー(本体)「うむ、だから姫様は安心して儀式の準備を整えて無事に実行してくれたまえ……情報戦は我々大人の仕事だからな。」
リョウカ(本体)「ありがとうございます………ではみなさん……解散です……。」
一行達は解散して………儀式の為の準備に取り掛かった………
それから改善や改良等の事もあって時間が掛かり………10年も掛かってどうにか全員分を用意した………それと同時に元々所有していた機体はそれぞれ自動的に完成した機体と融合した………
そしていよいよ準備が整い………リョウカとリュウカはそれぞれ完成した機体に乗り込み初代龍華(リョウカ)と共に……みんなが見守られながら中枢空間世界へ向かった…………
【中枢空間世界:中枢ノ玉座】
到着したリョウカとリュウカと初代龍華(リョウカ)はいよいよ儀式の準備を整えた………
リョウカ(本体)「いよいよです………やるよ、お母さん……。」
リュウカ(本体)『うん。』
リョウカ(本体)「行くよ、初号機。」
リュウカ(本体)『私達も始めるよ、弐号機。』
ジェフティ(初号機)『フォオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!』
アヌビス(弐号機)『ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!』
ピカァァァァン…!!!
ギチギチギチギチ……ガパァ…!!!
リョウカとリュウカは覚醒形態と儀式形態へ……それに共鳴して初号機と弐号機は咆哮……覚醒形態と儀式形態へ移行………初代龍華(リョウカ)も覚醒形態と最終決戦形態へ移行した……
ゴゴゴゴゴゴ……ギュォォォォン…!!!!!
リョウカとリュウカの能力で予定通り全ての世界や空間……全ての時間軸等文字通り全てに通じる門を開き……リョウカと初号機でガフの扉を開いた…………それと同時にシステムの能力で全ての門に対してガフの扉内部へ通じる様にして………
リョウカ(本体:Fプリンセス)「……それじゃあ行ってくるね……。」
リュウカ(本体:Fプリンセス)『……うん……絶対にどんな事が有っても必ずリョウカちゃんと初号機の元へ行くから…!』
リョウカ(本体:Fプリンセス)「うん……信じてるからね……。」
フワァァァ……(ハァァァン)
リョウカを載せた初号機は頭上にエンジェル・ハイロゥを浮かべてそのまま浮上………そのままガフの扉内部へと入って行った………
ギュォォォォン……ズズゥゥゥン………
初号機が入ると同時にガフの扉は閉まってしまった………
推奨BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【翼をください】
リョウカと初号機は中枢空間世界のガフの扉内部……真っ暗な空間で中央に常に脈動する球場の超巨大な紅いコアのみが存在する真の中枢ノ玉座へ辿り着き儀式を完遂するべくエネルギーを解き放つ準備が整いつつあった……
ジェフティ(初号機)『フォオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!』
リョウカ(本体)「…………行くよ……。」
ピカァァァァン…!!!
リョウカ(本体:Fプリンセス)「……っ…はぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」
ジェフティ(初号機)『ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!』
ブシュゥゥゥゥゥ…!!!
ジリジリジリジリ…ピキィィィン…!!!!!
リョウカの咆哮と共に初号機も吼え……初号機は持っていた専用の槍でコアを貫いき……リョウカと初号機に宿るエネルギーを全て解放……空間内部全てを包み込む程の眩い光のエネルギーが内部に展開していた全ての門を潜り…………文字通り全てを『直した』………更に全ての生命の記憶と認識を改善し………過去から現在………現在から未来…ありとあらゆる時間の中で失った命は生き返り………傷付いた所は癒され………今まさに完全な姿で全てが復活した…………
………そして…………
アヌビス(弐号機)『ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!』
ピカァァァァン……ゴゴゴゴゴゴ…!!!!
グィィィン……グサッ…!!!!
現世にて弐号機の力でガフの扉が再び開いた………更に弐号機は完全に開いたのを確認したと同時に自ら槍で突き刺して門を固定化した………
リュウカ(本体:Fプリンセス)「………お願い龍華(リョウカ)、私をリョウカちゃん達の所へ連れて行って!」
ピカァァァァン……!!
キュィィィィィン……ゴォォォォォォォォォ…!!!!
キィィィィィン…!!!
リュウカを乗せた初代龍華(リョウカ)はリュウカの声に応える様にガフの扉へと潜って行った………
リュウカと初代龍華(リョウカ)は真っ白に染まった真の中枢ノ玉座へ辿り着いた………
リュウカ(本体:Fプリンセス)「リョウカちゃん…初号機……!!居たら返事して…!!」
リュウカはリョウカと初号機を探しているがやはりそう簡単には見つからなかった………そんな時………
ピカァァァァン………
リュウカ(本体:Fプリンセス)「………!!あっちです…!!」
キュィィィィィン……ゴォォォォォォォォォ…!!!
リュウカは突然何かを感じ取った様に感じて……その方角へ向かうと………
リュウカ(本体:Fプリンセス)「……!!……やっと見つけたよ…………リョウカちゃん………初号機………。」
辿り着いた所に……徐々に色を失い真っ白へと染まって行く槍に刺さったリョウカを乗せた初号機だった………
リュウカ(本体:Fプリンセス)「………私の力を受け取って……。」
ピカァァァァン………!!!!
シュゥゥゥゥゥ…!!!
ググググ……ブシャッ…!!
リュウカはリョウカと初号機にエネルギーを渡た……するとどうだろう……初号機と中に居るリョウカは色を取り戻し……完全に復活………自身に刺さっている槍を抜き……
ジェフティ(初号機)『ウオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!』
……力強く咆哮した……
リョウカ(本体:Fプリンセス)『ありがとう………お母さん………。』
リュウカ(本体)「ううん………っさ……早く此処から脱出しましょう……。」
リョウカ(本体:Fプリンセス)『うん……そうだ…!お母さん……私の初号機に乗って。』
リュウカ(本体:Fプリンセス)「え…?」
リョウカ(本体:Fプリンセス)『良いから早く。』
リュウカ(本体:Fプリンセス)「う……うん。」
リュウカはリョウカに言われるまま初号機に乗った………
リョウカ(本体:Fプリンセス)「さてと……初代龍華(リョウカ)を助けないとね……初号機!龍華(リョウカ)!完全融合合体シークエンス開始!」
ジェフティ(初号機)『………!!ウォォォォォォォ…!!!!!!!』
キュィィィィィン…ゴォォォォォォォォォ…!!!!
ピカァァァァン…!!!!
ジリジリジリジリ……ギュォォォォン…!!!
リョウカの指示で初代龍華(リョウカ)と初号機が同時に勢いよく上へ飛び立ち…眩い光を覆った球体へとなり……そのまま合わさった……
ジリジリジリジリ……ピカァァァァン…!!!
パァァァァン…!!!!
ジェフティ(初号機)『フォオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!』
初代龍華(リョウカ)を取り込んだ初号機の見た目はそこまで変わってはいないが……それぞれのコアユニットが更に輝きを増してる所と……それぞれの部位に艦船の武装と装備が追加されていると言う点だけだが……初代龍華(リョウカ)の恩恵なのか、機体に煌々と蒼白いオーラを覆っている………
リュウカ(本体:Fプリンセス)「これが……初号機……?」
リョウカ(本体:Fプリンセス)「ええ、文字通り一つになったのですよ……さてと脱出です!超高機動飛行形態に移行!オーバードブースト!」
ウィィィィン……ガコン……ガシャン…!!!
キュィィィィィン……バフゥゥゥゥン…!!!!
キィィィィィン…!!!!
シュゥゥゥゥゥ……!!
飛行形態になった初号機はガフの扉を目指して……リョウカとリュウカを乗せた初号機はガフの扉を見つけ出して脱出……その後は外で待機していた弐号機は脱出を確認したのか槍を抜き……門を閉じた………これで全ての儀式の工程が全て終わったのだった………初代龍華(リョウカ)は初号機に取り込まれる形で生存か消滅かは不明だが取り敢えず無事らしく……初号機や弐号機は能力で完全に修復……リョウカとリュウカは仲良く入院したがリュウカは数日で退院……リョウカは数週間で退院した……
……無事に儀式が成功してからの一行達はやはり儀式の影響を受けてるのか更に強大化してるのは相変わらずだが、記憶の改善もあってか……かなり落ち着きを取り戻し……更にそれぞれの世界や時間軸にも影響が有ってかこの悪夢とも言える最悪の世代は終わりを告げた…………
そして………新たなる新世代の始まりを告げたのだった………
【第15章:完】
【続く
EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻&深夜廻:メインテーマ】