執筆停止にはならないよう頑張りたい。
「よし。朝も食べたし、出かける準備をするか。」
昨日ハンター協会との対話で今のこの国の現状を知った僕はモクローのレベルを急いで上げていたが、やはり新たな戦力が欲しいと感じ、外に行こうと支度をしようとしていると.
ピンポ~ン、ピンポ~ン。
「チャイム? 宅配便じゃないよな? いったい誰だ?」
突然インターホンがなったのでドアを開けると。
「君。申し訳ないんだけどまた未確認生物について話を聞かせてもらえないかな?」
「またですか、警察官さん。」
昨日家に来た警官が目の前にいた。
「とりあえず用件は何でしょうか?ここに来たという事はハンターの方々がまた僕に何か聞きたい事があるとかでしょうか?」
「その前に1つ聞いてもいいかい? 君は今日絶対に外せない予定とかはあるかね?」
「いえ、今日は外に出掛けようと思っただけですが、それがどうしたのですか?」
「分かった。ならすまないがすぐに出かける支度を頼む。それとスーツや制服みたいなしっかりした服装でね」
「スーツで...ですか? 分かりました、少し待って下さい。」
昨日と違い服の指定があるという事はどうやらただ事ではなさそうだ。
「ところで今日はどこに行くんですか?」
支度を終え、町を走るパトカーの中で隣にいる警察官に質問をすると、
「君はこれからある人達にあって未確認生物の話をしてもらう予定だよ。」
「それは昨日と同じでハンター協会の方々ですか?」
「いや違うよ。もっと上の立場の人ですよ。」
「では今日はいったい誰に会うのですか?」
「環境大臣の小林孝太郎氏、それと総理大臣の倉田吉彦氏の2人と対談をしてもらう予定かな。」
「え...嘘ですよね?」
「すまないけど、嘘じゃないんだよ君。」
さらっと、とんでもない答えが返ってきた。
その後1時間ほど車で走ると環境省に到着した。
「環境大臣と総理大臣のお二方は会議室にいます。それと君が来る事は既に受付に知らせていますので、そのまま通っても大丈夫ですよ。では失礼します。」
「分かりました。ありがとうございます。」
警察官は入り口付近で僕にそう伝え、そのままパトカーで帰っていった。
「えーと、会議室はここか。」
警官と別れた後、僕は会議室に到着し部屋に入ろうとしたが緊張で手が止まってしまった。
(この部屋に総理大臣と環境大臣が...大丈夫。向こうから会いたいって言ってきたんだし。何より話すのはポケモンの事だ。)
「よし。失礼いたします、小森陽太です。未確認生物についてのお話に参りました。」
部屋に入る心構えが出来た僕は会議室のドアをノックした。
「ああ、小森くんだね。遠慮なく入ってきなさい。」
すると入室許可が来たので、部屋に入った。
「こんにちは。今日はよく来てくれたね。」
「いらっしゃい。遠慮なくそこの椅子に座りたまえ。」
「すまないが昨日に続いて今日も頼むよ。小森君。」
すると部屋の中には大臣と思われる男性が2人となぜか宮本さんがいた。
テーブルの椅子に座り、宮本さんがどうしてここにいるのかを聞いてみることにした。
「宮本さん。一ついいですか?」
「何かな? 小森君。すまないが手短に頼む。」
「ところで宮本さんはどうしてここに?」
「未確認生物の事や君について2人に報告したのは私でね。そうしたら君に会って話がしたいとの事でしたので私が君との連絡を繋げたのです。今日は大臣と君を手助けする為にここにいるから、緊張しないで話をしてほしい。」
どうやら宮本さんが大臣の2人と僕を繋げてくれたらしい。それに見知った顔がいるのは総理大臣がいるこの状況ではそれだけで気持ちが楽になる。
「小森君。宮本君。そろそろ話に入ってもいいかね?」
「構いません。」
「僕は大丈夫です。」
質問も聞き終え、大臣の2人も待っているので本題に入る事にした。
「さて、話の前に私達2人の自己紹介からしようかな。私の名前は倉田吉彦。現総理大臣を努めている。」
「私の名前は小林孝太郎です。現環境大臣を努めています。今日は色々とよろしく。ね」
「それでは始めに君に一つ聞くが、今この日本という国がどうなっているか知っているかね?」
自己紹介を終えて、倉田さんは僕にそんな事を聞いてきた。
「え~と、確か未発見の植物や鉱物が見つかったり、未確認生物が突然現れて対処が出来なくなっていると昨日聞いたばかりですが、それがどうかしたんですか?」
とりあえず僕は昨日ハンター協会で聞いた事を答えた。
「大体はあってるかな。だけど実際の被害はもっと多いんだ。例えば毒や体の痺れで病院に運ばれたり、海や空に未確認生物が現れて観光業などにダメージが出たりと様々な悪影響が出てるんだ」
「まったく知りませんでした。そんな事になってたんですか...。」」
倉田さんは僕に改めて現状を説明してくれた。
「被害が様々な場所で出ていながら、何も出来ないと悔しい思いをしていたそんな時に君の事を宮本君から報告で知ったのです。そしてこの少年ならこの事態をなんとかできるかもしれないと思ったです。」
「なんとか出来るかも知れないって...確かに未確認生物の知識はそれなりにあります。でも...」
ライセンスがないとハンターにはなれないと、昨日ハンター協会で宮本さんに言われたばかりであったため言葉を躊躇っていると。
「その件についてなのですが小森君。たしか君はハンターライセンスの試験を免除してほしいと頼んでましたね。」
いきなり倉田大臣からライセンスの話題が降られて来た。
「はい。でもハンターは国の仕事だから政府に頼まないと、ライセンス免除は難しいって宮本さんがおっしってました」
「まずその事についてだが、すまないがハンターのライセンスを免除というのはとても難しい。その事は分かってほしい。」
「そうですか....検討してくださっただけありがとうございます。宮本さんにも無理を言ってすみませんでした。」
やはり内心駄目元だとは分かっていたが、ハンターライセンスは渡せない様だ。
「ですが。ポケモンへの豊富な知識。そして対抗手段であるモンスターボールの存在を私達へと教えてくれた事。それらの実績を踏まえて、君を調査隊に加入させるための試験を開きたいと思います。」
倉田さんはハンターライセンスの代わりに調査隊への加入試験に僕を誘ってきた。
「調査隊への入隊試験ですか?何ですかそれは?」
「実は今度記者会見をしようと思ってね。皆のおかげでポケモンの情報が集まってきたからね。だけど言葉だけではその情報を信じさせるのは難しい。そこで実物のポケモンを記者の目の前に出せば信憑性は大きく上がると言う訳だ。」
確かに言われてみれば、ポケモンという存在はかなり常識離れしている。それを言葉で全て説明するのは無理があるだろう。
「なるほど、つまりその会見用のポケモンを捕まえる事が試験内容なんですね。」
「それともう一つ条件を加える。モンスターボールは試験場所の現地で作ることだ。確かモンスターボールは素材を集めれば作れると宮本君から聞いている。なので作成の様子をこのカメラで動画に納めたいのです。」
要はモンスターボールを現地でクラフトしてそれでポケモンを捕まえろって事か。
「内容は分かりました。では試験の予定はいつでしょうか?明日あたりでしょうか?」
話を聞く限り調査隊に1日でも早く入らないと不味いので宮本さんに試験の予定を聞いてみると。
「いや。君が問題ないなら今すぐに車で試験場に行こうか。宮本くんは試験場所への案内とこの手紙を頼むよ。私は申し訳ないが仕事で抜けなければならないからね。」
「分かりました、倉本総理大臣。小森君、試験といっても緊張しないで大丈夫だからね。」
「小森君、私は君に付き添う事が出来ないが頑張ってくれたまえ。健闘を祈るよ。」
そう言って倉本さんは僕たちに激励の言葉を送り職務のために部屋を出ていった。
「ついたよ小森君。君には今からここで試験を受けてもらう。」
車を走らせ到着したのは環境省近くの自然公園だった。
「では試験内容を確認するよ。まず最初にポケモンを捕まえるためにモンスターボールをこの公園で作ること。またその様子を撮影した動画を撮ること。」
「次に作ったモンスターボールでポケモンを捕まえるんだけど....そこについて総理大臣から捕まえるポケモンのリクエストがあります。」
そう言って、宮本さんはリクエストの内容について説明を始めた。
「今回捕まえたポケモンは初めて会見に出る。つまり記者のカメラに映ってテレビやネットに初めて出回るという事でもあります。なので虫みたいな見た目の好き嫌いが別れるポケモン、大きすぎるもしくは小さすぎるポケモンは捕まえるのを避けてほしい。」
つまりは万人受けするポケモンを捕まえろって事か。
「大まかな話は以上ですが質問はありますか?」
「いえ大丈夫です。いつでも初めていいですよ。」
「それでは、試験を始めてください。」
小林さんの掛け声と共に試験が始まった。
(まずはモンスターボールを作るところからだな。最優先で探す素材は、てつのかけらだな)
今いる自然公園はキャンプが出来そうなぐらい川や木々が多いので、ぼんぐりとたまいしは簡単に入手できると踏み、入手場所が限られているてつのかけらを探す事にした。
(とはいえ、ここら辺でありそうな場所は川のふもとか洞窟ぐらいだけど....肝心の場所はどこなんだ?)
しかし、ここには初めてきた場所なのでどこに目的地があるのか全く分からず、後ろで待機している宮本さんに聞く事にした。
「すみません宮本さん。ここから近くにある洞窟もしくは川って知りませんか?」
「それなら、ここから20分ぐらいまっすぐ歩くと釣りができるぐらいの大きな川に着く。そこに行くといい。詳しい場所はこの地図にのせてある」
すると宮本さんが川の場所が記された地図をくれたので、そこに向かう事にした。
「モクロー、周囲の警戒を頼む」(モクッ!)
「なるほど、それが噂のポケモンなんだね。」
「小林さんは実際にポケモンを見るのは初めてなんですか?」
「そうだね。ほとんど映像で見ることが多かったから実際にこの目で見るのは初めてかな。おっと足を止めてしまったね」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
初めてポケモンを小林さんに驚かれながらもモンスターボールからモクローを出し、しばらく森の中を歩いているとあるものを見つけた。
「あれは....すみません小林さん、宮本さん。少し行きたい所が出来たので、来てもらってもよろしいでしょうか?」
「構わないが、どこにいくのかね?」
「あそこのオレンジ色の鉱石がある所です。モンスターボールはあれから取れた物を使って作るんです」
「分かった。動画を回しておくから君の好きな様にしなさい」
見つけたのはたまいしが取れる鉱石だった。目的地とは違う場所の為許可を取って近くまで行き。
「この鉱石はかなり固いので、ポケモンの力を借りて壊すんです。見てて下さい。モクロー!」
モクローに指示を出して、鉱石を破壊すると僕にとってはとても見覚えのある丸い石になった。
「小林さん、宮本さんどうぞ。これがモンスターボールに使う素材の一つのたまいしです」
せっかくなので取れたたまいしを二人に見せる事にした。
「これがたまいしですか。しかし素材の鉱石がここまで固いとなると....ありがとう小森君。これは返すよ。」
小林さんはたまいしを見てから何かを考えていたよう気がしたが、僕の気のせいだろう。
たまいしを10個程入手した後、僕たちはポケモンとの戦闘を避けながら目的地に向かっていた。
「大分回り道をしている様ですが大丈夫ですか?」
「ポケモンとの戦闘を出来るだけ避けながら歩いています。時間は掛かりますが川に向かってますので大丈夫ですよ」
宮本さんからの質問に答えていたそんな時。
(モクゥ)「モクロー? 大丈夫?」
急に警備させていたモクローがある方向をみて怯えだしたので見てみると、そこの遠くにゴーリキーがいた。
ゴーリキーレベル30オス
ポケモン図鑑でレベルを確かめて見るとなんと30。ちなみにモクローのレベルは8なので22もレベル差がある。だが幸運にもゴーリキーはかなり遠くにいてうまく逃げれそうなので、
「宮本さん、小林さん。近くにポケモンがいます。気付かれない内にここを離れましょう。」
「分かった。教えてくれてありがとう。」
2人に声を掛けてこの場をこっそりと離れた。
(想定はしてたけどこんなにレベルに差があるなんて.特訓は急がないと駄目だな....はぁ)
改めてこの状況が不味い事に気付かされていると、突然小林さんから声をかけられた。
「小森君。すまないけどちょっといいかい? あの木について聞きたい事があるんだけど」
「聞きたい事ですか?なんですか小林さん?」
「他の木はなんともないのにあのオレンジ色の木だけやたら激しく揺れているんだが、何なんだいあれ?」
「あれは....木にポケモンが住み着いてますね。」
そう言って小林さんが指差したのはポケモンがガサガサと揺らしているぼんぐりの実が成る木だった。
「すみません小林さん。あの木少し調べてみます。」
「大丈夫なのかい? ポケモンがいるのでは?」
「大丈夫です。多分対処出来ます。」
小林さんを横目に僕は揺れている木に近づいていく。すると木の中から
(ケケー!)
野生のマケンカニが飛び出して来た。
マケンカニオスレベル11
「モクロー頼む!」(モクッ!)
図鑑で調べた所レベル差は少なくさらにタイプ相性もモクローが有利なので捕獲をする事にした。
「モクローこのは!」(モクッ!)シュババ!!
(マケェ!)ポポポ!!
「防がれた!? そんな?」
先手でこのはをマケンカニにくり出すが、あわらしき物で相殺されてしまう。
(マケェ!)ギュウァ
マケンカニはこっちの番だと言わんばかりに左腕に力を込め突撃する。
(マケンカニのレベルは11.技の種類も多くあるとは思えない.なら!)
突撃の間に考えをまとめ次の指示を出す。
「モクロー! かわさずにマケンカニに全力で体当たり!」
(モクッ!)ドゴォ!
(マケェ!)バキィ!
そう僕が出した指示はあえて攻撃を受けて反撃の隙を作ることだった。マケンカニの今のレベルとタイプからモクローへの有効打は無いと判断したのだ。
「モクロー大丈夫? まだ行ける?」(モクッ!)
モクローはダメージを受けて居るがまだ戦えるようだ。
(マケェ!)ポポポポ!
「モクロー! かわしながら近づくんだ!」
(モクッ! 、モクッ! 、モクッ!)シュッ、シュッ
(マ、マケェ!)ポポポポ!
マケンカニが遠くからあわをくり出す。それらをモクローは持ち前の素早さでかわしながら近づきそして、
「今だモクロー! このは!」
(モクゥァ! モク!)シュババ!!
(マ、マケェ!)
至近距離からこのはを直撃させた。
(ケ、ケェ)ボロ.
どうやらマケンカニにかなりのダメージを与えられたのでそろそろ捕まえよう。
「モクロー! 一端下がって! そのポケモンは捕まえるよ!」(モクッ!)
「良し。行け! モンスターボール!」
そう指示を出し僕はカバンから出したモンスターボールをマケンカニに向かって投げた。
(ケェ?)バシュンテンテン
マケンカニが光と共にボールの中に入っていく。一回、二回、三回とボールが揺れそして、カチリ。とポケモンを捕まえた合図の音が聞こえた。
マケンカニオスレベル11
せいかくいじっぱり
とくせいてつのこぶし
もちものなし
①あわ
②いわくだき
③にらみつける
モクローオスレベル9
①たいあたり
②なきごえ
③このは
④つつく(New!)
「なかなかいいのを捕まえられたんじゃないか? それにモクローも新しくつつくを覚えたみたいだし」
早速図鑑で捕まえたマケンカニとさっきの戦闘でレベルが上がったモクローのデータを見ていると
「小森君、しっかりと動画に納めたよ。今のがモンスターボールを使ったポケモンの捕獲なんだね?」
後ろに下がっていた小林さんと宮本さんが出てきて、僕に聞いて来た。
「その通りです。ちなみにいくつかルールがありますがそれは機会があれば説明します。」
そう言って二人からの追及を終わらせつつ、僕はマケンカニがいた木から素材の一つであるぼんぐりを確保した。
無事にぼんぐりを確保した後、10分程歩いているとついに目的地である川に到着したのだが.
「出来ればここらへんで手に入れたいんだけど.ってめっちゃあるやん」
なんとてつのかけらはすぐに見つかった。それも一つや二つではなく軽く見渡せるだけで20個程ある。
「小林さん、宮本さん。今からモンスターボールを作りますので見ていて下さい」
「申し訳ないが、動画の準備するから少し待ってくれないか?」
「分かりました。準備が終わりましたら声をかけて下さい」
無事に素材を全部揃えた僕は報告を終えた後に早速クラフトセットを取り出し、セットの取扱書とレシピを見ながらボールの作成を進めていき、
「出来ました。これがモンスターボールです。ちなみに素材に余裕があったので多めに5個作りました」
無事初めてのモンスターボールのクラフトに成功するのであった。
「宮本さん。早速作ったモンスターボールで会見用のポケモンを捕まえたいのですがよろしいでしょうか?」
「大丈夫だよ。君がモンスターボールを作っている様子はしっかり録画出来たからね」
「それは良かったです。でもその動画何に使うんですか?」
「とても重要な事に使う予定だよ」
動画撮影をしていたのでポケモンを捕まえに行っても大丈夫なのか宮本さんに聞いてみたが問題ないとの返事が帰ってきた。
「それなら遠慮なく探しますか。といってもな」
ポケモンを捕まえようと回りを見渡すがここは川に近い水辺。ヨワシやドジョッチみたいな小魚のポケモン、シズクモやレディバの様な虫ポケモンが大半なのだ。
なかなか会見用のポケモンの条件にあったものを見つけられず苦労していると。
コダッ、コダッ
「何だ? 今の鳴き声は? とりあえず向かってみるか」
近くから鳴き声がしたのでその場所に近付くと、そこにはコダックがいた。
「小森君。あのポケモンを捕まえるのかい?」
「はい。条件を概ね満たしていますので。ですが今回はこっちから仕掛けてみたいと思います。どうやらあのポケモンはこっちに気づいていない様なので。最後に確認ですが会見用のポケモンはあれで大丈夫でしょうか?」
「ああ。あれなら問題ないと思うよ。仕掛けるタイミングは君に任せるよ」
「分かりました。ならもう仕掛けます。今だモクロー! このは!」
宮本さんからお墨付きをもらったのでモクローに指示を出し、こちらに背中を向けているコダックに向けて攻撃を仕掛けた。
(コダッァ...)ヨロリ.
どうやら奇襲には成功したようでかなりの大ダメージをコダックに与えられたようなので、反撃をされる前にモンスターボールで捕まえる事にした。
「よし。今だ! モンスターボール!」
(ゴダァ!)バシュンテンテン
モンスターボールにコダックが入っていき1回、2回、3回と揺れそしてカチリ。と無事にポケモンを捕まえた合図の音がした。
「宮本さん、小林さん、終わりました。無事に捕まえる事が出来ました」
捕獲を終えた僕は早速コダックを図鑑に登録した後二人に見せる。ちなみにコダックとの戦いで分かったことだが経験値は手持ちポケモン全員に入る仕様だと分かった。
「お疲れ様、ところで小森君。改めて聞きますが今回の試験の内容は覚えていますか?」
「はい。会見用のポケモンを捕まえることだと。」
「そう。君は今そのポケモンを捕まえました。なのでここで試験の結果を発表させてもらいます....と言ってももう結果は宮本くんと出してますがね。小森君。合格です」
「本当ですか! ありがとうございます!」
コダックを捕まえた後に小林さんから無事に合格を貰いこれで試験は終わりと思ったのだが一つ気になった事を聞いてみる事にした。
「すみません宮本さん。一ついいですか?」
「なんですか? 小森君」
「コダックの事なんですが僕が捕まえましたので会見で見せるには二人に一回コダックを貸すという形になるのですが」
「なるほど、では君は当日会見の会場に来て必要があればサポートをしなさい。話は私がつけておく」
「宮本くん? 何を言っているのだね!?」
「彼がいれば万が一のポケモンのトラブルにも対処ができますし、それに小森君。これは調査隊としての初めての仕事だ。頑張りたまえ」
「.はい! 分かりました!」
最後にとても重要な仕事を任されて今度こそ調査隊の試験は終了となった。
『緊急速報です。政府が数日前に現れた未確認生物についての会見を開くとの事です。』
試験を終え、家に帰って来た僕はテレビでニュースを見ながらコダックをポケモン図鑑で確かめていた。
コダックレベル11オス
せいかくおくびょう
とくせいしめりけ
もちものなし
①ひっかく
②しっぽをふる
③みずでっぽう
④ねんりき
これで無事に三匹目のポケモンを捕まえる事が出来たのだが、(ちなみにコダックを政府に貸すのは会見が終わるまでという事になった。)一つ重要な問題があった。
「もう三匹か...あっという間だな。」
それは手持ちの制限である。手持ちは最大6匹までと決まっておりそれ以上はポケモンボックスに預ける必要があるのだが、僕のポケモンボックスは何故かまったく起動しないのだ。
「どうしたら動くんだよこれ。ん?これ何かに差し込めそうだな? これ機械と合わせて使うのか」
しかし起動出来ないとポケモン図鑑完成という目的に大きな影響が出るためよ~くボックスを見てみるとゲームカセットの様な差し込み口を見つけたので、まさかと思いポケモン図鑑の本体の上側を見てみるとポケモンボックス専用の物と思われる挿入口が見つかった。(ちなみに本体の下側にも挿入口と思われる物があった)
「多分行けるはずなんだけど。どうだ....?」
僕は早速ポケモンボックスのカセットを図鑑に入れると。
『ようこそ。こちらはボックスシステムです。こちらでは捕まえたポケモンを預けたり、ボックスの中のポケモンを連れていく事が出来るシステムです。ぜひご利用ください』
そんなナビが図鑑に表示されたのであった。
作者が忘れないためのオリジナル設定解説
①モンスターボールの素材はたまいし・てつのかけら・ぼんぐりで統一(ただし必要な数は少し違う。)
②野生のポケモンのレベルは統一されてなくバラバラ。
③木の実の木からポケモンが出てくる。(何種類か出てくるポケモンがいる模様。)
④戦闘の経験値は全員に入る。(戦闘に参加してないポケモンも対象。)
⑤クラフトはクラフトレシピを使いアイテムを作る。(他にレシピがあればそれで代用可能である。)
⑥野生のポケモンに気づかれていなければ背後から先手を仕掛ける事が出来る。(ただし捕獲率は上がらない。)