霊夢「あ、お客さんがいたのね。」
小鈴「あ、霊夢さんに魔理沙さん。」
霊夢が小咲に目を向けると小鈴は2人にぺこりと頭を下げて
小咲「小鈴ちゃん。用事思い出したから帰るね。また借りに来るから 」
小鈴「えっ?さっきの本の勘定がまだだよ?」
小咲「あ、後で取りに来るからっ!」
小咲は慌てるように店を出ようとする
魔理沙「あれ…?」
霊夢「どうしたの?魔理沙。」
魔理沙「あ、いえ。あの人、何処かで見たような気がして…。」
魔理沙は出ていこうとする小咲を首を傾げながら見て
霊夢「ねぇ。ちょっといいかしら?」
小咲「っ!Σ」
霊夢に呼び止められ、小咲は青ざめて
小鈴「あの…。私に用事なんじゃ?」
霊夢「ごめんね。小鈴ちゃん。ちょっと先にこの子に聞きたいことがあるの。」
小鈴「小咲ちゃんにですか?」
小鈴は頭を悩ませて
小咲「す、すみません!よ、用事があるので!」
小咲は逃げようとするが霊夢に腕を掴まれた
霊夢「少し話を聞くだけよ?時間は取らせないわ。」
小咲「は、放して下さいっ!!」
霊夢「あんた怪しいわね?」
霊夢の手に力が入った
小咲「い、痛っ!!」
小鈴「小咲ちゃんに酷いことしないで下さい!!」
小咲が痛がると小鈴が霊夢と小咲の間に割り込み、小咲を掴んでいた霊夢の手を引き離して
小鈴「用事があるんだよね?行って!小咲ちゃん!」
小咲「ありがとう小鈴ちゃん!」
小咲は鈴奈庵を飛び出して行った
小鈴「さて…。小咲ちゃんに酷いことをした理由を聞かせてもらいましょうか?」
ジロリと霊夢を睨みながら両手を脇腹に当てながら話して
霊夢「…。」
〜少女説明中〜
小鈴「なるほど…。魔理沙さんが記憶喪失になったのは分かりました。しかし何故小咲ちゃんが酷い目に合わないといけないんですか?用事があるって急いでいたのに。」
霊夢「記憶を失った魔理沙が唯一見た覚えがあると言ったから何か知ってると思ったのよ。そそくさと逃げようとしたから何か隠してると思って…。」
小鈴「話を聞いてました?逃げようとしていたんじゃなくて用事があったので急いでいただけです!そんな理由で小咲ちゃんに酷いことをしたんですか!?」
小鈴は怒りを露わにして
霊夢「…ごめん。悪かったわ…。」
小鈴「私ではなく後で小咲ちゃんに謝って下さい。」
霊夢「分かったわ。」
魔理沙「すみません…。私のせいで…。」
魔理沙は落ち込んでいて
小鈴「本当に記憶がないんですね?何かこんな魔理沙さんを見るのは新鮮ですね。」
小鈴はいつもと違う様子の魔理沙に苦笑して
小鈴「それで私に聞きたいことって何ですか?」
小鈴は椅子に座る
霊夢「それなんだけど、周りで魔理沙みたいに記憶をなくした…または性格が変わった人はいないかしら?」
小鈴「記憶を無くした人を探しているのは分かりましたが、何故性格が変わった人もなんですか?」
霊夢「魔理沙を見たら分かるでしょ?記憶を失った人は性格も変わるわ。」
小鈴「なるほど…。」
小鈴は納得して
小鈴「う〜ん…。周りでそんな人は聞かないです。」
小鈴は記憶を思い出しながら話して
霊夢「そう…。ところでさっきの…小咲ちゃんだっけ?知り合い?」
小鈴「小咲ちゃんはここの常連さんで私の友達です。」
霊夢「…。」
霊夢は何かを考えて
小鈴「…まさか小咲ちゃんを疑っているんですか?」
小鈴の表情が変わる
霊夢「…何か隠してるように見えたのよね…。」
小鈴「だから!小咲ちゃんは用事があって急いでいただけっていいましたよね!?小咲ちゃんを疑うなら私は一切霊夢さん達に協力しません!!出て行って下さい!」
小鈴は怒り出すと霊夢達を追い出して
霊夢「怒らせちゃったわね…。後で謝りに来なくちゃ…。」
魔理沙「すみません…。」
霊夢「魔理沙は悪くないわよ。とりあえずさっきの子を探しましょ?一応話を聞きたいし。」
霊夢は周りを見回して
魔理沙「そうですね。」
魔理沙は頷いた