ハイスコアガール《Connect》   作:北風少佐

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展開がグダグダ過ぎる……勉強しなくちゃなぁ。
ではどうぞ。


ゲーマー仲間

 

(昨日は大変だった……)

 そう思いながら歩く。

 

 昨日は夜も遅かった為、とりあえずお互いに一度戻ろうという話になり部屋に戻り、眠りについた。

 そして朝起きて昨日のは夢だったと言う淡い希望を胸にタンスを開けたが通路は昨日と同じく存在していた。

 

「夢じゃなかったか……」

 と呟いてしまったのはしょうがないと思う。

 

 その後普通に学校へ行き、そして授業が終わり家への帰路へ着いている。

 

(あの通路、帰るまでに無くなってたりしないかな……)

 

 そう思いながら家に帰ってきたが、現実は非情である。

 

「よぉ! 遅かったな!!」

 

「……無くなってなかったかぁ」

 

「えっ? 今なんて?」

 

「いや、なんでもないわ」

 

 昨日会ったばかりのこの男、矢口春雄はタンスに背を預けながら座り、ゲームボーイをやっていた。

 

「他人の家に勝手に入ってゲームするって凄い度胸だなお前。尊敬するわ」

 

「なんだろう、凄いバカにされた気がする……」

 

「よく分かったな、大正解だ」

 

「いやまぁ、勝手に入った俺も悪いしな。

 本当は少し覗いていなかったら戻って待とうと思ったんだけどよぉ……」

 

 そう言いながらハルオは部屋全体を見回す。

 その目はどこか輝いている。

 

「こんな部屋見ちまったらそんな考えも吹き飛んじまったよ!!」

 

 部屋の中の至る所に所狭しとゲーム機やソフトが置いてあるのだ。

 ハルオにとってはまさに楽園の様な場所であろう。

 

 そんなハルオの様子をみて旒は少し嬉しくなる。

 初めて自分の趣味に共感してくれる奴が現れたのだ。

 これが得体の知らない奴じゃ無かったらもっと嬉しかっただろう。

 

「あー、なるほど。お前もこういうのが趣味か」

 

「おう! ゲームに関しては誰にも……いや、殆どの奴には負けない自信があるぜ!!」

 

「なるほどね、どんなゲームをよくやるんだ?」

 

「最近ならストリートファイターⅡダッシュだな! つい最近に導入されたばっかりの最新版だ! お前もゲーム好きなら知ってるだろ?」

 

「……いや、いつの話してんだよ。ストリートファイターⅡのダッシュなんて登場したの20年くらい前だろ」

 

「は? いやいや! つい2ヶ月前だぞ!? 導入されたのは!?」

 

「「…………」」

 

「「えっ?」」

 

 __________________

 ______________

 _________『数十分後』

 

 またお互いで情報交換した結果、事はもっと面倒臭いことが判明した。

 

「あー、つまりあれか? ここは23年後の溝ノ口ということか?」

 

「23年後は合ってるが、ここは溝ノ口じゃないんだよ」

 

「えっ? じゃあここは……?」

 

「石狩っていう地名だ」

 

「……どこだそれ」

 

「まぁ、北海道の一都市だな」

 

「なっ……!?」

 

 流石のハルオも絶句している。

 そうなるだろう。

 まだ、自室のタンスの奥が急に他人の家の一室に繋がった事は全然ハルオは容認できた。

 むしろ面白い出来事だとすら思っていた。

 

 だが、その一室がある場所は23年後の北海道というなんともスケールの大きい話になってきたのだ。

 

「面倒な話になってきたな」

 

「……なんでお前はそんな冷静なんだ?」

 そうハルオが問うと旒は

「なんかどうでも良くなってきた」

 と答えた。その顔は真顔であった。

 

「あぁ、そう……」と返しハルオも深く考えるのをやめた。

 

「まぁ、これから仲良くしてこうぜ? お隣さんになっちまったんだからよ」

 

「……そうだな、そうするべきか」

 

「だろ?」と得意気に言うハルオ。

 

「これからお前と俺はゲーマー仲間だ! よろしくな!!」

 

「……あぁ、よろしく頼むよ」

 旒は笑顔であった。

 

「ところでよぉ……ゲーマー仲間としてお願いしたいんだが……」

 

「なんだ?」

 

「持ってるゲーム見せてくれ!!」

 

「……別にいいがもうそろヤバいんじゃないのか?」

 

「なにがだ?」

 

「時間」

 そう言いながら窓の外を指差す。

 

 夕日が沈み暗くなってくる時間帯である。

 

「やっべぇ! 早く帰んないとおふくろに怒られちまう!!」

 そう言い急いでタンスの扉を開け中に入るハルオ。

 その姿はどこか滑稽である。

 

「また明日来るからその時はゲーム見せてくれよ! じゃあな!!」

 

 そう言いながらタンスの奥に消えていく。

(嵐のような奴だ……)

 

「……まだご飯まで時間あるし、明日見せるゲームでも決めるか」

 そう呟きゲームを選び始める。

 

 2015年6月の事である。




地味に主人公の住む都市考えるのが1番迷ったのは秘密。
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