僕が箱庭病院で診察を受け人吉先生が僕の身元保証人になってあれから三週間たった。
「あーーーーーーーーーーーもう我慢出来ねぇ」
僕夜風 無楽は暇を謳歌していた。そのため今僕のイライラ度はMAX手前まで到達しかけていた。そもそもなぜ僕がそんなに暇になってるかというとそれには理由がある。
「よかぜくん。あーそぼ」
そう僕に言ってきたのは人吉先生の息子の人吉善吉にある。彼は僕と同い年の3歳だという。人吉先生と似た容姿で明るい性格だ。人吉と名前通り友達に優しくしたり人に気遣いができるいい奴なんだけど問題は人吉と一緒にいる少女にある。
「む 善吉だれかと遊ぶなら私も誘え」
そう言ってくるのはあの日病院であった少女黒神 めだかである。この少女こそが僕の暇の原因である。この少女は赤の他人から見たら容姿端麗の普通の少女に見えるがやることなすこと全て完璧になってしまうという謎の才能がある。例えば、前僕と善吉がヒーローごっこをしていてプロレスや格闘技の真似っこをしていたら急に乱入してきためだかが僕に向かってそれはそれは痛いパンチをしてきた。僕はそれをくらって体がとてつもなく痛かった。それからか一応本気は出さないとめだかは言うけど善吉と遊んでいる時絶対にその遊びに入ってきてそして全ての勝負に勝ってしまう。だからか善吉と遊んでいてもめだかが全て勝ってしまうため展開が全て読めてしまうため暇なのだ。そもそもの話僕は今保育園にいる。保育園とは小さい子供達が遊ぶ場であるが、僕はもう一度そんなのを受けないといけなくなった。漫画の名探偵コナンでコナンがもう一度小学校に通うことになった時の気持ちがわかった気がする。それからというも人吉先生が迎えに来るまで僕はまるで生き地獄のような感覚だった。
なので僕は1つの計画を立てた。一回家出してみようと。計画は簡単保育園に行っているあいだ人吉先生は病院にいる。その間に僕が保育園から逃げるという至ってシンプルな計画だ。その結構日は今だ。保育士が電話で立て込んでみんなが寝ている時間の今逃げることにした。
僕はそーっとそーっと忍び足で靴を拾い外に出ることに成功した
「クッククようやくこの生き地獄から解放された。さーいろんなところに行って暴れてやる」と意気込んでいたら
「そうか そうかそんな理由で逃げ出したのか」
「そうそう。ほんと僕は今までよく我慢できてた‥‥」
その声のする方向を見るとそこには黒神 めだかがいた。
「えっとどうしてめだかちゃんがここにいるの?」そういうとめだかが
「貴様がどこかに行こうとしてたのが見てたから追いかけてきたのだよ」
なるほどめだかちゃんは僕が逃げるところを目撃してそれでついてきたってわけかなるほど。
「いやじゃあなんでみんなにバラさないの?」という疑問を口にするとめだかちゃんが
「私も一度でいいから家出という物をしてみたくてなそのためについてきた」
いやいやめだかちゃんがここにいると不味いって。なんたってめだかちゃんはあの黒神グループの社長令嬢なんだから。黒神グループっていうのはまー簡潔にいうとすごい会社のことだよ。めだかちゃんはそこの会社の社長の娘だ。めだかちゃんはその才能と家柄のせいかとてつもなく注目をあびる。まーアイドルみたいなもんだね。だから、めだかちゃんと一緒にいると世界のどこにいても必ず見つかると思う。そう考えていたら
「いたぞ。めだか様がいたぞ」謎の黒服の男が言った。多分黒神グループの社員の人達かも。あーやっぱりめだかちゃんといるとすぐ見つかった。そうしてめだかちゃんと一緒に捕まった僕は保育園に戻ることになった。その後、善吉は置いていかれたと思ってなくし人吉先生に説教喰らうしと散々な目にあった。
「あーーやっぱり僕は運が悪かった。」そう言って僕の家出計画は幕を下ろした。
いかがでしたでしょうか。次回から幼少期編は終わって箱庭学園へと繋がります。