二次創作 東方異変郷第1幕【東方記載帳】   作:拷問ちゃん

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小鈴は霊夢に小咲の事を次々と話していく


第2章〜異変の鍵〜 続き⑤

小鈴「小咲ちゃん。またお勧め持って来たよ。」

 

小咲「ありがとう。小鈴ちゃん。」

 

2人はいつの間にか、ちゃん付けで呼び合うようになっていた

 

小鈴「じゃあ、前に貸したのは回収するね。」

 

小咲「あ!そうだ、小鈴ちゃんに聞きたい事があったの…。」

 

小鈴「どうしたの?」

 

小鈴が首を傾げると小咲が1冊の本を手に取る

 

小咲「前に借りた本なんだけど、1冊読めないのがあったの。」

 

小鈴「読めない?」

 

小咲「これなんだけど…。」

 

小咲が差し出した本を見て小鈴の顔が青ざめていく

 

小鈴「あ、そ、それは…。」

 

小咲「読めないんだけどね…捲る度に物語がね!まるで記憶みたいに頭に浮かんできたの!不思議な感覚だった!」

 

小咲は目を輝かせて

 

小咲「この本は何なの?」

 

小鈴「え…えっとね…。その…。」

 

小鈴は説明するか迷って

 

 

 

霊夢「それって…。」

 

小鈴「はい…。妖魔本でした…。」

 

霊夢がまさかという顔をして、小鈴は苦笑する

 

【挿絵表示】

 

 

 

小鈴「(妖魔本だ…。間違えてお勧めに混ぜちゃってたんだ…。どうしよう…。)」

 

小鈴は頭を悩ませて

 

小咲「小鈴ちゃん?」

 

小咲が心配して

 

小鈴「小咲ちゃん…えっとね…そ、その本は…。」

 

小鈴の手が震える。妖魔本だと知ったら小咲を不安がらせるんじゃないか?怖がらせるんじゃないか?そんな本を扱っているって知ったら…

 

嫌われるんじゃないか?

 

小鈴「っ…。」

 

小咲「小鈴ちゃん!?」

 

その時、小咲が小鈴の震えている手を握る

 

小鈴「あ…小咲ちゃん…。」

 

小鈴はハッとなる

 

小咲「どうしたの?顔色悪いよ?具合悪いの?」

 

小咲は心配していて

 

小鈴「…あ、うん。大丈夫だよ。」

 

小鈴は頷くと覚悟を決めた

 

小鈴「小咲ちゃん…驚かないで聞いてね…。」

 

小咲「え?あ、うん。」

 

小咲は緊張して

 

小鈴「その本はね…。妖魔本なの。」

 

小咲「妖魔本…?」

 

小鈴「簡単に言えば…妖怪が書いたりした本ってこと。」

 

小鈴は説明して

 

小咲「妖怪が書いた…。」

 

小咲は口を閉じると下を向いて

 

小鈴「…小咲ちゃん?」

 

小咲が黙ったので小鈴はオドオドして

 

小咲「…ごい…。」

 

小鈴「え…?」

 

小咲が何か言ったが聞き取れず、小鈴は首を傾げて

 

小咲「凄い!そんな本も取り揃えてるの!?」

 

小咲は興奮して

 

小鈴「え…?怖くないの…?」

 

小咲「怖くないって言ったら嘘になるけど…。妖怪が書いてる本なんて面白そう!もっと見たい!」

 

興奮する小咲に小鈴は呆気にとられて

 

小咲「小鈴ちゃんは妖魔本を読めるの?」

 

小鈴「あ、うん。全部ではないけど。」

 

小咲「凄い!!」

 

小鈴の手を握ったまま小咲は興奮したままで

 

小鈴「そ…そうかな?/////」

 

小鈴は少し顔を赤らめて

 

小咲「この本も読めるの?」

 

さっきの妖魔本を見せて

 

小鈴「うん。読めるよ。」

 

小咲「読んでほしい!」

 

小咲は満面の笑みで

 

小鈴「うん。いいよ!」

 

小鈴も満面の笑みになると小咲の為に妖魔本を読み始めた

 

 

 

霊夢「え?大丈夫なの?」

 

小鈴「その妖魔本は無害なのだったので。」

 

霊夢は苦笑して

 

小鈴「そして…それが起こりました…。」

 

小鈴は下を向いた

 

 

 

 

小鈴「どう?面白かった?」

 

小鈴が妖魔本を読み終えると小咲は微笑んだ

 

小咲「うん!」

 

小鈴「また今度違うのを持ってくるよ。」

 

小咲「本当!?」

 

小咲が喜んだ時だった

 

小咲「…!」

 

小咲の様子が変わる

 

小鈴「小咲ちゃん?」

 

小咲「…。」

 

小咲は蹲った

 

小咲「こほっ…こほっ…。」

 

小鈴「小咲ちゃん?」

 

小咲が小さな咳を始めたので小鈴は心配になり背中をさすって

 

小咲「…ごほっ!!ゲホッ!ゲホッ!!」

 

すると突然、小咲の咳が大きくなり苦しそうで

 

小鈴「小咲ちゃん!?」

 

小鈴は慌てて更に背中をさすろうとすると小咲に片手で押されて小鈴は尻餅をつく

 

小咲「ごほっ!!ゲホッ!!ゲホッ!!ゲホッ!!」

 

小咲は更に苦しそうになり両手で口を抑えて

 

年配の女性「小咲!?」

 

年配の女性が何人かの使用人らしい人と一緒に慌てて部屋に入って来て小咲に駆け寄る

 

小鈴「小咲…ちゃん…?」

 

小鈴は尻餅をついたまま青ざめて動けなかった

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