GATE:MW 外伝集   作:ゼミル

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お待たせしました。
銃撃戦好きにはたまらない神MMDと出会えたので初投稿です。

まずはこれを見てどうぞ(迫真
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41619453


こちらの感想・反応もよろしくお願いします。


Knockin' on Warfare Gate18

 

 

 

 

 

 熱河電影公司。

 

 その正体はロアナプラを仕切る大組織の1つである香港マフィアの表の顔である。

 

 ケーブルテレビの本社を名乗ってはいるが、ロアナプラに居を構えているこの場所で行われている業務は当然ながら真っ当というには程遠い。

 

 犯罪組織の拠点というよりもそれこそ表向きの肩書通り大企業の本社ビルか、はたまた南国の有名リゾートホテルと見間違えてもおかしくない見事な面構えの、ロアナプラでも珍しい高層建築物でも一等立派なそのビルこそ、三合会ロアナプラ支部を仕切る張維新(チャン・ウァイサン)の根城。

 

 そこは同時に、彼へ有象無象の刺客を近付けない為の要塞でもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 最上階のペントハウス。屋内プールすら備え悪徳の都を余すところなく一望出来る其処から、愛煙するジタンを吹かしながら今日も部屋の主たる張は腹心である(ビウ)からの報告を受け取る。

 

 

「大兄、昨日から装甲車を乗り回して街を走り回っていた例の日本人(リーベンレン)が午前にヴィスコンティ・フーズに出入りしていたのはお伝えしましたよね」

 

「ああ。1台だった装甲車が3台に増えて引き連れてる兵隊も3倍に増えてたって話だろ? あれから新しい情報が?」

 

「そいつら自体に関しては途中でファーストフード店で買い込んだハンバーガーにかぶりついた後、市場で古着を買い込んでた位ですね。

 ですが連中が出ていった後のヴィスコンティ・フーズの方でデカい動きがあったと報告が入ってます」

 

 

 張は片眉を持ち上げる事で話題に興味を示した。

 

 

「ほう? どういう動きだ? 多国籍軍も真っ青の兵隊と機甲部隊を揃えた日本人と手を組んで戦争の準備でも始めたのか?」

 

「それが……ロアナプラ中の()()()()()()()()()()()()()に電話をかけまくって発注を行ってるらしいんです」

 

「真っ当な……何だって?」

 

「ですから、食料品や医薬品に重機や車まで、ここ(ロアナプラ)以外の街でも合法な商品を取り扱ってる業者に手当たり次第に発注を行ってるんです。それも大量に」

 

「そりゃ本当か」

 

「本当です。なんせ出所は注文を受けた当の業者で働いてる人間からですから。しかも立て続けに何軒もですからね。電話じゃ飽き足らずヴィスコンティ・フーズの構成員が直接総出で駆けずり回ってるって話も入って来てますよ」

 

 

 普段はカタギの仕事に就いているが、賞金首や不審な人の動きを組織へ伝えて小遣い稼ぎに勤しむタレコミ屋はこの街に五万と存在した。

 

 

「ロニーの奴はショッピングモールでも始めるつもりなのかね」

 

「或いは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ま、可能性が高いのはそっちの方だろうな。

 それにしてもわざわざ自分達で業者に依頼して調達する方が時間も手間賃もかからんだろうに、そもそもこの街じゃなくてバンコクの市場を利用すれば品質も価格も適正な商品をもっと簡単に仕入れられるのは分かりきってる筈……

 いや逆だな。()()()()()()()()()()()()()()()()()()調()()()()()()()()()()?」

 

 

 高級革のソファーに身を預け、足の低いテーブル上へ無造作に足を投げ出しながら、上着を脱いだ張は思考を巡らせる。

 

 思案に耽るその表情はしかしどこか気が抜けたような、困惑しているのが傍に控える彪からも見て取れた。

 

 

「……今は後回しにしても良さそうだな。だがまだ昨日の今日だ、例の日本人への監視は継続するよう手配をしておけ」

 

「分かりました。ロシア人共(ホテル・モスクワ)も監視を付けているようですが」

 

「好きにさせておけ。ロニーには災難だが、こっちの商売に影響するような真似をしない限りは静観で構わん」

 

 

 その時、部屋に備え付けられた内線電話の呼び出し音が呼び出し音を奏でた。彪が電話を取る。

 

 

「俺だ、どうした――何だって? 分かった、人を集めろ。誰も入れられないよう全ての出入り口を固めるんだ」

 

 

 彪の表情が険しく歪み、口から飛び出した指示も只ならぬ内容であった。

 

 こういう時の凶報は相場が決まっているものだ。張も立ち上がり、ソファーに無造作に投げ出していた愛用の黒コートを羽織り直す。

 

 

()()?」

 

「下の正面ロビーからです。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と報告が」

 

「例の聖戦士共か。前みたいに事務所をヨルダンまで吹っ飛ばされるのは御免なんだがな。

 自動車爆弾に警戒するよう部下達に伝えろ。もし突っ込んでくる車があったら武器庫からRPG(対戦車ロケット弾)を引っ張り出してきてもいいから敷地内に飛び込まれる前に潰させろ。でなきゃ昨日のイエローフラッグに続いて今度は俺達が連中の大好きな自動車爆弾で()()()()()()()()()()()()になりかねん」

 

「下に伝えます。この部屋まで上がるルートも防御を固めさせますか?」

 

「最低限で構わん。敵をこの建物に入れないように防御を固める方を優先させろ」

 

 

 彪が再び内線電話で指示を飛ばすのを横目に張は愛用のホルスターを腰へと巻き付けた。

 

 特注の2丁拳銃用ホルスター。龍のレリーフを刻んだ特注のベレッタ76・自動拳銃が2丁、鈍い輝きを放っている。

 

 

 

 

 

 

 

「ヒズボラの時は水漏れのせいでラグーンの事務所まで吹き飛ばされちまったし、今回はあまり好かないが穴倉に籠って事態を凌ぎたいところだが――――?」

 

 

 戦闘準備を整え、独りごちていた張だったが。

 

 おもむろに地上20階オーバーの高さで広がる窓の外の風景へ目をやったかと思うと、サングラスに隠れた目元を細めながらポツリ、と呟いた。

 

 

「参ったな」

 

「大兄?」

 

「彪、どうやら奴ら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 

 

 

 次の瞬間、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――数分前。

 

 

 

 

「――――止すんだ、シェンホア」

 

「ちょっタンマストップ! ストーップ! 皆武器を下ろすんだ!」

 

 

 

 全員の動きを止めさせたのは武器を抜いたシェンホアの前に立ち塞がる形で翻ったロングコートと、伊丹が放った制止の叫び声だった。

 

 両者のちょうど中間に立つ格好だった伊丹と、シェンホアの前に割り込んだロットンがそれぞれに手を突き出して止めに掛かる。

 

 真っ先に応じたのは伊丹の部下であり護衛である倉田だ。緊張と疑問が半々といった表情をしながら、抜くと同時に外していたMP7の安全装置(セレクター)を射撃不能の『×』の位置へ戻した。ルマジュールもフランス語の悪態を吐きながらホルスターより抜きかけた拳銃の安全装置を掛け直す。

 

 次にソーヤーの体躯が跳ねたかと思うと、彼女はロットンの服に顔を強く押し付けてガタガタと震え出す。

 

 まるで伊丹の姿を微塵とも視界に入れまいとするかのように。

 

 一瞬で顔は蒼褪め全身も総毛立ち、暗い廊下でお化けに遭遇した子供よりも恐れ戦いているのが伊丹側にも手に取るように伝わってくる。

 

 

()()()()()、ロットン」

 

「……落ち着くんだシェンホア。君らしくもない」

 

 

 シェンホアの方は細面の美貌をきつく強張らせたまま、怯え切ったソーヤーとは逆に伊丹から一瞬たりとも目を離すまいという構えで臨戦態勢を解こうとしない。

 

 

「君とソーヤーが(伊丹)()()()()のかは分からないけど――彼は、敵じゃあないよ」

 

 

 ズレてもいないサングラスを片手で押し上げながらロットンは説得を試みる。

 

 泰然とした態度と充分美形に含まれる顔立ちと相まって、その姿は中々様になっていた――――両手がパンパンに膨らんだ買い物袋で塞がっていなければの話だが。

 

 ついでにカッコつけてサングラスを持ち上げた拍子に、買い物袋のてっぺんに積まれていたオレンジが零れ落ちて下着の森の中に消えていった。ロットンは気付かなかったフリをした。

 

 そこから数メートル離れた地点では、倉田が上官にジトーっとした視線を浴びせていた。

 

 

「隊長~、もしかして俺達と合流するまでの間に彼女達にも何かやらかしちゃったりしたんすかぁ?」

 

「してねぇよ! 今この瞬間が初対面だよ! 人をトラブルメーカーみたいに言うんじゃないよ!」

 

 

 心からの叫びだった。

 

 部下の反応は思いっきり小馬鹿にした表情であった。

 

 

「ええー? ほんとにござるかぁ?」

 

「よし倉田よお前さんには上官への正しい態度について教育し直してやろうじゃないか。くのっ、くのっ!」

 

「ギャーッすみません今のは流石に謝罪しましたからギブギブッ!」

 

 

 ギャグシナリオ中の燕返し使いそっくりの舐めた態度を取った代償にヘッドロックを掛けられ、今度は倉田の悲鳴が店内に響く。

 

 それが耳に入って毒気を抜かれたらしい。ようやくシェンホアは正気に戻った。

 

 己の醜態に苦虫を口いっぱいに噛み潰した表情で得物を下ろすも、視線は鋭く伊丹を追いかけ続けている。彼女の頬にも汗が浮かんで伝い落ちていった。ソーヤーはやはりロットンにしがみついて震えたままだ。

 

 

「わかたね……ハァ、すまなかたねロットン、無様な姿見せてしまたます」

 

「……気にしていない。でも殺意を向けられた訳でも金を貰って殺せと言われた訳でもない相手にアレはどうかと思う

 それに……命の果し合いを交わす場所とするには、ここ(下着屋)は少しばかり僕の性には合わなくて落ち着かない」

 

 

 そう漏らすロットンのサングラスの下の瞳は、明色から暗色まで色とりどり且つ色々と過激な下着の数々を捉えては気まずげに逸らされていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「出くわすなりいきなりヤッパ(刃物)抜くなんて勘弁してくださいよ、シェンホアの姐さん。肝が冷えちまうにも程がある」

 

 

 伊丹と倉田が始めた漫才を無視し、ルマジュールはシェンホア達の下へ近付いてくるなり開口一番文句を放った。彼女の額にも少なからず冷や汗が滲んでいた。

 

謝謝(ゴメンネー)、つい過剰反応してしまたよ。迷惑かけてしまてホント申し訳ないですだよ」

 

 

 神妙な態度で謝意を示すシェンホアに対するルマジュールの反応は、疲労感の滲む溜息だった。

 

 

「いや、まぁ、姐さんのあの反応も()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……そんなにか?」

 

 

 首を傾げるロットンとまだ彼にしがみついたままのソーヤーを、ギラリとルマジュールの隻眼が射貫いた。

 

 

「ところでこの女衒みたいな優男とゴス女は姐さんの知り合いっすか?」

 

「……僕の名はロットン・ザ・ウィザード。人呼んで――――」

 

「私の家で世話してる穀潰します」

 

「…………」

 

 

 バッサリと遮られたロットンはそのまま黙り込んでしまった。

 

 

「ロットンに抱き着てるがソーヤー言うます。この街で掃除屋してるますから処分したい死体あるなら彼女に依頼するいいネ」

 

「コイツがスか?」

 

 

 ルマジュールの祖国(日本)基準で見ても明らかにカースト下層の根暗ないじめられっ子ポジにしか見えない、怯え切った若きゴスパンク女を見下ろす彼女の目は胡乱気だ。

 

 

「見た目によりませんですけどこう見えてこの街で手広くやてるやり手ね。仕事の腕と評判は確かよ」

 

「そう言うならまぁ覚えときます」

 

「……にしても()()()()()()()()?」

 

 

 シェンホアの視線が再び伊丹へと向けられる。視線の先ではラテン系店主に包んでもらった商品を伊丹が受け取るところだった(ちなみに店主は一触即発の危機が突如勃発した時、素早くカウンターの下に頭を引っ込めて安全を確保していた)。

 

 愛想笑いを張り付けて受け取るその姿は一見、お気に入りの商売女へのプレゼントを買いに来ただらしない3流のビジネスマンにしか映らない。

 

 なのに、恐ろしい。背筋が泡立つ。背中の柳葉刀を握って安心したい、感情ではなく本能から齎された衝動に再び襲われる。

 

 認めたくはないが、シェンホアは己を暴挙とへ駆り立ててている衝動の正体が恐怖心であると認めざるをえなかった。

 

 人虎(レンフー)? 最早そんな表現も生温い。シェンホアは己が積んだ武錬と命のやり取りで育んだ自身の直感を信じた。

 

 あの男は誰よりも――――自分や、二挺拳銃(トゥーハンド)や、もしかすると世話になっている三合会の張大老や莫欺科・大飯店(ホテル・モスクワ)の女首領よりも、ずっとずっと。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()――――そのような認識を抱いてしまったのである。

 

 

(また視線を感じるんすけど隊長やっぱり何かやらかしたでしょ絶対)

 

(だから俺は無実だっつーの)

 

「そんなの、むしろアタシが教えて欲しいですよ」

 

「……僕には死と断罪の女神の加護を受けている以外は、普通の人間にしか見えないのだが」

 

((ギクッ))

 

 

 

 

 ロットンの何時もの痛い戯言は無視した。

 

 彼女達からは伊丹と倉田の背中しか見えなかったので、ロットンの呟きを聞いた2人が冷や汗を浮かべて口元を引き攣らせた事については全く気付けなかったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 不意に店内に電子的なメロディが鳴り渡る。

 

 発生源はシェンホアがチャイナドレスの上に着込んだ上着の中だった。未だ伊丹への警戒の視線を切らないまま携帯電話―アンテナが生えていて折り畳み出来ず液晶画面も小さい、スマートフォンに慣れ切ってしまった伊丹と倉田視点では非常に古めかしく見える―を取り出す。

 

 

(もしもし)?」

 

 

 中国語はさっぱりだがこれまでの話し方(英語の発音)とはうって変わって綺麗な発音だなぁ、と伊丹はぼんやり思った。

 

 そう思っていられたのも短い間だった。電話相手の声に耳を傾けていたシェンホアの表情が、先程以上に険しく強張っていったからだ。

 

 

什么?(何ですって) 我接下来去那里(今から向かいます)――ロットン! ()()出来たね! ソーヤーの事任すよ!」

 

「何……?」

 

 

 そうしてロットンが聞き返そうと振り向いた頃には、激しく揺れてガラガラと騒々しく響くドアチャイムの音色を残して、シェンホアは下着屋から飛び出して行ってしまったのだった。

 

 伊丹達もロットン達同様、突然のシェンホアの離脱をポカンと見送るばかりだ。

 

 

「何かあったんすかねぇ?」

 

「だろうねぇ。あの様子だと大分差し迫ったトラブルでも起きたんじゃないの」

 

 

 呑気に伊丹と倉田が駄弁っていると、今度は2人の胸元から電子音が鳴った。僅かなノイズ混じりの単信号。

 

 こちらは部隊共用の携帯無線機からだ。ベルトで固定したポーチに収めた携帯無線機に繋がったプレストークスイッチと一体型スピーカーマイクを、伊丹も倉田も上着のラインや襟元で隠す形で着用している。

 

 スピーカーは指向性で着用者以外に(限度はあるが)音が周囲へ漏れにくくなっている優れ物。イヤホンやヘッドセットとは違い耳に着用しなくても使えるタイプなので、他者に見られても不審がられにくい利点がある。

 

 

『ブラボー6からアベンジャーへ』

 

 

 ブラボー6はプライスのコールサインだ。プレストークスイッチを操作して応じる伊丹。

 

 

「こちらアベンジャー。どしたん、何かあったの?」

 

『上空に展開中のUAVが()()()()()()()()()()()()()()が、この街で普段ヘリは飛んでいるものなのか?』

 

 

 街郊外に仮設基地を設営した自衛隊は陸上車両だけでなく中型の無人偵察機であるスキャンイーグルの改良型をアルヌスから持ち込んでいた。

 

 スキャンイーグル改は自衛隊が特地に派遣された初期から投入されていた装備の1つ。

 

 全長1.55メートル、組み立て式の翼が全幅で3メートル強と比較的小型で攻撃兵装を搭載できるペイロードは無いが、1度の飛行可能時間は24時間超と非常に長い。

 

 トラックで運搬可能なカタパルトを使用する事で滑走路を確保する必要もなく運用可能な点も評価され、特地派遣や今回の任務に抜擢されたのである。防衛装備庁の開発・研究部門の手が加えられた各種センサーのお陰で数千メートル上空からでも地上の動きを高彩度で把握可能だ。

 

 

「ちょっと待ってくれ――ひとつ尋ねたいんだけど、この街ってヘリコプターとか普段から飛んでたりするものなのかな?」

 

「ヘリ……? いや、僕がこの街に根を下ろしてからはこの街の空をヘリが飛んでいる姿を1度も見ていないが」

 

「警察は? この街の市警もヘリは配備されてない?」

 

 

 ロットンは首を横に振った。ソーヤーの方はまだ話を聞ける状態ではないので放っておく。

 

 ――――きな臭い流れだ。

 

 

「ブラボー6へ。答えはノーだ。ヘリの種類と行き先は分かるか」

 

『少なくとも民間機じゃあない。ありゃガンシップ(武装ヘリ)だ。我々の方に向かってきている訳ではないようだが』

 

「マジすか」

 

 

 同じ通信を聞いていた倉田が呻くのが聞こえた――――ああ俺も同意見だよ。伊丹も口には出さず部下に同意した。

 

 

「合流だ爺さん。車をこっちに回してくれ」

 

『とっくに向かわせたよ』

 

 

 プライスの声の直後に店の前へ大型車両が急停車した時特有の重々しいブレーキ音が聞こえてきた。出入口へ向かう伊丹と倉田にルマジュールが続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 店を出て路上を踏んだ瞬間、遠雷に似た爆発音が遠方から聞こえてきた。

 

 伊丹が、倉田が、ルマジュールが、車外へと顔を覗かせていたプライスや他の隊員達が顔を上げると……()()()()()()()()()()()()()が炎上しているのが見えた。

 

 




ブララグ編8話の台詞は本人にとってのフラグだったというオチ。
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