次の日、南と高山は東京駅から西鹿児島行きの寝台特急「はやぶさ」に乗って鹿児島へ向かった。
かごしまー、かごしまー。
と、アナウンスが流れた。
「ああ、達仁君に高山君も来てくれたの。」
「ああ、連絡を受けてな。」
「あれ、歩夢ちゃんこの男は。」
「ああ、彼は高咲侑真、私の同級生なの、侑真はしずくちゃんと一緒に演劇部に入ってるの。」
「へぇー。」
と、高山は言った。
「歩夢、知ってるのか。」
「ええ、その人は南 達仁。鉄道公安隊の私服公安官なんだって。」
「ほう、鉄道公安隊か。」
「そうよ。」
「俺はテレビで、私服の鉄道公安隊のドラマで見たことあるけど、本物は初めてだな。」
「そうか、初めてか。」
「歩夢は、あったことあるのか。」
「ええ、何度か会ってるの。」
「ほう、まるで歩夢は名探偵だな。」
「でしょ。」
「それで、何で鹿児島に来たかわかってる。」
歩夢は南と高山に言った。
「ああ、奥多摩で殺人の事だろ。」
そう言って、南と高山は歩夢としずくと一緒に鹿児島県警察本部へ向かった。
鹿児島県警察本部
「どうもお待たせしました、私が捜査一課の倉本警部です。」
「公安特捜班の南です、こちらは高山直人。」
「それで、話と言うのは。」
「実は、奥多摩で起きた殺人事件について何ですが、その男が7年前の事件について何ですが。」
「あっ、まさか、奥多摩の事件の被害者と7年前の殺人事件と関係してるのか。」
「はい。」
早速、南と高山は事件現場へ向かった。
「ここが7年前の事件現場です。」
「河井が森本を殺したのか。」
「ええ、本部では河井が犯人と思っていたのですが、しかし、河井は事件当日は東京へ行っていたと言っていた事が分かったんです。」
「なるほど、つまり犯人は河井ではないんですね。」
「ええ。」
「と言う事は、河井はアリバイがあったんですね。」
「はい、早速警視庁にも確認しましたが、当日は東京へ来ていた事が判明しました。」
「と言う事は、事件の真犯人が居るって事になりますね。」
「ええ、早速我々も捜査をして見ます。」
「はい。」
「いやー、鹿児島まで来て捜査するとは思わなかったな。」
「鶴岡も、とんだ旅行だったな。」
「ええ。」
そして、南と高山達は歩夢達と一緒に天文館へ行ってさつま揚げと黒豚のしゃぶしゃぶを食べて、楽しい宴会にした。
「でも、この事件は必ず推理して見せるわ。」
「本当か、歩夢。」
「俺も協力するぜ、歩夢。」
南と高山は、ある1人の男に会った。
「えっ、事件の当日のアリバイですか。」
「ええ。」
「そうですね。その時私は博多から東京へへ行っていました。」
彼の名前は、勝 裕太郎。
奥多摩事件当日は、鹿児島から博多と東京へ行っていたことが判明した。
「なるほど、博多ですか。」
「ええ。」
そして、歩夢は南と高山に聞いた。
「えっ、彼にアリバイがあった。」
「ええ、確認したら当日は博多へ行っていたそうなんだ。」
「でも、博多へ行った後に犯行は可能かな。」
「そうか、調べて見ないとね。」
「歩夢、何か分かった。」
「それが、博多に言った男はアリバイがあったって。」
「ほう、アリバイがあるのか。」
鹿児島県警の神崎刑事は、もう1人の河井と一緒に勤務していた室瀬 剛さんとわかった。
「とんでもない、奥多摩なんか行っていませんよ。」
「そうですか。」
「やっぱり、どっちが犯人かだね。」
「うん、調べて見ないとね。」
「ええ。」
そして、事件の犯人は?