めだかサイドin
あれから球磨川達からのアクションは起こっていない。あんなに堂々と宣戦布告してきたから何か生徒会戦挙前に仕掛けてくると思ったが今だそのような話やことなどは起こっていなかった。だが、奴らが動かないのは我々にとってもいいことだと思う。こちらには人吉先生や日之影前生徒会長など心強い助っ人もいる。今のうちに球磨川達とも十分に戦えるように準備しなくては。
め「それで日之影前生徒会長。凶化合宿は何時ごろに始められそうですか?」
日「もうそろそろで出来るようにする。夏休みが始まってからやるつもりだから書記戦と会見戦までには間に合わすつもりだ。」
人「でも、大丈夫かしら?いくら精神面を強くしてもまだ彼らは自分達の力の全てをまだ出してないことには変わらないし」
善「大丈夫だぜ、母さん。いくらあいつらでも結局過負荷である以上戦闘力は俺たちの方が上だ。後は相手の言葉や作戦なんかにはまらなければきっと勝てる。」
阿「そうだけど善吉君。忘れていけないのは球磨川だけじゃない。夜風くんも警戒しないといけない。人吉くんとめだかさんは彼に負けたわけだし。」
喜「確かに。彼は特に注意していた方がいいと思う。でも、元々は善吉たちの幼馴染だったんでしょ。それなのになんであんな感じになってるの?」
人「確かに彼はめだかちゃんたちと接している時は普通だったよ。いや普通にしていたって言った方がいいと思う。彼は昔からどこかおとなしいすぎるほど過負荷であることを隠していたから多分私たちの前から姿を消す前に何かあった……
???「いいや。別に隠してたってわけじゃないよただ見せる必要がなかっただけだよ。」
生徒会側「「「「「「え?」」」」」
普通この部屋から聞こえるはずのない声がそう答えた。声がした方を追って見たらそこには堂々と立っている夜風 無楽がいた。何事もないかのようにポツンと立って
全員がその譲許を理解してすぐに臨戦体制をとった。
夜「おー怖い怖いwww。みんな急にハッとしたように構えて大丈夫だよ。別に喧嘩をしにきたわけじゃない。」
め「なら何しにきた。一応貴様は我々の敵側の人間だぞ」
めだかがはっきりとだが、困惑したような感じで聞いてきた。
夜「そういえば再会したのはいいけど全然会話してないと思ってただおしゃべりしにきただけだよ。」
全員が困惑した。敵側のそれも1番危険視している人物が急にきておしゃべりをしにきたと言われたから。だが、その沈黙の時間を壊したのは
人「いつからいたの?そしたどうやって入っときたの?」
人吉瞳がそう聞いてきた。
夜「逆にいつから僕がいると思いますか?そしてどうやってこの部屋に入ってきたと思います?」
人「あなたの過負荷の力?」
人吉先生が疑問を持った声でそう言った。
夜「そうです。正解おめでとうございます。そう僕の過負荷によって誰にも気づかれずこの教室に入ってきたんですよ。もーめんどくさいので種明かしをしますよ。」
夜「僕の過負荷の名前は「非現実逃避」ノットリアリティー全てのことを遮断する過負荷です。」
彼がふざけたようすでそう言っただが他の者の反応は違った
め「なんだと。全てからの遮断だと。」
そうその能力が恐ろしさ程の強さだからだ。遮断とは言い換えれば全ての流れの状況を断つというものなのだ。それを奴は行えるというのだ。だが、それならばなぜ?
人「ひとついいかしら。確かにその過負荷が強いのはわかったけどなんであなたは自分の不幸をその過負荷で遮断しないの?」
そうこの男「夜風 無楽」は世界の全ての不幸を合わせたようなものなのだ。だったら何故不幸を遮断しない?
夜「あーそっちについての種明かしはまだしない。一応ヒントというと出来ないじゃなくてやってないとは言っとく」
め(やっていない?何か意味があるのか。だが、やらないというのには意味があるということか。)
夜「あ、ごめん。もうそろそろとある事情で帰らないと行けないや。それじゃあみんなじゃあね」
善「なに言ってんだ。予定があるからはいさようならになるわけないだろ。ここにきたってことはただで帰れるとか思ってないんだろ。そもそも俺たちが返さないけどな」
全員がそう思っていた。万が一こちら側の情報などが知られていた場合。生徒会戦挙で不利になる。このまま帰すわけにはいかない。
夜「はーじゃあ仕方ない。今からちょっと質問するね。」
全員「「「「「質問?」」」」
夜「僕をこのまま帰すか?それとも今ここで君たちが生徒会戦挙に出れなくなるかどっちにする?」
静寂の時間だった。さっきまでふざけていた彼の言葉からおふざけの感情がなくなっていた。彼は今敵側のところで1人の状況でこのことを言ってきたのだから。逆にここにいる全員を相手にして勝てる自信があるかのように
夜「さー早く答えてどっちにするの?」
全員が答えれない中善吉が
「ふざけんな、お前今どういう状況か「わかった。お前をすぐ帰そう。」な!」
めだかが善吉の声を遮って言ったのだ
夜「さすがめだかちゃん。判断が良くて助かるよ。じゃあバイバイ」
そう言って夜風が生徒会室から教室をあとにした。夜風が出た後
善「めだかちゃんいいのかよ。このまま無楽をなにもせず帰して!!」
善吉が声を荒げて言ったが
め「馬鹿者。もうちょっと考えろ。奴は味方がいない1人の状況であんなことを言ったのだ。つまりここにいる全員に勝てるか?相打ちになって1人でも出れなくされるということだ。そうなったら向こうの思うつぼだ。我々はこの学校の全員の期待を背負っているのだ。こんなところでやられたらいけないのだ。」
めだかからそう言われて善吉は黙ってしまった。そして、今のこの教室の空気は球磨川が狙っていた空気になった。
めだかサイドout
その頃教室から出た夜風は小さな声でつぶやいた
「ただの勝ち負けを見ているようじゃ球磨川さんたちには勝てないよ」
そう言い彼は学園の外に出ていった。
2ヶ月も遅れてしまって申し訳ありませんでした。