すきぷらでございます。
今回は、かねてからの欲望だった「女性が変身する主役ライダー」を描いてみたいと思い
投稿させていただきました。
私らしく、何時ものようにぶっ飛んだ作品ですが
ごゆっくりお愉しみいただければと。
中東・某国 巨大砂漠
「ふぃ〜」
重い荷物を傍らに置き、その場に腰掛ける者が一人。
その容姿は
黒く長い髪に、青い瞳、ベージュのマントを羽織るその下は、黒のシャツとジーンズ。
とてもじゃないが、この国の住人とは思えない出で立ちだ。
それもそのはず。彼女は旅人なのだ。
…これまで彼女、
いろいろな国を渡り歩いてきた。
日本、中国、韓国、ロシア、ドイツ、イタリア、フランス、サンマリノ公国、アブハジア、カタール、アフリカ、タンザニア、コンゴ、ネパール、ヨルダン、エジプト…
足を踏み入れた国の多さは、数えるの諦める程。であった。
いろいろな国で、いろいろな体験をした。
お金を手に入れ、名声や地位も手に入れた事もあった。
一方で、襲われ、殺されそうになった事もしばしば。
女性にとって一番大切であろうものなど、とっくのとうに失っている。 おそらく。
そんな道中の中で彼女は
何かにあやかる訳でも、 何かを求める訳でも、 誰かを尋ねる事もなく
ただひたすらに歩く。 歩く。 歩く。
どこを目指す訳でも、 どこに住む訳でも、 誰と家を構える事もなく
ただただ、歩き続ける。
…彼女には何も目標がなかった。
本当に何も。一切! Anymore!
このように無計画、無気力ながらも、彼女はひたすら歩き続けてきた。
そんな彼女、 名前を「魅輝」(ミキ)という。
輝きに魅せられたもの。と書いて「ミキ」。
この世の具象全てが興味の対象外といっても過言ではない彼女。
そんな少女が求める物が
もし、万が一にでもこの世にあるとしたならば、それは…
「輝き」
に他ならないだろう。
彼女は一度、とある大きな事件に巻き込まれた事がある。
詳細はまばゆい光の中に消えて行ったが、
残酷で、それはそれは酷い事件。
それでいて、神秘的で、きらびやかで、暖かい光に満ちあふれていた。
そんな事件。
無論、そのような事件に関する報道は何もなされていない。
いや、誰もする事が出来なかった。
もちろん陰謀や企み、組織の情報統制等そんなくだらない事は抜きにして。だ。
それもそのはず、
本当に、冗談抜きで、全世界の、ミキ以外の全存在が
『事件の事を知覚する事が全く出来なかった』のだ。
世の中にはこう言った、摩訶不思議な事に満ちあふれている…
この事件の真理もその一つであり
これから彼女が巻き込まれる戦いにおいても、全く同じ事が言える。
今、彼女を照らす星の巡りは
大きな変動の時期を迎えている。
それはビックバンへと向かう始祖への変動か
それともビックリップへと向かう終結への変動か…?
いずれにせよ、彼女の近くまで
「輝き」が近づきつつあるのは確か。
それと同時に、この地球、世界、宇宙、星空全てが悲鳴を上げつつあった。
『世界は君の変身を待っている!』
ミキはその声に答え得るのか。
その手中に掴まんとする物と相見える事が出来るのか、
それに伴う戦い、戦い、戦いを生き抜く事が出来るのか。
彼女の旅は、新たなベクトルへと『変身』した。
続く
…はい、どうも読了ありがとうございました。
今回はプロローグなので、あまり多くは語らないようにしました(汗
ミキの求める「輝き」。
その片鱗は第一話を待っていただければと。
それでは、次回 仮面ライダーステラ 記念すべき第一話「ミランコビッチ・サイクル」にてお会いいたしましょう
ベストオブザービン! (良き星見を!)