転生したらベル君だったので、ガチでハーレム創ってみる。 作:紫蒼慧悟
朝。
今日は何時もよりも早く目が覚めてしまった。
だが、共に暮らしている祖父は既に起きて畑仕事に出ているらしく姿がない。
家の中を小さな自身の足でトテトテと歩き、外に出る。
お日様燦々と今日もいい天気である。
家のすぐ横にある井戸で顔を洗い、意識をシャッキリとさせる。
顔を洗ったからヨシ!
今日も一日御安全にってな具合にエイエイムン!としたら、家の前の畑で鍬を振るっている祖父の下へ行く。
「おはよう、爺ちゃん」
「うむ。おはようベル」
そう、俺の名はベル。
ベル・クラネル。
近い将来に迷宮都市でハーレムを創る男の名だ。
死んだことにも気付かず、いつの間にか転生していた。
ブラック企業に勤めていて過労死すると転生でくるのだろうかと小一時間考えたが、答えがでないので考えるのを止めた。
今生は義理の祖父との二人暮らし。
両親は俺が産まれてすぐに死別、唯一の肉親である叔母は行方知れず。なんやかんやあって、今の生活に落ち着いたと言うわけである。
さらに言うなら、ここダンまちの世界である。
いやビックリしたね。
鏡みたら一発で、「マヤ、わかっちゃった」状態よ。
雪のように白い髪、ルビーのように赤い両目。
そう、俺こそが主人公。俺こそがベル・クラネル。
こりゃあ、オラリオ行ってハーレム創るっきゃないわ。
しかも、血筋的にアルゴノゥトの子孫何だっけ?
ダンまちの知識ってあんまりないけど、何とかハッピーエンド目指して頑張るしかないよな。
可愛い子には笑顔が似合う。泣いてる顔もゾクゾク来て悪くはないけど、やっぱし笑顔よ。笑顔しか勝たん!
ファミリアは、一応ロキファミリアに入団できたらしたいな。
出来なかったらヘスティア様一択だけどね。
武器はどうしよう?
前世では子供の頃にチャンバラごっこしかしたことないな。
とりあえず、爺ちゃんから習うしかないだろ。
出来なきゃ、そこら辺にある木の枝で素振りして、後は筋トレでもするか。
やっぱし筋肉だな。筋肉は全てを解決する。
よーし、やるぞー!
「ベルよ、ハーレムこそが男のロマンじゃ!!!!」
「いやいや、爺ちゃん。ハーレムだけがロマンじゃないだろ。
何時だったか言っていたチラリズムはロマンから外れたのか?」
「むぅ。確かに、チラリズムも男のロマンといっても過言ではない。
ベルよ、成長したな。爺ちゃんは嬉しいぞ。」
「いや、こんなことで嬉しがるなよ」
「ではベルよ、女湯を覗きに行くときは何処から攻める?」
「無論、正面から正々堂々と行く」
「くぅぅ。感無量じゃぁ。
儂は幸せ者じゃぁぁぁぁぁ!!!!」
「だから、こんなことで嬉しがるなよ」
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