指宿・桜島殺人ライン   作:新庄雄太郎

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これで、最終章です


第6章 殺人ラインの証明

「ついに、謎が解けたわね。」

 

「ええ。」

 

「後は、犯人と接触ね。」

 

「うん。」

 

「歩夢、すぐに鹿児島県警に連絡してくれ。」

 

「わかった。」

 

そして、歩夢と侑真と南と高山と鶴岡を連れて指宿枕崎線に乗って、長崎岬へ向かった。

 

「でも、どうしてその人が犯人ってわかったの。」

 

「実は、西鹿児島駅へ行った時にこんな列車見つけたんだ。」

 

侑真は、南と高山に写真を見せた。

 

「そうか、西鹿児島から新大阪で「なは」に乗って、新大阪で「ひかり」に乗ったのか。」

 

「ええ、俺は鉄道マニアの一面もあるから。」

 

「なるほど。」

 

「帰りは東京から博多と鹿児島へ行ったって事か。」

 

「ええ、それは可能性があります。」

 

「よし、と言う事はそこへ行けば犯人に会えるって訳か。」

 

「ええ。」

 

「それで、犯人は何処にいるかわかったの。」

 

「それは、指宿にある長崎鼻の岬だよ。」

 

「へぇー。」

 

長崎鼻

 

「えっ、まさかっ、あなたが。」

 

「そうだ、俺が殺したのさ。」

 

「あんた、アンタは鬼よ!。」

 

「おばさん。」

 

「侑、大丈夫。」

 

「おばさん、怖いよ。」

 

「大丈夫、大丈夫、すぐ助けに来てくれるから。」

 

「へへへへへへ、お前たちは海に沈んで地獄へ送ってやるわ。」

 

と、室瀬はナイフを取り出し、侑と河井に近づいた。

 

「おい、歩夢!。」

 

「こ、これは。」

 

「あっ、侑ちゃん!。」

 

「歩夢、助けて―!。」

 

「南さーん、この男よあたしの夫を殺したのは。」

 

「えーっ。」

 

「じゃあ、7年前の事件の犯人は。」

 

「この男が犯人よ。」

 

「そうか、やはり犯人は室瀬だったのか。」

 

「ああ、そうだ、あいつが居なければ、殺さずに済んだからな。」

 

「そうか、やはり森本を殺害したのを目撃した河井を口封じで殺害したのか。」

 

「ああ、そうだよ。」

 

「やっぱり、アンタが犯人なのね。」

 

そこへ、南と高山がやって来た。

 

「バカな真似はやめなさい。」

 

「室瀬、そいつを殺して何になる、もう逃げられないぞ。」

 

「だ、誰立てめぇは。」

 

「鉄道公安隊だ、もう逃げられねぇぞ。」

 

「ちくしょー。」

 

と、室瀬は侑と河井に近づき、ナイフで刺そうとしたが鶴岡が背負い投げで制圧した。

 

「ぐはっ。」

 

と、室瀬は目を回した。

 

高山は、室瀬に手錠をかけた。

 

「よかった、侑ちゃん大丈夫。」

 

「歩夢、怖かったよーっ。」

 

と、侑は歩夢に泣きついた。

 

「よかった、侑も無事で。」

 

「歩夢ちゃん、侑真君、あなたのおかげです、本当にありがとう。」

 

「いいえ。」

 

「それに、侑真先輩もね。」

 

「いやー、しずくちゃん、それほどでも。」

 

「よかった、よかった、二人とも無事で。」

 

こうして、鹿児島の事件は7年前の未解決事件と共に歩夢と侑真の推理で解決したのであった。

 

そして、侑の叔母は室瀬に近づいた。

 

「ええ。」

 

そして、歩夢の殺人ラインはこうして幕を閉じたのだった。




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