二次創作 東方異変郷第1幕【東方記載帳】   作:拷問ちゃん

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小咲について聞き込みをしていると変な話を聞いた霊夢

そして一方、妖怪の山では…


第1章〜異変の幕開け〜 続き⑧

里の人「小咲ちゃん?あぁ、知ってるよ。」

 

霊夢は里の人に小咲の事を聞いて回っていた

 

霊夢「どんな子ですか?」

 

里の人「白籏家の一人娘で、本が大好きな子だよ。確か最近までは病気で引きこもってたんだが、急に元気になったらしくて。」

 

霊夢「病気?」

 

里の人「あぁ、何か咳が止まらなくなる病気だったみたいで、相当苦しんでたって話だよ。元気になって家族も喜んでいたよ。」

 

霊夢「(急に元気になった…?突然病気が治った?そんなことって…。)」

 

霊夢は考えて

 

里の人「あ、そうだ。何か小咲ちゃんが元気になった時に変な話をしていたらしい。」

 

霊夢「変な話?」

 

里の人「あぁ、鬼に会ったって。」

 

霊夢「鬼…ですって?」

 

霊夢はギョッとして

 

里の人「寝ていたら突然枕元に鬼が現れて病気を治してくれたって言っていたらしいんだ。小咲ちゃんはその鬼は神様だって言っているらしい。」

 

【挿絵表示】

 

里の人の話を聞いた霊夢と魔理沙は里の中を歩いて行く

 

霊夢「鬼が人の病気を治した?そんなことって…。」

 

萃香や勇儀を思い浮かべるが病気を治せるとは聞いた事がなかった。それに…

 

魔理沙「いい鬼さんもいるんですね。」

 

霊夢「有り得ないわ!人間を助ける鬼なんて!!」

 

霊夢の大声に魔理沙はビクッとして。周りもザワザワし始める。鬼が人間を普通助ける訳がない。昔人間によって沢山の鬼が葬られたのだから

 

霊夢「ごほん。ますます訳が分からないわ…。まさか小咲って子、身体を乗っ取られた訳じゃないわよね?」

 

霊夢は色々と考えを巡らせる。萃香達以外に鬼が?身体を乗っ取れる能力を持つのがいてもおかしくない…と

 

霊夢「…一旦神社に戻りましょ。もしかしたら文達が戻って来てるかもしれないし。」

 

魔理沙「そうですね。」

 

霊夢と魔理沙は神社に戻ることにした

 

 

 

【妖怪の山】

 

椛「…。」

 

椛は妖怪の山の1つの木のてっぺんから周りを見回していた

 

椛「今日も異常なし。さてと…。」

 

山の見回りを終えた椛は帰ろうとした時だった

 

椛「ん?あれは…。」

 

遠くから誰かが飛んでくるのが見えた。それは、はたてを背負った文だった

 

椛「…はぁ…。」

 

椛は溜息をつくと文の元へと向かった

 

文「…。」

 

文ははたてを背負ったまま妖怪の山に降り立って

 

椛「…何してるんですか?」

 

椛は文の側に降りて

 

文「あ…椛ですか…?」

 

文は虚ろな表情で、はたては目に光がない

 

椛「…!」

 

2人の様子にただ事じゃないと察して

 

椛「何があったんですか!?」

 

文「…魔法の森で…気がついたら隣ではたてが倒れていて…。とりあえず背負って来たんです…。」

 

椛「何故魔法の森に?」

 

文「あれ?確か…霊夢さんに頼まれて…。何を頼まれてたんだったかしら?」

 

文は頭を抑えて

 

椛「そういえば、うずりはどうしたんですか?一緒ではないのですか?」

 

椛は文と行動している筈のうずりがいない事に気づいて

 

文「うずり…?誰でしたっけ?」

 

椛「…何を言ってるんですか…?うずりですよ?葉風 うずりです!」

 

文「葉風…うずり…?」

 

文は記憶が曖昧らしく、頭を抑えたまま虚ろな瞳で地面を見つめた

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