二次創作 東方異変郷第1幕【東方記載帳】   作:拷問ちゃん

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不穏な影が動き出した…どうする?博麗霊夢


第1章〜異変の幕開け〜

霊夢「…はぁ…暑いわね…。」

 

博麗 霊夢は汗を垂らしながら神社の庭の落ち葉を掃いていた

 

霊夢「…あぁもう!やってられないわ!」

 

霊夢はイライラすると掃き掃除を止めて神社の縁側に座った

 

霊夢「麦茶出来てたかしら?」

 

霊夢は直ぐに立ち上がり神社の中に入って行こうとすると神社の階段を上がってくる足音が聞こえた

 

霊夢「…?参拝客…なら大歓迎だけど

…。」

 

霊夢は御札を構える

 

霊夢「妖怪なら…容赦しないわ。」

 

そして階段を上がってくる者の正体が姿を表した

 

霊夢「え…?あんた…。」

 

階段を上がって来たのは魔理沙だった。帽子を被っておらず、箒も持ってない状態で大きく膨らんだ袋を持ちながら、虚ろな表情で歩いて来る

 

霊夢「何だ魔理沙じゃない。珍しいわね、飛んで来ないで階段をわざわざ上がってくるなんて…。てか帽子や箒はどうしたの?」

 

魔理沙「…。」

 

霊夢の質問に魔理沙は無言で

 

霊夢「ちょっと魔理沙?聞いてるの?」

 

魔理沙「あの…?」

 

するとようやく魔理沙が霊夢を見て口を開いた

 

魔理沙「魔理沙って…私のことですか?」

 

霊夢「は…?あんた以外誰がいるのよ?」

 

すると魔理沙は泣きそうな表情になると霊夢に駆け寄る

 

魔理沙「私を知っているんですか!?気がついたら知らない森の中にいて…それで!ここに私を知っている人がいるからって連れてきてもらって!私…私…!」

 

魔理沙の目から涙が溢れて

 

霊夢「は!?何!?何なの!?ちょっと落ち着きなさいよ!」

 

魔理沙の涙に霊夢はギョッとして

 

魔理沙「お願いします!!私、記憶がないんです!!助けてください!!」

 

魔理沙は泣きながら霊夢の両腕を掴んで

 

霊夢「は?記憶喪失?あんた一体何を…」

 

魔理沙「うわぁあああん!!」

 

霊夢の話す途中で魔理沙が大声で泣き出して

 

霊夢「うわぁあ!!分かった!分かったから落ち着きなさいよ!!」

 

霊夢は慌てて

 

魔理沙「…ぐす…。はい…ずみません…。」

 

霊夢「とりあえず神社の中に入りなさい。話を聞くから。」

 

霊夢は神社を指さすと涙を拭う魔理沙を連れて神社の中へと入って行った

 

 

霊夢「…で?記憶がないですって?」

 

魔理沙「はい…。」

 

魔理沙をテーブル代わりにしているコタツの所へ座らせて。勿論電源は入っていない

 

霊夢「…ちょっと待ってなさい…。」

 

霊夢は台所へ行くと冷たい麦茶を2つの湯呑みに入れて

 

霊夢「どうぞ。」

 

おぼんに乗せて運んで来ると魔理沙の傍に置いて

 

魔理沙「あ…ありがとうございます…。」

 

魔理沙はお礼を言って

 

霊夢「…。」

 

魔理沙の前の所へ座ると麦茶を一口飲んで

 

霊夢「覚えていることは?」

 

魔理沙「いえ…何も…。すみません…。」

 

霊夢の質問に魔理沙は下を向いて

 

霊夢「何か少しは覚えていないの?」

 

魔理沙「はい…すみません…。」

 

霊夢「調子狂うわね…。」

 

何度も謝る魔理沙に溜息をついて

 

霊夢「参ったわね…。記憶がないんじゃ何があったか分からないじゃない…。」

 

霊夢はブツブツ言いながら、チラッと魔理沙の持っていた袋を見る。中には大量のキノコが入っていた

 

霊夢「毒キノコでも食べたかしら?それとも頭を打った?とりあえず魔法の森に1度…あれ?」

 

霊夢は考えている途中である事に気づいた

 

霊夢「ねぇ?ここまで連れて来てもらったって言ってたわよね?あなたの事を知っている人がいるって言われて。」

 

魔理沙「あ、はい。」

 

魔理沙は頷いて

 

霊夢「どんな奴だった?」

 

魔理沙「えっと…女の子でした…。」

 

魔理沙は思い出しながら話して

 

霊夢「それだけ?服装は?何か特徴は無かったの?」

 

魔理沙「えっと…すみません…。」

 

霊夢は少しイライラしてテーブルを叩く

 

霊夢「服装ぐらいは覚えてないの!?」

 

魔理沙「ご、ごめんなさい!!」

 

魔理沙の目にまた涙が溜まる

 

 

【挿絵表示】

 

 

霊夢「うっ…ごめん。今のは私が悪かったわ…。」

 

魔理沙の涙に心がズキッとなり、霊夢は頭を抱えて

 

霊夢「…とりあえず1度、あなたが目を覚ました魔法の森へ行ってみましょう?何か手がかりがあるかもしれないわ。後はここまで連れてきた奴も探さないと…。」

 

霊夢が頭を悩ませていると外でバサバサッと大きな翼の音がして誰かが地面に降り立つのが聞こえる

 

霊夢「最悪…。厄介なのが来たわ…。」

 

魔理沙「…?」

 

魔理沙は首を傾げた

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