GATE:MW 外伝集   作:ゼミル

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12月に入ったので初投稿です。
…転職先の職場に慣れたり気候の変化にやられて熱出すわ持病の喘息悪化でしばらく咳と呼吸困難が続くわで気が付いたら遅くなりましたごめんなさい(土下座

流石にキリがないのでここでクロスオーバー編も完結といたします。

次回作に向けてのモチベーションとなりますので感想・反応よろしくお願いします。


BLACK LAGOONクロスオーバー Blank:3

 

 

 

 

 

 

3:邂逅/表

 

 

 

 

 

 一方その頃ロアナプラ港にて、当の伊丹は健軍と並び立ちながら貨物船からクレーンによってコンテナが下ろされていくのを眺めていた。伊丹はロアナプラへ最初に現れた時と同じ特別製の安スーツ姿、健軍の方は現地調達のTシャツにポケット多めのアウトドア用ベストで下はカーゴパンツである。

 

 重い音を立ててゆっくりと岸壁へコンテナが下ろされると、歩み寄った2人はコンテナの扉へと手をかけた。施錠から解放された鋼鉄製の扉がゆっくりと開く。

 

 中に鎮座しているのは大ぶりな木箱だ。四角い物もあれば細長い物もある。どれもサイズは小さくなく、四角い方は大の大人でも簡単に収まるサイズ感だ。

 

 

「すまないがバールか何か持っていないか?」

 

「ナイフでもいいですかね?」

 

 

 小振りだが頑丈なコンバットナイフを受け取った健軍は木箱の蓋へ刃を潜らせ、力強く隙間を広げていく。

 

 しっかりと釘で打ち付けられた蓋がこじ開けられると、姿を現したのは潮気や水分に晒されないよう厳重に梱包された上でパレットに固定された鋼鉄の物体だった。

 

 途端、健軍の目が子供のように輝いた。上半身を突っ込み、ナイフでフィルムを切り裂いてより詳細が明らかになるにつれて、目元だけでなく健軍の口元にまで誕生日プレゼントを前にした子供じみた笑顔が広がっていった。

 

 

「メカにはそこまで詳しくないんですけど、注文通りの品で大丈夫そうですかね」

 

「うむ、完璧だ! UH-1JとCH-47に対応したT53ターボシャフトエンジン、それもこれはピカピカの新品だ!」

 

 

 それだけでなくコンテナ内には特地派遣部隊で運用されるヘリコプター用のシャフトやローターブレードといったパーツ類がやはり梱包された上で木箱に詰め込まれていた。

 

 

 

 

 

 健軍は特地残存部隊の貴重な航空戦力である第4戦闘団の指揮官である。

 

 第4戦闘団指揮下のヘリ部隊は翡翠宮における講和交渉団救出作戦、直後のアルヌス攻防戦、極めつけの皇宮襲撃(キングスレイヤー)作戦と、閉門騒動の前後で勃発した大規模戦闘で特に酷使された戦力の1つだ。

 

 それらの戦闘で多数の機体を運用者ごと喪失したのみならず、ヘリ用の兵装から航空燃料は大部分を使い果たし、強行軍の連続によって機体の心臓部であるエンジンを筆頭に内部パーツの摩耗と予備部品の消耗も極めて激しいものとなった。

 

 結果、閉門以降の第4戦闘団の活動は大規模に縮小せざるをえなくなってしまったのである。

 

 特地に派遣されて以来、大規模なヘリボーンが実施される度に一等陸佐という地位にありながら目を輝かせて最前線での陣頭指揮に馳せ参じていたのが健軍という男である。一転して楽しみを奪われた健軍が心底落ち込んだのは言うまでもあるまい。

 

 そこへ最大の課題であったヘリの心臓部(エンジンパーツ)血液(燃料)が補給出来る千載一遇の機会が巡ってきたとなればこの男が喰い付かない筈が無かった。逸るあまり健軍は自ら引き渡しの場に出向くと狭間に直談判すらしたのだからその意気込み具合は凄まじい。

 

 そうして彼は部下やヘリ関係の整備を担当していた隊員を引き連れてロアナプラの地を踏んだのであった。

 

 当然ながら現在ロアナプラで活動する自衛隊員の中では一佐(大佐)の健軍が最高階級である。

 

 それもあって本日の伊丹はこれまで通り取引の代表者として現場に出向きつつ、健軍の護衛役もこなすそのような立場だ。

 

 ヘリ関係の品物は機体用のパーツだけでなく航空機用ロケット弾といった兵装類も注文していた。それらのチェックと積み込み作業に健軍達はしばらくの間専念する事となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 健軍が連れてきた部下と整備部隊の隊員を使ってヘリのパーツを運び出す作業を始めるのを眺めていた伊丹は、おもむろに振り返ると呆れた様子で溜息を吐いた。

 

 

「……で。そっちがこっち(ロアナプラ)に来るなんて話、俺は聞かされてなかったんだけど?」

 

「それは勿論、耀司さんを驚かせようと思って皆には秘密にしてもらってましたから!」

 

 

 声の出所は伊丹の胸元近くの高さからだ。

 

 視線を下へずらせば、悪ガキを彷彿とさせる笑顔で立っていたのは姓の変更と籍を入れていないのを除けば、今や名実共に伊丹の本妻としての地位を確立した栗林志乃(1児の母親)である。

 

 頭にブッシュハットを乗せ、ジーンズにODのTシャツの上にチェストリグを装着している彼女は上官兼旦那が漏らした愚痴の通り、伊丹には知らされぬまま特地から派遣された本日の護衛要員にしれっと参加していたのである。

 

 出産に伴い現場仕事から1年前後離れていたにもかかわらず、腕っぷしを支える筋肉を含め栗林の小柄ながら隆起が激しいボディラインは以前から(母胎に負担を掛けない範疇の筋トレは黒革に厳重に管理されつつも行っていたとはいえ)一切崩れた様子が見られないのは、伴侶である伊丹としても驚かざるをえない。

 

 ……厳密には男勝りな栗林の脳筋ぶりを余り補って十分過ぎる母性の象徴だけは以前よりも更なる成長を果たしており、Tシャツの布地のみならず予備弾薬でポーチが膨らんでいるチェストリグのベルトを二重に張りつめさせるという耐久試験を課しているのだがそれは置いておくとして。

 

 強いて言うなら胸に引っ張られたTシャツの裾が自然と持ち上がり、意図せず臍をチラ見せするスタイルになっているのだが、彼女は気にしていないようだ。

 

 

慎司(しんじ)の面倒は大丈夫なのか?」

 

 

 2人の名前(耀司と志乃)から採った長男の名前を引き合いに出して伊丹は訊ねた。伊丹としては成長したらワカメヘアーになったりしないか今からちょっと心配だったり。

 

 

「ロゥリィ達が向こう(アルヌス)で面倒を見てくれています。

『この子のお世話は私達がきっちり念入りにしてあげるからぁ、たまには本妻らしく夫婦の時間を過ごしてきなさぁい』って送り出されちゃいました」

 

「そっか。まぁ俺の方も最初の頃にこっちで色々あり過ぎて(核テロ未遂騒動)、そのままズルズルと向こうに戻れないまましばらく皆の顔も見れてなかったからなぁ」

 

 

 久々の夫婦の再会と呼ぶにはいささか銃の鉄と油の臭いが濃いシチュエーションだが、そこに硝煙(銃撃戦)まで加わっていないだけ場所柄を考えるとマシな方だろう。

 

 だが今は仕事(任務)中。人目を憚らず濃密なスキンシップを取らないだけの理性は―少なくとも伊丹は―ちゃんと持ち合わせている。

 

 

「任務が済んで向こうに戻って、ちゃんとした時間が取れたらまたその時に、な」

 

 

 それでもせめてと、伊丹は手を伸ばして嫁の(おとがい)を軽く、だが親愛が伝わってくる手つきで優しく擽ってやった。

 

 犬属性の栗林だが、この時ばかりは猫のように目を細め、彼女も心地良さそうにその愛撫を受け入れる。

 

 

「おーおーあの伊丹がお熱いこって」

 

「俺も早く戻ってペルシアさんをあんなふうに可愛がってあげたいなぁ!」

 

「そういうのはわざわざ口に出さなくていいぞ倉田。俺だってボーゼスとマイとゆっくりしたい気持ちを我慢しているんだ」

 

 

 少し離れた位置では2人の同僚達がそんなやりとりをしていたとかいなかったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ふう。ところで隊長」

 

「おうどうした」

 

 

 先刻と比べてどこか艶々した雰囲気を纏うようになった栗林はふと訊ねる。職務モードに意識を切り替えたせいか隊長呼びだ

 

 

()()()はその……あのまま放っていて大丈夫なんですか?」

 

 

 栗林が指差した先。今やロアナプラの住民にとっては伊丹達のトレードマーク扱いなブッシュマスターやウラル・タイフーンといった装甲車の車列が留められている辺り。

 

 より正確に栗林が指している対象は、その装甲車の周囲を先程から飛んだり跳ねたり覗き込んだりと、忙しなく動き回るのを延々と繰り返している白い少女だ。

 

 

「おお……!」

 

「ふおおおおお……!」

 

「ふむふむふむふむ……」

 

「成程成程……」

 

 

 聞こえてくる声もバリエーション豊富だった。

 

 年齢は高く見積もっても中学生前後だろう。この場に集まる人々の中では最も小綺麗で、学生服風の衣装も一目で高級品なのが伝わってくる。目を輝かせて眺め回しているその姿は、対象が完全武装の装甲車である点を除けば博物館にやってきた歴史好きの女学生にしか見えない。

 

 年齢も印象も、明らかに悪徳の都の武器取引現場にはそぐわぬ存在であった。

 

 しかし真実は、この少女こそが伊丹と今回取引する武器商人――――

 

 すなわち少女もまた立派な裏街道の住人なのである。

 

 同時に彼女は伊丹や一部の自衛隊員(オタク)がよく知る存在でもあった。

 

 

(原作者公認の同人誌で共演した事があるって話は聞いた事があるけど、まさか本当にクロスオーバーした世界線だったなんてねぇ)

 

 

 少女の名はココ・ヘクマティアルという。

 

 伊丹がよく知る年齢からは大分若いが子供時代の姿も回想に登場した事もあり、プラチナブロンドの髪と顔立ち、プライスと声がそっくり(cv石塚運昇)な中年男性の護衛の存在。

 

 何より彼女が乗ってきた貨物船に描かれたHCLIのロゴと、これだけの要素が揃えば本物であると確信する他なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 ココ達と伊丹達が邂逅するきっかけとなったのは暴力教会にある。

 

 ロアナプラの大概の組織や犯罪者相手に武器売買を行い、CIAとも繋がりを持つ暴力教会。

 

 しかしそんな彼女達でも限界はあった。規模は縮小すれど軍事基地をも所有する()()()()()()()である伊丹達からの注文は、街の悪党からのそれとは()()()()()()()で桁が違ったのだ。

 

 小火器の弾薬だけでも万発単位。小火器そのものの発注数は極少数だった事にエダやヨランダは首を傾げたが、注文内容に機甲戦力に搭載されているような砲弾クラスの弾薬に機甲兵器そのものの予備パーツ類まで大量に含まれる段に至ると、エダは頭痛を堪えるかのようにこめかみを押さえていたとか。

 

 

「アタシらは()()()()()()()()()の商売をしてるんであって()()()()()()()()()んだよ!?」

 

 

 等という叫び声が教会に響き渡ったという。

 

 かといって馬鹿正直に『取り扱っていないので注文は受け入れられません』と回答する訳にもいかない。正確には出来ない理由があった。

 

 伊丹達は張、ついでに話を聞きつけて便乗したバラライカからの紹介状を携えていたからだ。

 

 この状況で注文を拒否しようものなら、情報機関とも密接な独自勢力として積み上げてきた立場と面子に大きな傷がつくのは間違いない。三合会とホテル・モスクワの棟梁も嬉々として影響力を削ぎに動くに決まっている。

 

 そんな訳で、自分達だけでは到底注文の品を揃えられないと即座に確信した暴力教会は同業のコネとエダの裏の顔(CIA)もフル活用し。

 

 餅は餅屋、軍隊には軍隊相手の商売人と、第3世界から欧州の先進国まで幅広く取引をしているHCLIに話を持ち込み、自分達はその仲介役に収まる事でどうにか暴力商会は面子が潰れる危機から脱したのであった。

 

 諸々の手配をエダが完了した頃には、口から今にも白い魂が飛んで行ってしまいそうな有様になっている彼女の姿をアシスタントの神父見習いが目撃したとかなんとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんな子供にしか見えない女の子が武器商人だなんて普通じゃ信じられませんよね」

 

 

 栗林の視線の先ではココが近くを通りがかった隊員の服の裾を引っ張って質問をしている、を通り越して捲し立て、慌ててプライスと同じ声帯の持ち主ことレームに引き剥がされていた。未知(未来)の装甲車両が余程お気に召したらしい。

 

 そこで栗林はふと考え込み、

 

 

「でもテュカ(166歳)ロゥリィ(962歳)みたいな例があるし、ああ見えて実は大人の可能性も……?」

 

「彼女は見た目通りの年齢だからな?」

 

 

 なまじ前例を身近に知っているせいで妙な勘違いに陥りかける嫁へ、苦笑しながらツッコミを入れる伊丹だった。

 

 その時、栗林を異変が襲った。

 

 細く白い指を持つ手が突然背中から出現し、栗林の胸を鷲掴みにしたのだ。

 

 

「きゃあっ!? あっ、んっ、ちょっと!?」

 

「ふおおおっ!?」

 

「うわっ凄い弾力!」

 

 

 思わず悲鳴を上げる栗林。突然の事だったので伊丹も奇声を発してしまう。

 

 顔を赤くして反射的に裏拳を唸らせようとした栗林だったが、背後から胸を弄ぶ下手人の正体に気付くとそれ以上動けなくなってしまった。

 

 何時の間にやら栗林の背後に忍び寄っていたココが犯人だったからだ。

 

 慌てて置き去りにされたレームが追いかける。同じく護衛兼レームの嫁である黒髪ショートの美女のチェキータはその後ろで爆笑中。

 

 

「うぉいココ! お前さん何やってるんですかねぇ!?」

 

「凄いレーム! 彼女背丈は私と同じ位なのに胸はチェキータより大きいかも!」

 

 

 ココの感想に腹を抱えて更に大爆笑するチェキータであった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4:邂逅/裏

 

 

 

 

 少女と女と男達が騒ぐ様子をその男は双眼鏡越しに眺めていた。

 

 土地の気候と気風に合わせたアロハシャツを着ているその身なりは観光名所ではない港湾地帯の高所には明らかに不釣り合いにもかかわらず、気配の薄さと距離故に彼の存在に気付く者は居ない。

 

 

「ふむ、俄かに信じがたい話ではあったがまさかの情報通りだったか」

 

 

 男の独白は日本語だった。

 

 HCLIの貨物船周辺では男と同じ日本人が何十人も積み荷の積み下ろしと車両への載せ替え作業に従事している。更にその周囲をやはり日本人の武装した兵士達が警備についていた。

 

 立ち振る舞いで分かる。警備も作業員も全員が現役或いは元自衛隊員だ。

 

 ()()だからこそ監視している男は見抜いていた。

 

 男が気になっているのはあれだけ大人数の日本人、それも兵役経験者が明らかな軍事組織として活動している事について。

 

 規模は? 背景は? 目的は? 人員と装備の調達ルートは?

 

 何の前触れもなく彼らは現れた。長く東南アジアに根を張る男の組織の情報網に一切引っ掛かる事なく唐突に、だ。男が彼らの存在を知ったのも、()()()()()()()()()から片田舎の港町で寸での所で核テロが阻止されたという話を終結から何日も後に知らされた段になってからだった。

 

 その阻止に貢献したのが日本人で構成された正体不明の武装集団――――

 

 直接確かめねば気が済まなかった。

 

 だから男はこうしてやってきた。

 

 残念ながら謎は更に増える一方だ。謎の武装集団の得体の知れなさに比べれば、年若い武器商人の少女の存在など些事に過ぎない。

 

 

(偽装はしているしいささか差異はあるが、輸送に使っているのは73式大型トラックに74式特大型か。小火器だけならまだしも自衛隊の車両まで彼らは何処から調達した?

 彼らが装備している銃器も明らかに我々が知らない、もしくは試作品が極少数制作されたばかりの最新銃器を揃えている。日本だけでなく海外の軍事産業とも関わりがあるのか?

 1つ言えるのは彼らは我々よりずっと、()()()()()()()()()()だという点ぐらいか)

 

 

 男は己を亡霊だと定義づけていた。

 

 東南アジアの闇社会で密かに蠢き、姿を見せずとも諜報の世界に於いて確かにその影響力を発揮してきた冷戦期の亡霊。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()同類(日本人)()()()()()()()()

 

 

「成程、興味深い。()()()()()()

 

 

 自然と男の口元に笑みが浮かんだ。

 

 まるで思わぬ好敵手に巡り合えた事を喜んでいるかのような、不敵な笑顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

「む?」

 

 

 男の耳が潮風の音の間に異音を拾った。誰かが男が陣取る場所へ唯一繋がる梯子を上ってくる音。

 

 男は敢えて待ち構える事にした。剣呑な気配を感じなかったし、こんな辺鄙な場所へわざわざやってくる者が居るとすれば――――

 

 ()()()()()()()()

 

 

「やぁどうもどうも! ここ、私も使わせてもらっていいかな? 場所空いてる?」

 

 

 梯子の穴からひょっこり顔を出したのは大きなメガネをかけた女性だった。

 

 彼女も日本人だった。まだ年若い。長い髪とメガネの組み合わせもあって入社間もないOLにも見えるが、レンズの奥の目は見た目の若さに不釣り合いな油断ならない老獪さが滲んでいる。

 

 直接顔を合わせた事は無いが男の記憶データに記録されている人物だった。

 

 

「いいえお構いなく。よかったらここをどうぞ」

 

 

 男は笑顔のまま場所を開けた。鼻歌を歌いながら男の隣に陣取った女の視線の先にあるのは、案の定謎の集団とココ・ヘクマティアルの取引現場だった。

 

 彼女もまた小型の双眼鏡を取り出しながら、視線を男に向けずに語り掛ける。

 

 

「いやぁ予感はしていたけどこうもあっさり対面出来るなんてねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――初めまして。SR班5代目新班長、日野木陽介一佐殿」

 

「こちらこそ、防衛大時代の話は聞いているよ。仙崎瑠璃君」

 

 

 

 ――――後の時代。日本国内外の諜報戦にて暗躍する者達が人知れず邂逅した瞬間だった。

 

 

 




大体ココに栗林のおっぱい揉ませるのと最後のシーンが書きたかっただけの話でした(爆
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